魔法少女リリカルなのは~過去を捨て今を生きる者~
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A’s編
ナハトヴァール起動
前書き
みなさんどうも!最近はホラゲーにハマっている作者でっす☆
特にI○とか魔女○家にハマった!なんかさ、ホラゲーに登場する女の子ってめっちゃ可愛くないっすか!?○ヴとか、メ○リーとか、ヴィオラとか、エ○ンとか!!
・・・失礼。取り乱しました。
それでは少し落ち着きまして、本編へ移動します。
それではっ
「ねえ、そういえばすずかと慎吾が図書館で知り合ってって子、入院しちゃったんだって?」
数日後の学校で、アリサがそう言った。
「ん?ああ、そうだよ。名前ははやて。八神はやて」
・・・はやてとな?
「え、はやて?」
どっかで聞いたことのある名前なんだが。
どっかの一億五千万の借金執事か?
「ああ、はやて・・・あ」
慎吾がしまった、という表情をする。
そしてオレは思い出す。はやてという名前は数日前、慎吾から聞いた名前だと。
闇の書の主、はやて。
「あのさ、もうすぐクリスマスよね。だから当日、その子のとこにお見舞いにいかない?」
アリサの言葉に嫌な予感を感じた。
詳しく言うと、ヴォルケンリッターに会いそう。
「・・・反対は、しない」
そのせいで答えが曖昧になるのはしょうがないと思いたい。
「じゃあ決定!今日の放課後はみんなでプレゼント買いに行くわよ!」
そんな感じでその日はプレゼント買うのに連れ去られたオレたちであった。
そしてクリスマス当日の放課後。
前に予定したとおり、オレたちははやてのお見舞いに来ていた。
「なあ、本当にオレらが行ってもいいのか?」
アリサとすずかに聞かれないよう、小さな声で慎吾に聞く。
「・・・一概に大丈夫とは言えない。今はまだ出かけてるっぽいけど、後から来るかもしれないし」
とても使えない、普段通りの慎吾だった。
「お前は相変わらず辛辣だなぁ」
そしていつものように呆れているのか、諦めているのかわからないような笑い方をする慎吾。
「あ、ここよね」
アリサが扉の前で立ち止まった。
「ああ、そこがはやての病室だよ」
慎吾は視線をそちらに向け、確認してから声をかけた。
そしてアリサは満足そうに笑い、思いっきりドアを開け放って、いった。いや、叫んだ。
「メリークリスマーーーーースっ!」
と。
ちょ、ここ病院なんだけど。
そして中から何かが落ちた音がした。
「は、はやてぇぇぇぇぇぇ!?」
「慎吾うっさい」
「あ、ごめんなさ・・・って、今突っ込むとこそこじゃないよな!?今絶対はやて落っこちた音したよな!?」
大丈夫だ、問題ない。
「っつ~・・・な、なんやねん・・・?」
「あ、あなたがはやてよね?私はアリサ・「バーニング」!趣味は「弱いものイジメ」・・・って美愛と陽龍!あんたたちいいかげんにしなさいよ!」
「アリサ、お前もいい加減にしてくれ・・・」
「え、あー、この子達が慎吾くんとすずかちゃんの言っとった友達なん?随分と個性的な子達やなぁ」
はやての心は海のように広かった。
おいー、突っ込みどこいったー?
「むしろ突っ込みが来いってやつやな!」
「そこには反応するんだな」
まったくもって意味のわからない少女はやてだった。
「とりあえず自己紹介しなくていいの、陽龍?」
「あ、そういやしてなかったな。サンキュ、アリシア。オレは浅賀陽龍。趣味はまあ、いろいろ。特技?は運動で、得意なものは料理だ。よろしくな、はやて」
「次は私!私は浅賀美愛。おにぃ・・・陽龍の双子の妹ちゃんなのだ!趣味は調合、苦手なのは料理!これからよろしくね、はやて!」
「浅賀アリシアです。陽龍たちの従姉妹で、フェイトの従姉妹でもあるよ。たまーにフェイトと姉妹って言われるけど、違うよ。よろしくね、はやて」
「で、あとはいわずもがな、俺こと慎吾と」
「すずかだよー」
オレたちは全員自己紹介を終え、持ってきたプレゼントを渡す。
ちなみに渡したのは大型犬のぬいぐるみ。
それを受け取ったはやては、ザフィーラが拗ねてまうなぁ、とかつぶやいてた。
そしてその呟きを聞いていた慎吾は大爆笑だった。
一体なんのこっちゃ。
そしてオレたちは少しの間、普通に会話を楽しんでいた。
の、だが・・・。
数分後、病室に来客。
言わずもがな、ヴォルケンリッターだった。
オレたちに気がついた途端、赤い少女、ヴィータははやてとオレたちの間に割り込み威嚇。
