ハイスクールX×X
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1週間もなにもしないのはおかしい
朱乃side
「あれ?」
チラシ配りを終えて今日から悪魔の仕事
かと思いきや兵藤君が転移出来なかった…
「あの、部長?」
「一誠君の魔力量は子供以下ですね」
コレで彼の駒が8つだったのは
赤龍帝の籠手だったからと確信出来ますね
「イッセー
この転移はね幼稚園児でも出来るのだけど
どうやら貴方は幼稚園児以下の魔力みたい…」
まさか幼稚園児以下が存在するとは
最初から魔力を持っていないなら分かりますが幼稚園児以下
「ップ」
思わず笑ってしまいます
「朱乃さん、何とかならないんですか?」
「仕方有りませんね
今回だけですよ、リアス
どちらも最初の仕事を一緒にで宜しいでしょうか?」
「ええ、まぁ
どちらにせよ小猫をつけるつもりだったし、良いわよ」
リアスから許可を頂いたので私も転移魔法陣に立った
「今回は私が魔力を使います
その内魔力は自分でどうにかしてくださいね」
「ありがとうございます!朱乃さん!」
頭をさげる兵藤君を見て微笑みながら転移した
…………………………………………………………………………………………………………………………………
「さて、つきました」
どうやらマンションのようですね…
「依頼者さーん、悪魔が来ましたよ~」
兵藤君、それだとお金の取り立てに来た闇金ですよ
「二人にょ?
一人って聞いたにょ?」
っこ、この語尾と野太い声は
「ミルたんじゃ有りませんか!」「うぉ…」
私と兵藤君が後ろを振り向くとミルたんがいた
「悪魔さんが何でミルたんの事を知ってるにょ?」
「朱乃さん、知り合いですか?」
このミルたんの反応を見る限り…
「別のミルたんですか?」
「別のミルたん?
…もしかしてヴァリアーのミルたんにょ?」
「ええ、そうです
あ、ヴァリアーの事は言うのは無しの方向で」
どうやらこのミルたんは別のミルたんみたいですね
ヴァリアーのミルたんと言えばヴァリアー屈指の格闘の達人
私も何度か手解きを受けています
「ヴァリアーって、何ですか?」
っち、やはり聞かれていましたか…
「とある組織で
仕事以外で目立ってなくて謎の組織みたいなものです
兵藤君、ミルたん、ヴァリアーは私が住んでいる寮のスポンサーです
なのでヴァリアーに関してはリアス達に絶対に言わないでください」
お願いしますと頭をさげると言わないと返事をしてくれた
よかった、バレたらXANXUSに顔向け出来ない
「っで、ミルたん
今回の願いの内容は?」
願いは恐らくヴァリアーのミルたんと一緒でしょう
「ミルたんを魔法少女にして欲しいみょ」
「異世界にでも行ってください」
「もう行ったにょ」
「彼処には魔法少女になれる物が無いですからね」
顔で行ったのかよ!知ってるんですか!と言っている兵藤君
「悪魔ちゃん」
ちゃんですか
私的にはさんの方が良いんですが、まぁ、良いです
「ヴァリアーのミルたんと一緒でも良いにょ」
「すみません、私はヴァリアーではなく
リアス・グレモリー眷属で女王の姫島朱乃です
ヴァリアーのミルたんと同じ力が欲しいのならばヴァリアーに入るしか
その場合私ではなくヴァリアーのミルたん経由で」
「朱乃さん、其処は」
私が紹介しろと?
「ヴァリアーは秘密主義で
三大勢力とは関わっていない組織です
余り情報を漏らすと私達が殺されます」
だから黙っててねとウィンクするとはいと頷いた
結局今回の依頼はアニメ観賞になってリアスに叱られたので
ミルたんとの記念写真を見せると何も言わなくなった
XANXUSside
「終わらせるか」
先ほどアーシア・アルジェントと兵藤一誠が接触したとの情報が入った
教会の土地を買い取って壊す事になったから出禁のアレは後ではられるだろう
はぐれ神父大量にこの街に居るからな、本格的に拙い
はぐれ神父は一般人や悪魔と契約しようとする奴を殺そうとする
ふざけんなよ、グレモリー、夏休みとか冥界に行ってる間絶対結界を変えてやる
「金をかけない為にも一回で終わらせるか」
俺は不可視の結界をはって右手に憤怒の炎をためた
「掻っ消えろ!!」
ドゴーーーーン
教会は灰になった…
「地下が有ったのか」
教会の灰になった部分は地上だけで
どうやら地下が有ったようだ
「な、何なのよ急に」
っち、レイナーレしか居ないのか
「消えろ」
俺は二丁拳銃を取り出して撃った
嵐の炎を拳銃の死ぬ気弾に込めたから分解されて血も残らない
人払いと外からは普通の廃教会に見えるようにしてっと、終わり
「っげ、XANXUS」「XANXUS?」
※ 此処からは日本語ですが外国語使ってます
「何のようだカス龍帝」
朱乃の報告によればまだ赤龍帝の籠手だとはわかっていない
アーシア・アルジェントと何らかのイベントを起こして赤龍帝の籠手を目覚めさせる
だけど、俺が此処でフラグをへし折ったので赤龍帝の籠手は目覚めない
「カス龍帝?
もしかして俺?」
「てめえ以外、誰がいる?
意味は朱乃から聞いておけ。俺の土地に何のようだ?」
やっべーな、思わず俺の土地と言ってしまったが
此処でなにをしようか考えてなかった
「俺の土地って
アーシアを連れて来ただけだ」
「アーシア・アルジェントです…えっと」
挨拶をしたのは良いが
言葉が兵藤以外伝わっていないのを思い出した
「安心しろ、12カ国語喋れる」
コレぞヴァリアークォリティー
ヴァリアーは天才の集まりみたいなもの
まぁ、ミルたんみたいな特例があるのだがな
「1,12カ国ですか!」
はっはっは、恐れ入ったか
ヴァリアーで一番多いんだぞ
「おぃ、兵藤
此処に教会は有ったが潰した」
「え、潰したって」
バサ
俺はこの土地の権利書を見せた
「った、確かに此処だ…ちょっと待て教会にいた奴等は!?」
「元からいねえ
此処は廃教会だ、知らねえのか、バカが!」
俺は二人を無視して家に帰った…あ、そうだ
此処の土地を社員専用の風呂屋に改造しよう!
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