『ポケスペの世界へ』
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第二話
「ようやくヨシノシティに着いたな……」
俺達は三時間かけてヨシノシティに着いた。
三時間もかかったんは、ワカバタウンとヨシノシティの間にある29番道路でピカチュウとヒノアラシのレベル上げをしていたんやな。
今のレベルはピカチュウレベル12、ヒノアラシレベル12に上げている。
「とりあえずポケモンセンターで休息するか」
二匹をボールに戻してジョーイさんに預け る。
「ふぅ~」
俺はポカリを買って一息いれる。
「……何で29番道路にイトマルやゴローンとかおんのや?」
俺はそう呟いた。
29番道路にはポッポ、オタチ、コラッタ、夜にはホーホーが出るはずやのに、イトマルやゴローン、イワーク、プリンとかもいてんな。
「……まさか、金魚クリスタルやけどポケスペか?」
ポケスペは草むらに入ったら色んなポケモン出てくるからな。
「……まさかな……」
あの漫画は面白いけどな。アニメ化はしてほしい作品やし。
「まぁ、ポケスペでも俺は関わらんとこかな」
そこら辺は主人公達に任すわ。
「ショウさ?ん。回復は終了しましたよ」
ジョーイさんが言ってくる。
「あざーす」
俺は二匹を受けとってポケモンセンターを出た。
「さて、時間は昼の1時か。メシはさっきお握り食べたし、このままキキョウシティに行くか」
二匹もボールの中で頷いた。
「キズぐすり買って30、31番道路に行くか」
俺はチャリに乗ってヨシノシティを出た。
―――31番道路―――
「ヒノアラシ”ひのこ”やッ!!」
ヒノアラシのひのこがむしとり少年のキャタピーに直撃してキャタピーが倒れた。
「僕の負けだ。はい、賞金の500円だよ」
「まいど?」
俺はむしとり少年から500円を受け取る。
「もう夜やな。キキョウシティにちゃっちゃと行くか」
ポケギアで時刻を見ると、夜7時を指していた。
俺はゲートを通ってキキョウシティのポケモンセンターに入った。
「お願いしま?す」
「はい」
俺は四つのボールをジョーイさんに渡す。
ん?増えてないかやて?
あれからバタフリー、ピジョンを捕まえてんな。
「ん?」
ソファーに座っていると、ポケモン雑誌を見つけた。
「………ん?」
十一歳でポケモンリーグチャンピオンになったマサラタウン出身のレッドの写真があった。
………ポケスペのレッドやった。
「……ポケスペかぁ?」
俺はソファーに寝転がる。
まぁエリカやナツメ、カンナおるからええけどな。
三人好きやからなぁ。多分エリカファンの奴は絶対に多いな。(笑)
「ショウさん、終わりましたよ」
「はいはい」
俺はボールを受け取る。
「さて、マダツボミの塔でゴース捕まえてから寝るか」
俺達はマダツボミの塔に向かった。
―――マダツボミの塔内―――
何故か所々、壊れているところがあったけどゴールドとシルバーの仕業やな。
「ん?」
……何故か、マダツボミの塔はゴースが出るはずやのにゲンガーが出た。
「まぁええや、ポケスペの世界やしな。ピカ チュウ、”でんじは”ッ!!」
ピカチュウが”でんじは”でゲンガーの動きを麻痺させる。
「”電気ショック”やッ!!」
そして”電気ショック”でゲンガーの体力を減らす。
「今やッ!!」
俺はモンスターボールをゲンガーに向けて投 げた。
ボムンッ!!
「よし、捕まえたな」
無抵抗しなくなったボールを拾い上げる。
「さて、後は秘伝マシンのフラッシュを貰うだけやな」
「相手はマダツボミだけやからヒノアラシとピジョンで充分やからな」
「ぬぅ、儂の負けじゃ。約束通り秘伝マシンのフラッシュをあげよう」
まぁ余裕でマダツボミを倒した。
そして、あなぬけのヒモを使ってマダツボミの塔を脱出した。
時刻は夜の9時か……。
「ポケモンセンターに泊まるか」
俺はチャリでポケモンセンターに向かって、皆と一緒に遅めの晩飯を食べる。(豚生姜定食)
ちなみに、ポケモンセンターではトレーナーのために寝食はタダらしい。
「ふぅ、食った食った。風呂に入って寝るか」
俺達は風呂に入って着替えて布団に潜り込んだ。
明日はジム戦やな……。
後書き
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