| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

バカとテストと召喚獣ing

作者:SAKUMI
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

41限目 行くんじゃない帰るんだ

 
前書き
遅くなってごめんなさい。
清涼祭編最終回です。ちなみにととある魔術の禁書目録とのコラボもしばらくやめますがこれからもよろしくお願いしまーす 

 
「全く世話かけさせやがって。ナンで俺が助けなきゃいけないんだ?」
「だって、助けるのに理由は要らないっていう明久の言葉にミサカはミサカは感動したんだから」



「僕は、、、どうしたんだろ」

無事学園中の爆弾を処理した明久はその場に倒れて、、、そこから記憶がない

「まぁ、守れたからいいか。」

すると知らないところから声がする

「結局明やんはどうなんだ?」
「明久君は無事助かったけど、、後は本人次第だね」

「そっか僕助かったんだ。よかった約束守れた」

約束、、生きて帰ってくるという雄二との約束。

「じゃあ行こうか、待ってって皆」

そして明久は目を覚ました



「アレだけ脳を無茶してもなにもないなんて君の体って意外とファンタジー?」
「ハハハハ、本当に運が良かったですよ」
「でも、よくいけたね?いくら学習装置((テスタメント))で向こうの情報を入っていたからってアレほど無茶するかい?」
「分かりません、ただなんとなく姫路さんと美波を助けないといけないと、思っただけです」
「けど、一回消えた記憶が戻るなんてどんだけ君の脳はファンタジーなんだい?」

実は明久はあの時文月学園の記憶はなかった。一回脳を損傷して失ったのだ。しかしそれが今回で奇蹟的に全て戻ったのだ

「大丈夫か!明久!」

いきなり明久の病室に飛び込んできたのは

「上条!!とインデックス!!」
「大丈夫なの?明久」
「うん、もう元気だよ。記憶も戻ったし、健康そのものだよ」
「それは良かった。じゃあ俺たちは行くな」
「エーーー!当馬!!もう少し居たいよ」

インデックスが駄々をこねながらも上条とインデックスは明久の病室を後にした

「さて、本当に行くのかい?」
「行くんじゃないです。帰るんですよ・・・・・文月学園に」
「そうかい・・・分かったよ」

それから1週間後退院した明久は学園都市を出て行った

「土御門君」
「なんだい?先生」
「どうして明久君の能力は消去しなかったんだい?」
「あれは、消去できないパターンぜよ」
「てことは・・・・」
「明やんの能力は上やんと同じ天性の能力。それに召喚獣を狙う奴等から守るにも必要だ」



そして明久は清涼祭から2週間たった文月学園に帰ってきた。校舎はもうほとんど壊れた箇所は直されて、さらに少しだけFクラスの教室の設備が良くなっていた。



「また、お前ら半年前に逆戻りだな」

鉄人は雄二たちに見かねてはき捨てるようにつぶやいた

「うるさい、鉄人。明久は見つからなかったんだ」
「そうじゃのう、いくら明久でも」
「でも、秀吉君まだ死んだとは分からないよ?」
「でもなら明久君は必ず帰ってくるはずです。かえってこないって事は・・・・」

「はぁ・・・何言ってんだか」

明久はその様子を窓から見ていた。そして静かにその場を後にした。そして教室を後にして明久が向かったのは学園長室

コンコンッ

「はい、どうぞ」
「失礼シマース」
「明久!!生きていたのかい!!」
「勝手に殺さないでくださいよ」

そして明久は入学手続きを終えてその日は帰っていった

そしてしばらくして授業が終了した雄二たちも帰っていった

「皆さん、いい加減明久の事は忘れませんか?」
「ふざけるな!いくらあんたでも許さねぇぞ」

さすがの雄二も今の高城の話は許せない一言だった

「これは失礼しました。しかしいつまでも死んだ人を悔やんでも前には進めませんよ?」

それから皆は黙り込んでそれぞれ家に帰っていった

そして次の日が訪れた

「今日は新入生がやってきた」
鉄人の突然の報告にクラス中はにぎやかになった

「あっそ。で?」
「・・・・興味ない」
「ウチも正直興味ないかな?」
「まぁまぁそういうな!お前たちと認識あるぞ?」

鉄人はもちろん転入生が明久と言うことは知っている

「はぁー興味ない。だったら明久の事を教えろ」
「・・・・同意」
「でもアキは・・・・・」
「だとしても確証がほしい」
「・・・・うん、死んだと信じるのはそれから」
「そうですね、明久君を信じたいですが・・・・」

「あーーもう!!勝手に人を殺すなーーーー!!」

遂に我慢できなくなって明久が怒りMAXで登場した

「聞いてれば、死んだ確証くれーー、とか。死んだと信じるのはそれからーーとか勝手に殺すな!!こんなに信用ないとは思わなかったよ」

「あ、明久?なのか?」
「生きてたんですか?」
「幽霊じゃ、、ない、、よね?」

「だーかーらー。勝手に殺さないでよ」

するといきなり雄二が殴ってきた

グフッ

「何するんだ!!雄二」
「何じゃねぇ、心配させんじゃねぇ」
「ごめん、でも約束、、守ったよ」

「ああ、そうだな。後まさか『よろしくお願いします』て言うわけじゃないよな?」

「うん。皆。ただいま」 
 

 
後書き
これからはバカテス一本でいきますが、またコラボします。次回から新シリーズ行きマース 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

感想を書く

この話の感想を書きましょう!




 
 
全て感想を見る:感想一覧