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FAIRYTAIL 2人の滅竜魔導士

作者:フレイム
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第2話 マグノリア駅

 
前書き
お久しぶりです。
それではどうぞ〜。 

 
マグノリア駅

「だいたいなんでてめぇと一緒に仕事に
いかねえといけねえんだよ」

「知るかよ。エルザにきけよそんなことはよ」

現在マグノリア駅のホームで妖精の尻尾の
魔導士であるナツとグレイが喧嘩を
している。

「俺はやだぞ!こんなヒエヒエ野郎と
一緒に仕事行くなんて!」

「じゃあお前だけかえれよ燃えカス野郎!
エルザに怒られてもいいならな!」

しまいには殴り合いをしあう始末。

「こら!喧嘩はやめなさい、2人とも!」

その喧嘩をフェアリーテイルの新人魔導士
のルーシィが喧嘩を止めた。

「まったく、一緒に仕事に行く仲間なんだ
から仲良くしなさいよね!」

ため息まじりにルーシィが言う。

「………何でルーシィがここにいるんだ?」

「頼まれたのよ!ミラさんに」

『あの2人ほっとくとすぐ喧嘩しちゃうから
その時はルーシィが止めにいってあげてね』

「だから仕方なくついて行くのよ」

「本当はついて行きたいんでしょ」

ナツの相棒であるハッピーが少しにやけ
ながら言う。

「そんなわけないでしょ!」

「まあまあ落ち着いてよルーシィ。
ナツとグレイも喧嘩しないの」

ルーシィの隣にいたナツと同じチームを
組んでいるリサーナが言った。

「ちぇ」

「怒られてやんの」

「てめぇもだろうが!パンツ怪人!」

「なんだよやんのかメラメラ野郎!」

「「だから喧嘩はやめなさい!!」」

「あい!」

また喧嘩をはじめだすナツとグレイ。
それを止めようと大声をだすルーシィと
リサーナ。どちらの味方がわからない
ただ返事だけをしたハッピー。
そんな5人を遠くから見ていたセツラとミスト。

「何だか凄い人達だな、セツラ」

「うん。本当に凄すぎて何も言えない」

「すまない、遅くなった」

今回の仕事を頼んできたフェアリーテイル
最強の女魔導士のエルザがきた。

「あっ、エルザさん!」

エルザの声にルーシィが反応してエルザの
方に向いた。

「って、荷物多おぉ!」

予想以上の荷物の多さに驚くルーシィ。

「セツラ、ミスト。済まなかったな。
フェアリーテイルに入ってきたばかり
なのにいきなり仕事を頼んで」

「いえいえ、別に何の問題もないです」

「むしろ、俺達もやる気満々だしな」

「ふむ、そういってもらえるとありがたい。
だが、今回はおそらく厳しい。仕事になる。
こころして頼むぞ!」

「「はい!」」

「よし。あぁ、そうだ。みんなに2人を
紹介しないとな。ナツ、グレイ、リサーナ
ハッピーと新人?もきてくれ」

「5人がこっちに来る」

「紹介しよう。昨日ギルドに入った
セツラとミストだ。2人共ドラゴンスレイヤー
だからな。今日の強大な戦力になる。
仲良くしろよ」

「セツラと言います。わたしは雪の滅竜魔法を
使います。よろしくお願いします」

「俺はミスト。霧の滅竜魔法を使う。
よろしく頼みます」

「お前ら2人共ドラゴンスレイヤーって
ことはお前ら2人も7年前の7月7日に
ドラゴンが?」

「はい。俺の育て親のミステールも」

「わたしの育て親のスノウガルも
いなくなりました」

「そうか………まぁ、同じドラゴンスレイヤー
同士仲良くしような」

ナツが二人に手を出した。2人は差し出された
手を握った。

「よし、一通り挨拶はすんだようだな。
それでは……

「おい、ちょっとまてよエルザ」

「ん?何だナツ?」

列車に向かおうとしたエルザをナツが
呼び止める。

「仕事を手伝ってやるのはいいが、
条件つきだ」

「ほぉ。何だ、言ってみろ?」

ナツはエルザに指を突きつけて言った。

「この仕事から帰ってきたら俺と勝負しろ」

『!!?』

その場にいた全員がびっくりしている。

「バカ、やめろナツ!また、返り討ちに
あうぞ」

無謀な挑戦をするナツをグレイが止めようと
する。

「俺は昔の俺とは違うんだよ!つぎこそ
エルザに勝つ!」

「……ふむ。確かにお前は強くなった。
いいだろう。わたしはいささか自信は
ないがその勝負受けてたとう」

「うっしゃー、燃えてきたーー!!」

こうして8人は列車に乗り込んだ。
 
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