FAIRY TAIL 友と恋の奇跡
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第114話 花の滅竜魔道士(ドラゴンスレイヤー)
前書き
駄作者07です♪更新遅れてスミマセン。ちょっとお葬式に行ってたんです。
今回は幸福の花(ハピネスフラワー)の魔道士を全員倒した最強チームの前に更なる相手が・・・!?
マヤ目線で書いていきます。
それでは、第114話・・・スタート♪
私は火炎石を見つめる。さっきのはいったい何だったの・・・?また、私のせいで、みんなや、関係ない人たちが傷つく事になったら・・・そう思うと恐怖と不安が頭の中を交差する。
ナ「心配すんなって。」
ハ「そうだよ。マスターも言ってたじゃん。いつかマヤにとって必要なものになるって。」
確かに、マスターとみんなを信じて持ってたけど・・・
フ「マヤらしくねぇな。そんな事でウジウジするなんてよ。まぁ、エドラスのマヤは毎日のようにウジウジしてたけどな。」
エドラスの私って、どんだけ弱虫なの?
ナ「まっ、何かあったらすぐに助けてやるから心配するなっての。」
フ「彼氏として守らないといけないからな。」
ハ「でぇきてるぅ~。」
ナ「それ、毎度毎度言ってるよな・・・」
確かに。でも、少し自信が付いた。すると、
ル「ナツ~!マヤ~!」
ショ「ハッピー!フレイ~!」
みんなが集まっていた。みんなも勝ったみたいだね。
ウェ「結構手強かったですよね。」
ユ「みんな実力はあるよね。」
ナデシコも強かったな~。後、ナデシコには悪い事しちゃったし・・・すると、
ア「お疲れ様でした。」
屋敷の奥からアカネが優しそうな笑みを浮かべながら歩いてきた。
エ「今日はお招きありがとうございました。」
ア「お礼を言うのは私たちの方どす。娘たちも満足してくれたみたいで、本当にありがとうございます。」
私たちに頭を下げると、
ア「さて、そろそろ最終決戦を行いましょう。」
ア以外「えっ?」
最終決戦?
グ「おいおい、もう全員倒したはずだろ?」
グレイの言葉にアカネは口元に手を添えて微笑むと、
ア「あらあら。みなさんの目の前にいるではありませんか。最終決戦の相手が。」
私たちの目の前?目の前にはアカネしかいないけど・・・って、
ト「も、もしかして、最終決戦の相手って・・・」
みんな見開いた目でアカネを見る。
ア「はい。私が最終決戦の相手、アカネです。」
えぇぇぇぇぇっ!!!そんな話聞いてないよ~!!
ナ「アカネはここのマスターだろ?んじゃ強いって事だよな?燃えてきたーーー!!」
マ「言う前から燃えてるじゃん。」
まさかこんな展開になるなんて思わなかったよ。
リョ「んで、アカネと戦うのは誰だ?」
ナ「絶対に俺だっ!!」
ア「いえ。最強チームのみなさま、全員で掛かって来て下さい。」
ル「私たち全員ッ!?」
ア、アカネ・・・?もうちょっと、考え直した方がいいと思うのは私だけ、かな・・・?私たち妖精の尻尾の魔道士はハッピーとシャルルを抜いても10人もいるんだよっ!?こんな大勢相手に、アカネ1人なんて・・・でも、こうゆう誘いにすぐのるのが・・・
ナ「ほぉ~。面しれぇじゃねぇか。」
グ「負けても後悔するんじゃねぇぞ。」
リョ「手加減無しだからな。」
ナツとグレイとリョウの3人。ちょっとちょっとぉ~、予期せぬ事態にどんどん進んじゃっているんですけど~・・・
ア「それでは、最終決戦、スタートどす。」
合図と共にナツとグレイとリョウが同時に攻撃を仕掛けた。
ナ「火竜の・・・鉤爪ッ!!」
グ「アイスメイク、大鎌ッ!!(デスサイズ)」
リョ「一心切ッ!!」
3人の同時攻撃が直撃する寸前、アカネの両手にピンク色の光と花びらが舞う。
ア「花竜の・・・翼撃ッ!!」
3人の同時攻撃に向かい撃った。
ナ「ぬおっ!?」
グ「くっそ!!」
リョ「ちっ。」
なんと互角だった。
ショ「あの3人の攻撃と互角ッ!?」
ウェ「し、しかも・・・」
ナ「滅竜魔道士(ドラゴンスレイヤー)・・・」
アカネも、ナツやウェンディと同じ魔法が使えるの?
