IMITATION BLACK
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新しい日常のその名前は、
前書き
久しぶりなような気がしますね。
やっと続きを書く気になった私こと蝶々蛾々ですが。
どうなることやら。
とは言いつつ、この辺からやっと本筋に入る…かな?
「非日常」と「日常」が入り混じってしまった人たちのはなしです。
放課後。
僕はスタジオに行ってみた。
海斗と樂が僕の苦しみ、僕の哀しみを分かってくれると信じて。
その結果が。
「…海斗」
「レン。…久しぶり、だね」
暗い目をした海斗だった。
「うん、久しぶり。」
「樂は…」
「来て、ないんでしょ?」
「きてない」
「葬式にも、出てなかったって、母さんが言ってた」
「そう」
言葉が、続かなかった。
海斗の暗い目に映る僕の目も、同じくらいに暗いのが分かった。
リンが居ないだけでこんなに違う。
リンが居ないだけで僕らはバラバラだ。
リンが居ないだけで僕らは生きる気力みたいなものを根こそぎ
奪われたみたいだ。
リンが居ないだけで…
リンが、居ない?
リンはもう、居ない?
「いな、い。りんが、いない」
「レン?どうしたの?」
「…なんでも、ないよ」
リンは居ないんだ、もう。
認めたくなくても、知りたくなくても。
そして、ダレかが受け止めなきゃいけないんだ。
いちばん初めに認めなきゃならないんだ。
決意したつもりだった。なのに、僕は止められなかった。それは僕の罪?
後書き
久々にちょっと進みました…!
疲れた~けど、たーのしーぃ♪
適当に出そうと思ってたのに樂が出てきませんでしたね。
まぁ、いっか。
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