東方異形録
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。
ページ下へ移動
第44話 脱出
「知らない天井だ。」
いやいや、外で寝てたのにどうしてこうなった? 落ち着け、まず状況確認だ。
・部屋の様子…豪華、寝床のデザインを見る限り女性の部屋----おい.....
・隣で寝ている人物…女性、身なりや顔を見る限り咲喜と思わr----あかんパターンや、これ....
「おいぃぃ!!?何寝てぇんだ、起きろおぉぉ!!!!」
咲喜「ん…おぉ!起きたのか翔!」
「いやいや、何だよこの状況!?」
咲喜は起きるなり俺にマウントをとってきた。絵柄的にまずいよこれ。
咲喜「翔、私の婿になってれ!」
「(ぽくぽく…チーン)なぜそうなったか言ってくれ。」
咲喜「正直者、私の好み。好きな人、自分を越える者。一つめはまだしも二つめに当てはまったのは翔ただ一人…惚れた、完全に惚れた...好き/// 翔、返事を頼む。」
皆さん、バトルジャンキーな女性に目をつけられた結果がこれです。…どうする?どうすんだよ俺!ていうか咲喜がもじもじしているところがGJすぎる----やべぇな、考えちゃうぞこれは…
「--うむ、よろs」 ルーミア「ちょっとおぉぉ!!!」 「Σ (゚Д゚;)」
うおぉお!?ルーミアが窓からダイブフェスタしにきた!!!
ルーミア「抜け駆けは許さないぞ、そこの鬼!」
咲喜「やっぱり気づいたか…なら力ずくでも取ってみせようじゃないか!」
や、やべぇ。すげぇことになってる……
ルーミア&咲喜「勝負ーーー!!!」 ズガアァァン!
ひいぃぃー!!!!!爆発しおった!やばい、やばいって!
「お二人ともなにt」ルーミア&咲喜「ハアァァァア----!」
ズガアァァァァァン!!!!
…見事に爆発に巻き込まれた。
(…ここは戦場か?)
辺り一面に弾幕が撒かれて、時節耳元をキューーーン!という音が突き抜けていく…仕方がない、とっておきを使うぜ…
「逃げるんだよォォォーーーーーッ!!!ス○ーーキイィ!」
俺は自分の脳内のアドレナインとエフェドリンを通常の三倍の量にして一気に山を下りた。
村人1「なんだあれは…!」
村人2「----赤い彗星!!!」
その逃げる様は人々にそう言われ、伝えられたそうだ。
「----頭、筋肉がおかしくなりそうだ…」
翔は事務所で一人そうつぶやいたそうだ、南無。
ページ上へ戻る