IS 〈インフィニット・ストラトス〉×トリコ 食を探求する夏の毒!
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女神VS超融合生命体
「ぎゃぁぁあああああああああ!!!」
『デュァアアア!!!』
一夏と融合したドルソルはまるで研究員達に恨みを抱いているかのように研究員の首を絞め、四肢を切断し、じわじわと死ぬギリギリで生かしていた。簡単には殺さない、俺たちが味わった痛みを味わうといい。っというとでもいいたいかの如く研究員に力をふるっていく。ドルソルは元々サイボーグへと改造された素体が変化したもの、その素体達の怨念がそうさせているのかもしれない。
「一夏!」
『デュワァ?』
背後に気配を感じたドルソルは振り返った。そこには苦しみもがいている研究員達と、自分に鋭い眼光を飛ばしている優奈が居た。
「来たよ一夏、妻として貴方を助けます」
『デュアアアアア!!!』
ドルソルは優奈から放たれている闘争心を感じ取ったのか優奈に向かって走りだした、優奈は流石に狭い廊下で戦闘すると不利だと考えて後ろに走り出して、先程の広いスペースが有る格納庫へと向かった。ドルソルは優奈に完全に狙いを定めたのか優奈に向かって一直線。優奈は格納庫に辿り着くと中心部に陣取って構えをとった。ドルソルも直ぐに格納庫へ到着し、中央に陣取っている優奈に向かって赤いエネルギー弾を発射して優奈を攻撃する。
「はっ!ふっ!たりゃ!」
が優奈は落ち着いて腕でエネルギー弾を弾いて地面に叩き落す。ドルソルはそれに苛立ったのか次々と攻撃を放つが、どれも優奈の見事な捌きによってどれも無力化されていく。ドルソルは遠距離での攻撃を諦めて、近距離での戦闘を決断。距離を詰めて優奈へ殴りかかる。
「よっ!にょっほい!!」
優奈はドルソルの動きを完全に読みきっており、アッサリ攻撃を避けていく。当たりそうな攻撃はドルソルの胸鎖関節を強く押して攻撃の軌道を変えさせて攻撃を無力化する。ドルソルが蹴りをしようとしても直ぐに蹴りをはなって攻撃を相殺し、殴りかかってくる勢いを利用してそのまま後ろへと投げ飛ばす。
『グルルルゥゥ!!』
「お~苛立ってる苛立ってる」
優奈の戦闘スタイルは相手の攻撃を捌いて、目立って攻撃はせず、相手の攻撃の勢いや力を利用する捌き主体のスタイル。自らの攻撃が決まらずの怒っているドルソルの攻撃はどんどん直線的に、力任せへとなっていく。そうなってしまえは逆に優奈にとって好都合すぎる。ドルソルは優奈の腕を掴んでそのまま手首を捻ろうとするが、優奈はそのまま身体を大きく回転させて体勢を立て直して、そのまま拘束から脱出、後ろへと倒れるようにしながらドルソルを投げ飛ばす。ドルソルは体制を崩した所を狙って優奈は手に空気中の水分を集めそれを急速冷却、特大の氷球を作り出して、それに自分のエネルギーをこめてそのままドルソルへと投げつけた。
『キュルラァァアア!!!』
ドルソルは苦しみ始め、地面に手を付くが直ぐに立ち上がる。どうやらまだまだ活動は可能のようだ。一夏の炎を使って冷気から逃れているのかもしれない。
「う~ん一夏の炎を使って冷気から身を護ってるくさい~。でも知ってる?一夏って私に一度も勝った事ないんだよ?」
『デュァァアアアア!!!』
ドルソルは急に背筋を伸ばすと背中の触手を伸ばして切り離した。それは自分の意思で浮遊を始め、ブーメランのように回転しながら優奈へと向かっていく。
「嘘!?わぉ!」
優奈はバレエ選手顔負けの体の柔軟さを生かして、身体を大きく曲げてブーメランを避ける。ブーメランは壁に突き刺さって動かなくなるが、ドルソルの触手は再び同じ長さまで伸びる。ドルソルは触手全てをブーメランへとかえて優奈へとはなっていく。
「わぉ!なんとも立派な武器をお持ちで!」
