ヴァルハラ
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戻りたい
前書き
前回に俺(作者)は受験生だ、と書きましたが、正確には中学三年の男子です
ふっ、つまりこの小説は中二病をこじらせた哀れな中三男子が書いてるという訳ですよww
まあ、こんな駄文小説ですがこれからも宜しく御願いします
まったく、俺は結構真剣に悩んでるっていうのにコイツは・・・
「はぁ・・・」
俺、御伽勇真は溜め息をついた、ちなみにまだ子供の姿のままだ、俺の目の前にいる美少女、シロンは俺の子供姿が余程気に入ったのか何度も俺を抱っこしようとする、まぁ、美少女に抱っこされるのは嬉しいがそれ以上に恥ずかしい、だって胸に押し付けられるんだぜ?とんでもないことになるぞ?
「良いですよね?マスター、ね?」
シロンは何度もそう俺に聞いてくる
「ああもう!分かったよ!抱っこでも何でもしろ!」
と、俺は若干やけくそ気味に言った
「本当ですか!?約束ですよ!?」
シロンは嬉しそうに言った、だがすぐに真顔になった
「それからマスターに伝えておかなければならない事があります」
「な、なんだよ?」
俺はシロンの態度の変化に若干驚きながら聞いた
「以前に戦った盗賊のことを覚えていますか?」
「ああ、覚えてる」
あの時は、覇王の眷属と名乗る男に盗賊のボスが殺されて、その後俺達は帰ってしまったから残りの盗賊がどうなったのかはよく知らない
「で?その盗賊がどうしたんだよ?」
「あの後盗賊達はアースガルズに連れていかれました」
アースガルズ?何だそれ?そんな俺の疑問はシロンの口から発せられた言葉に打ち消された
「盗賊達は何者かによって皆殺しにされました」
「!?」
皆殺しだって!?いったい誰が!?
「犯人の目撃者はいません、いや、正確には目撃者も皆殺しにされました」
「そんな・・・ッ!」
「しかしこんな事が出来るの者は限られています」
確かにそうだ、こんな残酷なことができるのは・・・
「覇王の眷属か・・・ッ!」
「それから現場には大量のナイフが突き刺さっていたそうです」
ナイフ?アイツはナイフなんて持って無かったぞ、まさか覇王の眷属は他にもいるのか?
「ところでマスター」
「ん?何だよ?」
何故かシロンは頬を少し赤く染めている
「約束は守ってぐださいよ?」
約束?そんなのしたっけ?なんて思っていると、シロンは言った
「ですから、抱っこさせてぐださい!」
ああ、そういえばしたな、そんな約束、つーか今はそんな雰囲気じゃねーだろ、どんだけ抱っこしたいんだよ
「まぁ、約束だからよいけど」
と、俺が言った瞬間シロンは俺に抱きついたきた
「あぁ、やっぱりマスター可愛いです!あと3日位その姿でいてください!」
「だから嫌だってば!」
ああ、早く元に戻りたい・・・
後書き
勇真君はいつになったら元に戻るんでしょうねww
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