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ソードアート・オンライン 白銀の死神

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番外編
  黒の剣士:5

 
前書き
朝、朝食を取ってると、キリトと顔の赤いシリカが下りてきた
三人で朝食を済ませて、アイテム類を補充し、転移門へと向かう
転移門へ着くと、ふとシリカが思い出したようで
「あ…あたし…四十七層の街の名前、知らないや…」
すると、キリトが右手を差し出した

「いいよ、俺が指定するから」
その手をシリカが握ったのを確認し

「「転移!フローリア!」」
三人は光に包まれ、転移した


フローリアにつくと、まずシリカの歓喜が聞こえた
「うわぁ…!」
それもそうだろう、ここ、≪フローリア≫のゲート広場は、無数の色とりどりの花が咲き乱れるところだからだ 

 
「すごい…」
「だろ?この層、通称≪フラワーガーデン≫って呼ばれてて、フロア全体が花だらけなんだ。それもあって俺はこの層に家買ったんだがな」
「へえ…」
「時間があったら、北の端にある<巨大花の森>にもいけるんだがな」
「それは、今度の楽しみにします」
そういってシリカは笑った後、花壇の花を愛でに行った
実はこの層、一種のデートスポットになっていて、周りはカップルだらけだったりする
そんな場所に男二人に女一人、どう見られるやら…
いや、見方によっては男一人に女二人か
(作者注、ナオは高レベルの男の娘です)
…あんま長居したくないな
「シリカ、そろそろ行くぞ。また今度案内してやるから」
「あ、はい!」
あまりにもこの状態に耐えられないので、シリカを促してフィールドに行くことにした

途中キリトの妹の話などもしつつ歩いていくこと数分、街の南門までやってきた
「さて、冒険開始な訳だが」
「はい」
「君のレベルとその装備ならここのモンスターは決して倒せない敵ではない、だけど・・・」
そう言いながらキリトはポーチから転移結晶を取り出し、シリカの手に落とす
 
 

 
後書き
「フィールドじゃ何が起こるか解らない。いいかい、もし予想外のことが起きて、俺かナオが離脱しろ、と言ったら、どの層でもいい、転移してくれ。俺達の事は心配しなくていい」
「で、でも」
「約束してくれ。俺は、一度パーティを全滅させかけてしまった。もう同じ過ちはしたくない」
その真剣な顔に、シリカも頷く
「なに、俺もいるから大丈夫だろ。さ、行こうぜ」
そして三人でフィールドへ出ていった

ー・ー・ー・ー・

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