が優奈は自分のペースを崩していなかった。連続攻撃に晒された優奈は普通ではありえない防御を行った。飛んで来るブーメランを掠め取るようにもって壁へと投げつけて壁に突き刺して使用不能にしていく。それらを一秒にも満たない刹那の間に何度もやってのけている。しかも動きには焦燥など全く無く、リラックスした動きだった。
『デュアァァアアアア!!!!』
ドルソルは遂に完全に冷静さを欠いて両腕に膨大なエネルギーを蓄積させ、そのまま左腕を右肘に当てて右腕から光線を発射した。ビュルルルルルッ!!!耳障りな音を立てながら優奈へと光線は向かって行く。が優奈は懐からノッキングガンを取り出した。
「う~ん…そりゃ!!」
右手に持ってノッキングガンでドルソルの光線を受け止めたのだ。勿論のこのノッキングガンは優奈のお手製の特別製でとんでもない位頑丈。
「ベムちゃん、我に力を~!ストリーム・返しぃ!!」
優奈はそのまま円を描くようにして、テニスのショットのように光線を弾き返してしまった。ドルソルは当然驚愕、光線を放ったポーズのまま光線を胸に直撃し、苦しそうに地面に手を付く。なんとか立ち上がろうとするが中々立ち上がれない。優奈は好機と思い、思いっきりジャンプした。
「龍神 優奈が貴方に問う!其はなんぞ!?」
そのまま足に水分を集中させて再び瞬間氷結させて、-24度の怒涛の氷結を生み出した。そして
「そりゃ優奈ちゃんでしょキィィィィイイイクッ!!!」
『デュア!?デュゥゥゥウウ…ァァアアア…』
そのまま一気にドルソル目掛けて急降下、ドルソルはそれを見て再び光線を放とうとエネルギーを収束させるがエネルギーチャージが追いついていないのか光線が出せない。優奈の蹴りを避ける事もままならず、蹴りはドルソルの胸部へと直撃した。
『キシャァアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!』
優奈の足に纏っていた冷気が全てドルソルの身体へと浸透していき、ドルソルの体が徐々に凍り始めていく。優奈は深く蹴りを埋め込んだ後にバク転の要領でドルソルから距離をとった。
『デュルラァァァアアアアアアアアア!!!キシャルラァァアアアアア!!!!!』
ドルソルは苦しみの満ちた声を上げて、そのまま身体を搔き毟るように暴れている。身体を地面に叩きつけ、苦しみから必死に逃れようとしている。頭を床にぶつけ、身体を壁に投げ出すようにぶつけている。が遂に力尽きたように地面に突っ伏し、ドルソルは融けていく。
『お姉ちゃん…あリが…トウ…』
ドルソルは幾人の声が混ざり合ったような声でそういった。優奈は驚いて反応出来なかったがドルソルはそのまま融けて消えていった。後には一夏だけが残されていた。優奈は一夏に駆け寄って一夏を抱き起こす。
「一夏!大丈夫!?」
「あぁぁ…」
地の底から湧いたような低い声で一夏は口を開いた。目を弱弱しく開けて優奈を見ている。
「有難う…優奈…」
「もう、心配させないでよね」
優奈は一夏にキスをした。一夏はそれを拒む事無く受け入れた。そのキスは今までのキスの中で一番深くて優しいキスだった。
後書き
一「一夏と!!」
ナ「ナタリーと!!」
リ「うp主(作者)の!!」
一、リ、ナ「「「後書きコーナー!!!」」」
リ「はいっという訳で今回も始まりましたこのコーナー」
一「いやぁ、マジで死ぬかと思ったぜ」
ナ「っていうか優奈フリーダムすぎるでしょ」
リ「そりゃまあね優奈だし、因みに優奈のイメージ声優は水谷 優子さんです」
ナ、一「ああ、あの人ならしょうがない」
リ「でしょ?それでは皆さん!!作品を読んだら感想を送ってください!これを習慣にして貰えると助かります!感想は私にとって、最高の栄養剤のような物なのです!」
ナ「感想が来ると、作者の創作意欲が湧くから宜しく頼むよ」
一「質問なんかも募集中だぜ!」
一、リ、ナ「「「それでは待て!次回!!」」」
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