FAIRY TAIL 友と恋の奇跡
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第133話 宇宙一
前書き
こんにちは~!07です!
今回はトーヤを助けにやって来た最強チーム。だが、そこでは思わぬ出来事が・・・!?
いろんな目線で書いていきます。最初はマヤ目線です。
それでは、第133話・・・スタート!!
マ「キュー、止めの尻尾蹴りッ!」
キュ「キューーーーーッ!」
魔3「ぐほっ!」
鎖の少女の参加ギルド、孤独な男の奴等をを倒した。ほとんど地面に伸びているか、気を失っているかのどっちか。全員を倒すのに10分も経っていないと思う。
フ「やっぱザコだったな。」
ハ「あい。」
ナツは意識がある奴の胸倉を摑んで、
ナ「おいっ!鎖の少女の隠れ家はどこだっ!」
魔5「教えるわけねぇだろ、このマヌケの・・・」
ガンッ!とナツが頭突きして男を気絶させた。そして他の意識がある奴の胸倉を摑んでは、
ナ「おいっ!鎖の少女の隠れ家はどこだっ!」
全く同じ事を聞く。答えてくればければ頭突きして他の意識のある奴の胸倉を摑んで・・・の繰り返し。そして16人目で、
ナ「おいっ!鎖の少女の隠れ家はどこだっ!」
魔7「ヒッ・・・!こ、ここから・・き、北にある、石造りの、建物、だ・・・」
ナ「そうか。」
魔7「ふごっ!」
ナツは場所を聞き出すと男をゴミみたいに地面に放り投げる。男はそのまま気絶する。
マ「ず、随分扱い悪いね・・・」
ナ「そうか?」
フ「自覚ねぇのかよ・・・」
いかにもナツらしい。
ナ「とにかく、ここから北の方向だ。行くぞっ!」
マ「OK!」
ハ「あいさーーー!」
フ「りょーかい!!」
私達は北へ目指して飛んで行った。
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『ここからユモ目線でいきます。』
ピキピキピキ。パキパキパキ。
私達が戦っていた場所はほとんど凍りついている。ちょっとやりすぎたかな?後でエルザに怒られなきゃいいけど・・・そんな事より、絶望の蝋燭の魔道士は全員ノックアウト。あまり戦った気がしないんだけど?グレイは木に寄り掛かっている女に、
グ「おい、鎖の少女の隠れ家はどこだ。」
魔1「・・さ、さぁ?どこかしら・・・?」
意地悪そうに微笑む。やっぱり、そう簡単には教えてくれないよね。だったら・・・
ユ「鳩尾に拳何発で言ってくれる?10回?100回?それとも・・・1000回?」
冷気を溜めた拳で脅してみる。隣でグレイが青くなってるのは気にしないでおこう。
魔1「・・・き、北にある、石造りの建物よ。そこにチェスさん達はいるわ・・・・」
ユ「ありがとう!」
魔1「ぐあっ!」
場所を聞き出すと、私は女の鳩尾に拳を1発食らわせる。女はそのまま気絶した。
グ「お、お前って、時々怖いよな・・・」
ユ「そう?急いでる時は、脅すのが一番手っ取り早いからね。」
グ「い、いや・・そうじゃなくて・・・」
ユ「ていうか、早く鎖の少女の隠れ家に行ってトーヤを助けなきゃっ!」
何か言いたそうな顔をしたグレイをスルーして、私は北の方角に走り出す。あいつ等、絶対にやばい事を企んでいるっ!
グ「アイスメイク、床ッ!!」
グレイが地面を凍らせて、その上を滑っていく。これが一番手っ取り早いからね。
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『ここからショール目線でいきます。』
魔9「ヒィィィィィ!」
雷を纏った俺の拳を見て、1人気絶。
魔4「お、お助けをぉぉぉぉぉ!」
黒い怒りのオーラを「こんなにぃっ!?」と思うくらい大量に放出しているエルザの表情を見て、また1人気絶。いつの間にか、強き魂の奴等は誰一人、立っている者はいなかった。
ショ「何なんだこいつ等?俺達まだ攻撃一切してないのに何で気絶しているんだ?」
見た目は筋肉質で、凶暴そうに見えるが、根はものすごく弱虫だ。こういう奴等の事を「雑魚」って呼ぶんだな。覚えておかないと。
エ「まぁ、あまり魔力を消費しなくて済んだのだからいいだろう。最後に残った男を気絶させる前に聞いたのだが、ここから北の方角にある石造りの建物が、鎖の少女の隠れ家らしい。」
北の方角には、確かルーシィ達が行ったはずだ。もしかしたら、もうトーヤを助け出してるかもしれないな。
エ「奴等はすでにトーヤに危害を加えているかもしれん。急ぐぞっ!」
俺とエルザは北に向かって走り出した。エルザも気づいてると思うが、奴等はトーヤを何かに利用しようとしている。それだけは絶対に止めないとっ!
