ネタ帳(旧:没ネタ集)
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前書き
ハイスクールD×Dモノ導入部のみ
【天界】、【冥界】、【人間界】。 世界はこの三つの界によってできている。
天使や神が住まうとされている、楽園。 【天界】
悪魔や堕天使たちの堕ちる先。 【冥界】
最も弱く、しかし最も多く人の住む。 【人間界】
この三界は互いに干渉し合いながら、時に争い、時に協力し、今日まで生をつないできた。
だが、これらの世界と最も深く関わりながら、最も遠い位置にもう一つ世界は存在する。
【地獄界】
天界において、冥界の別名として呼ばれる、【地獄】とは全く別物である。 天界に置ける【地獄】の意味合いは、悪魔や堕天使、そして悪行を重ねた人間を閉じ込めるために神が作ったとされる、大地の監獄のことなのだ。 当然、悪魔、堕天使たちが普通に生活をしている場所である。
対し、【地獄界】とは、生きているものは何人たりとも入ることはできない世界であり、先の三界全ての裏側に存在する世界である。
『生きているうちは何人たりとも』というのは嘘偽りなく、脆弱な人間はもちろん、悪魔や天使と呼ばれる存在はおろか、神や魔王、はたまたその二つさえ怯えたとされる伝説の龍のように強大で、世界の創りすら変革させてしまえるほどの力の持ち主さえ、入ることは叶わなかった。
『閻魔大王』と呼ばれる王が統治し、死者を輪廻転生へと導く、【鬼】たちの楽園でもある。
鬼はどこの世界にも存在する。 すべての界を行き来することができる存在なのである。
そして、時に神と呼ばれ、時に悪魔と呼ばれながら、鬼たちは生活しているのである。
【地獄界】とは、輪廻転生を待つために、生前の悪行を曝け出し、罰を与え、その罰を全うすることで、魂の汚れを浄化し、輪廻転生に導く、謂わば、魂の更生施設のようなものだ。 他の界で生活する鬼は、その生前の悪行を監視する役目を持つ。 一鬼に対し、十人前後の対象がおり、その悪行が逐一記録されていく。 同時に別の場所で悪行を行った際にも、罪の書と呼ばれる『閻魔大王』管理の書に自動で悪行が書き込まれるため、誰も逃れようがないのである。
さて、鬼の力は強大である。 神や魔王に匹敵するほどの力かって? ……違う。 鬼の持つ力はそれらをはるかに超える。
現に、鬼の中で一番弱いとされている、小鬼が監督する30体の魂。 更生施設での作業のために、生前と同程度の力を持っているこの魂たち。 だが、誰ひとりとして、小鬼に逆らうことができないでいるのだ。
30体の魂が弱いのでは? と思う方も多いだろうが、それも違う。 ちょっと、何人か紹介すると、
【世界を産み出し、世界を滅ぼした邪神】
【あまりの大きさに世界を飲み込み消滅した巨大蛇】
【混沌と呼ばれた神の一柱】
【長きに渡り生き続け、名前を失くした邪竜】
【世界を暗黒に陥れた大魔王】
などなど、そうそうたる顔ぶれである。
鬼という存在がどれほど強大な存在かご理解いただけただろうか?
さて、この物語は、そんな【鬼】の少年が、人間界に来るところから始まる……。
後書き
う~ん。
ギャグ要素を取り入れにくいなぁ……。
ってことで今のところボツってます。
まぁ、ハイスクールD×D自体を私が5、6巻までしか読んでないんですけどね。
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