同じように来ていた女性二人は、オレたちと初対面であるかのように装い、アリサとすずか、はやてにバレないようにしていた。
「私は少し外に出てくる」
ピンクの髪をポニーテールにしている女性は短くそう言い、病室を出ていく。
それから少ししてオレたちも解散ということになり、慎吾以外はその場で解散した。
が、オレと美愛とアリシアとフェイト、なのははまたすぐに集まって、さっきまでいた病院の屋上に行く。
そこではさっき出て行った女性、そして慎吾を含めたほかのヴォルケンリッターが待っていた。
「やはり来てくれたか」
ピンク色の女性が言う。
「私は烈火の将、シグナム。そしてこっちは炎の魔剣、レヴァンティン」
「アタシは鉄槌の騎士、ヴィータと、鉄の伯爵、グラーフアイゼン」
「湖の騎士、シャマルと風のリング、クラールヴィントよ。」
「盾の守護獣、ザフィーラだ」
「知っての通り、内山慎吾。そして相棒のクリミナル」
このように順々に名乗る。
そしてオレたちも、はやてにしたのとは違い、真面目に名乗りを上げた。
「最後に一つ、残るのが破壊だったとしても、お前たちは戦うのか?」
オレは最終確認として問う。
「ああ。それが私たちの選んだ道だ」
彼女、シグナムは短く、そして完結にきっぱりと言った。
「そうか、ならオレたちはそれを絶対に防いでみせ・・・っ!?」
オレらの決意を口にしたところで、ヴィータが突撃してくる。
「あともうちょっとなんだ・・・。あともうちょっとで、はやてと一緒に・・・!」
ヴィータはそう呟きながらなのはに攻撃を加えてくる。
そして完全に防ぎきれなかったなのはは屋上のフェンスにぶつかり、なにかの勢いでついてしまったらしい炎を背に、バリアジャケットを着ていた。
「この、悪魔め・・・!」
「悪魔でもいいよ・・・。わかってもらいるなら、悪魔でもいい!レイジングハート!」
<イエス、マスター>
なのははそう言ってカートリzっじをロードし、ヴィータとの戦闘に入った。
「・・・シグナム」
「薄い装甲をさらに薄くしたのか。どんな一撃でも、当たれば死ぬぞ」
なのはと同じようにバリアジャケットを着ていたフェイトは、今までの薄かった装甲をさらに薄くしていた。
「あなたに、勝つために」
「そうか。貴様とも、もっと違う出会いをしていればよかったのにな」
「まだ間に合います・・・!」
「いや、間に合わないさ。我らは主のためならば騎士の誇りさえも捨てると決めた。もう、あとには引けん」
「なら、全力で止めてみせる」
そしてフェイトとシグナムも戦闘に入る。
残ったのはオレと美愛とアリシア、慎吾の四人。
オレたちは向き合った。
「・・・あれ、なんか俺超不利じゃね?三対一とか何それ無理ゲー」
慎吾が今更なことを言う。
というか無理ゲーとか言うなし。
「でも、オレと美愛はともかく、アリシアは戦闘ダメだろ」
今でも完全に身体が動くわけじゃないしな。
「むー、じゃあわたしは背後からちまちま慎吾に暴言吐いてる。一撃加えるたびに「うわっ、友達に攻撃したよ・・・」みたいな感じで」
「さっすが浅賀家!そのドSは血筋なのか!」
でも残念。アリシアに浅賀の血は流れていない!
「で、オレと美愛、どっちと戦いたい?」
「美愛で」
即答された。
ってか、堂々と女子を選んだよ、コイツ。
「だって陽龍相手だと死亡フラグしかねーだろ」
否定はしない。
「ってか早く戦闘始めろー。ちょっと離れたところで・・・シャマルだっけ?あの人が「アイツら何やってんだよ早くしろよ」って奈々ちゃんみたいな顔してるぞ」
「おにぃ、ちゃっかり死亡フラグ立てたね。平日が楽しみ」
死亡フラグがバッキバキ☆
みたいなやりとりをやっと終え、こちらも戦闘が始まろうとしていた。
そう。
始まったのではない。始まろうとしていた。
「なんで、アレが・・・?」
そう呟いたのは果たしてオレなのか、それとも違う誰かなのか。よくわからないが、目の前にあるものだけはわかった。
「闇の・・・書・・・?」
ヴィータが闇の書を見て、呟く。
その書は黒く蠢くものに覆い尽くせれていた。
「ナハトヴァール!?なぜ・・・!」
シグナムがアレを見て言った。
<自動防衛連用システム、ナハトヴァール起動>
後書き
長くなるからぶった切る!
ああ・・・作者は文才と学力と画力が欲しい。切実に。
それではっ
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