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『ここからリョウ目線でいきます。』
リョ「う・・いってぇ~・・・」
ルーシィの星霊の1体、宝瓶宮のアクエリアスの大波に巻き込まれた俺達はしばらく気を失っていた。それにしても、今日の俺は随分と水に縁があるな。俺の周りにはビショビショの状態で気を失っている死んだ白鳥の奴等があちらこちらにいた。
ウェ「リョ、リョウさん、大丈夫でしたか?」
振り向くと、ビショビショに濡れたウェンディとシャルルがいた。
リョ「俺は大丈夫だ。さっきもビショビショになったしな。」
ウェ「そういえば、そうでしたね。」
すると、
ル「み、皆大丈夫だった?」
ビショビショに濡れたルーシィが駆け寄って来た。
シャ「これが大丈夫に見えるかしら?」
ル「ゴメーーーン、今度から気をつけるから。」
まっ、起こった事は仕方がねぇからな。その時、
マ「ルーシィ~!ウェンディ~!」
ハ「シャルル~!リョウ~!」
上空から声がして見上げると、東の方からナツとマヤとハッピーとフレイがいた。
ウェ「あ、グレイさんとユモさん。」
南の方から凍らせた地面の上を滑ってくるグレイとユモの姿が見えた。
ル「あっちからエルザとショールも来たわよ。」
西の方からエルザとショールが走って来るのが見えた。その後全員合流した。
エ「お前達、なんで濡れているんだ?」
ビショビショになっている俺達を見てエルザが首を傾げる。
リョ「まぁ、いろいろあってな。ナツ、マヤ、フレイ、よろしく。」
ナ「おう!」
マ「任せて☆」
フ「服を燃やさねぇように気をつけろよ。」
ナツとマヤとフレイの炎で濡れた服を乾かす。すぐ近くに乾燥機があると便利だな。
ナ&フ「俺達は乾燥機扱いかよっ!?」
マ「別にいいんじゃない。」
ナ&フ「おいっ!」
まっ、何はともあれ服は乾いた。
ショ「この先に鎖の少女の隠れ家があるのは知ってるよな?」
ウェ「そうなんですかぁっ!?」
ユ「知らなかったの?」
シャ「私達気を失ってたからね。」
まっ、お陰で面倒な事はしなくて済んだし、魔力も消費せずに済んだからな。
エ「全員で隠れ家に乗り込んで、トーヤを助けるんだ。」
ナ「それと一緒に、奴等もぶっ潰す!燃えてきたぁーーーっ!!」
ハ「あいっ!」
グ「お前は最初っから燃えてるじゃねぇか。」
マ&フ「グレイの言うとおり。」
エ「行くぞっ!!!」
全「オォォォォォォォォォォォォォォォッ!!!!!」
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『ここからトーヤ目線でいきます。』
ティ「ボス、妖精の尻尾の奴等がこっちに向かってるみたいですっ!」
ティオさんが慌てた表情で駆け込んで来ました。
チェ「あの数のバーン・リクウィッドを全て回避したと言うのかっ!?」
チェスさんは目を見開くと、額に手を当てて、
チェ「・・・どうやら、俺はあいつ等の事を少し侮っていたようだな。」
やっぱり、最強チームの皆さんはすごいですっ!
ティ「たぶん、こいつを助けに来たんだと・・・」
マリ「孤独な男の奴等と、死んだ白鳥の奴等と、絶望の蝋燭の奴等と、強き魂の奴等はどうしたの?あいつ等が相手してるんじゃないの?」
ティ「呆気なくやられたみたいだ。」
チェ「全く、使えない奴等だ。」
チェスさんはため息を共に冷たい言葉を放ちます。
ト「自分の仲間なのに、よくそんな事言えますね。」
チェ「元からあいつ等は「雑魚」だった。だが、行き場を無くして困ってたところを、俺が助けただけだ。」
サ「ボスは厳しいけど、すごく優しいんだよ~♪」
レ「俺達も、随分お世話になっている・・・」
そんな優しい人が、どうして闇ギルドのボスになってしまったんでしょうか・・・?
チェ「さて、妖精の尻尾の奴等もここに向かってるようだし、そろそろ貴様の魔法を頂くとしよう。」
ト「えっ?」
ぼ、僕の魔法を、頂く・・・?ど、どうやって・・・?
チェ「簡単な事だ。」
そう言うと、チェスさんは僕の額に手を当てました。すると、僕とチェスさんの足元に、紫色と銀色の魔法陣が浮かび上がりました。チェスさんは目を閉じると、
チェ「こ奴の魔法、全てを己のものに・・・!」
チェスさんがそう呟いた次の瞬間―――――
ト「!?」
胸の辺りが何かに吸い取られていく感じがしました。な、何ですか、これ、は・・・?
チェ「これが、俺が求めていた魔法、怪物召喚!今、俺のものに・・・!」
ト「・・うぅ・・・・くぁぁ・・・!」
頭と胸がすごい力で締め付けられてるようです・・・!意識がどんどん薄れていきます。
ト「し、死神・・・・ユウ、レイ・・て、てんぐ・・・・・座敷、わら、し・・・」
魔力が吸い取られるのと同時に、お化け達も僕の元から離れてゆく感じです。
チェ「これで、全宇宙は、俺のものだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
チェスさんが叫んだのとほぼ同時に、首から提げていた幽封玉がパリィィィィィン!と音を立てて粉々に砕けてしまいました。そこで僕の意識は完全に途切れてしまいました。
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『ここからウェンディ目線でいきます。』
私達は鎖の少女の隠れ家を目指して森の中を走り抜けていました。
エ「見えたぞ。隠れ家だっ!」
森を抜けたのと同時に、先頭を走っていたエルザさんが立ち止まり、全員が立ち止まります。私達が立ち止まったのは崖の上。その下に、石造りの建物がポツゥ~ンと寂しげに建っていました。
リョ「あれだな。鎖の少女の奴等の隠れ家ってゆうのは。」
ウェ「あそこにトーヤさんが・・・」
その時、
全「!!!」
グ「な、何だ今の・・・?」
ル「すごい、殺気と魔力・・・・」
ナ「この魔力、トーヤの魔力が少しだけ感じるぞ。」
ショ「まさか!中でトーヤと鎖の少女の奴等が戦っているのかっ!?」
ユ「そ、そんな・・・!」
シャ「相手は1人じゃないのよっ!?」
エ「一刻も早く、隠れ家に乗り込むぞっ!」
ナ「ハッピー!」
マ「フレイ!」
ウェ「シャルル!」
ハ「あいさーーーーーっ!」
フ「振り落とされるなよっ!」
シャ「行くわよっ!」
私とナツさんとマヤさんは、シャルルとハッピーとフレイさんで飛んで下へ。後の人たちは、グレイさんとユモさんが造った氷の坂で滑り降りました。
ナ「だりゃぁぁぁぁぁっ!」
ナツさんが隠れ家のドアを蹴り破り、私達は中に突入しました。
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中に入ってしばらく進むと、
ウェ以外「!!!」
ウェ「トーヤさん!」
ぐったりしたトーヤさんの腕をを鎖の少女のボス、チェスさんが摑んでいました。
チェ「こいつにもう用は無い。」
そう言ってトーヤさんをこっちに渡しました。ショールさんがトーヤさんを支えて、
ショ「おいトーヤ!しっかりしろっ!」
肩をぶんぶん揺すっても、トーヤさんはピクリとも動きません。
ミ「大丈夫よ。死んではいないから安心しなさい。」
マ「こんな状況で、安心なんか出来るわけないじゃんっ!」
エ「貴様等、トーヤに何をした。」
エルザさんが真っ黒なオーラを放出しながらスバルさん達に問いかけます。
チェ「その内貴様等にも分かる時が来る。」
ナ「んだとてめぇぇぇぇぇっ!」
ル「ナツ!落ち着いてっ!」
グ「今はあいつ等を倒してる暇はねぇっ!」
リョ「トーヤを手当てするのが先だっ!」
ナ「うぬぬぬぬ・・・くっそぉ~~~~~!」
私達は、鎖の少女の人達を睨みつけてから、隠れ家を後にしました。
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『ここから少しだけ、鎖の少女の魔道士の1人、スバル目線でいきます。』
妖精の尻尾のバカ共が隠れ家から姿を消した。
サ「これで全宇宙はボスのものになるんだね~♪」
レ「ボスは最強・・・」
サニーとレイニーの頭にボスは優しく手を置く。
チェ「お前達は、俺の最強の弟子だ。もちろん、スバル、ミモリ、ティオ、マリンもだ。」
チェ以外「ボス・・・!!!」
やっぱり、俺達のボスは、世界・・・いや、宇宙一最強だっ!
チェ「怪物の魔法を手に入れたのはいいが、妖精の尻尾のバカ共がまた攻めて来るだろう。お前達、妖精の尻尾のバカ共を始末して来いっ!!」
チェ以外「イエッサーーー!!!」
後書き
第133話終了~!
チェスに怪物召喚を吸い取られてしまったトーヤ。奴等はいったい何の為に・・・!?
次回はチェスによって魔力を吸い取られてしまったトーヤ!!いったいどうやって・・・!?
ここで駄作者07からの重大なお知らせです!
このブラックテンプラネット編が終わったら、新しい小説を作りたいと思います!冒険・友情・恋愛ありのお話です!駄作者の私が作成するので、目が飛び出るくらい駄作になるかもしれませんが、見て下さったら光栄です。もちろん、ブラックテンプラネット編が終わってもFT友恋は続けるので、2作品とも楽しみに見てくれると嬉しいですっ!
それではSeeyou!
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