ア「驚きました?私は体内に花の滅竜魔法の魔水晶(ラクリマ)を埋め込んだ第2世代の者どす。」
マ「ナツとウェンディとは違うんだね。」
エ「だが、アカネはかなりの実力者だ。」
ユ「魔力もかなりだね。」
私は魔力を集中させる。
マ「我と契約した者よ、ここに姿を現せっ!!ライオンのキング!ピィーーーーーーーーーーーーーーッ!!」
オレンジ色の魔法陣からキングが現れる。エルザは飛翔の鎧に換装し、ユモは両手いっぱいに冷気をためる。
マ「キング、王者の牙!!」
キ「ガァァァオォォォォォォォォォォッ!!!」
エ「ハァァァァァ!!」
ユ「アイスメイク、双剣ッ!!(ダブルソード)」
また同時攻撃を仕掛けるが、
ア「花竜の・・・砕牙ッ!!」
キ「ガオ。」
エ「うっ!!」
ユ「くっ・・・」
また互角。攻撃が全然当たらないよ~!!
シャ「ほら!あんたたちも見てないでちゃんと戦いなさいよっ!!」
ル「分かってるわよっ!開け!天褐宮の扉!スコーピオン!!」
ショ「ギアチェンジ!モード水!!」
ト「我と、心を通わせ、姿を現せ!出て来い!死神!」
シャルルに背中を押されて、ルーシィとウェンディとショールとトーヤも、
ル「スコーピオン、アカネに攻撃して!」
ス「ウィーアー!!サンドバスター!!」
ウェ「天竜の・・・咆哮ッ!!」
ショ「水流弾!!」
ト「死神、呪いの鎌!」
死「ギリ。」
またまた同時攻撃を仕掛ける。が、
ア「花竜の・・・咆哮ッ!!」
ス「ウィーアー!?」
ウェ「そんな・・・!!」
ショ「・・・・・」
死「ギッ。」
またまた互角。これじゃあいつまで経っても攻撃が当たらないままだよ~!!
エ「仕方が無い。全員で同時に攻撃するぞ。」
えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!?エ、エルザ、それはちょっと危険過ぎるのでは・・・?
エ「今はこれしかアカネを倒す方法は無い。」
・・・はぁ、こうなっちゃったら、エルザは止められない。ショールの作戦で、アカネを中央に取り囲む。そして、みんな戦闘態勢をとると、
ナ「火竜の・・・剣角ッ!!」
マ「キング、王者の光!!」
キ「ガァァァァァオォォォォォォォォォォォォォォォッ!!!」
ル「スコーピオン、もう1回アカネに攻撃して!!」
ス「ウィーアー!!サンドバスター!!」
リョ「2剣流・・・天翔切ッ!!」
グ「アイスメイク、大槌兵ッ!!(ハンマー)」
ユ「アイスメイク、爆弾ッ!!(ボム)」
エ「換装!黒羽の鎧ッ!!ハァァァァァァァァァァッ!!!」
ショ「水河拳!!!」
ウェ「天竜の・・・翼撃ッ!!」
ト「死神、呪霊殺!」
死「ギリ!!」
一斉にアカネ目掛けて攻撃をした。
ア「花竜の・・・花爆弾ッ!!」
アカネの周りを、フィールドのようなピンク色の光で私たちの攻撃は全て無効化された。そして、ドドドドドッッッガガガガガガガガガガァァァァァァァァァァァァァァァン!!!!!と凄まじい音を響かせながら、その光は私たち妖精の尻尾の魔道士に躊躇なく直撃した。
マ「ぅ・・・」
ル「つ、強い・・・」
全員、立ち上がる事が出来ない状態。キングとルーシィの星霊とトーヤのお化けはいつの間にか消えていた。
ア「それでは、止めといきますか。」
え・・・これが止めじゃなかったのっ!?
ア「滅竜奥義・・・」
グ「奥義だとっ!?」
ト「こ、こんな状態で、あんな攻撃を食らったら・・・」
ひとたまりも無い。立ち上がろうとしても、体がもう限界だった。私は目を固く閉じた。
ア「花嵐灯・・・」
パ「ダァーーーーーメェーーーーーーーーーーッ!!!」
ア「!!?」
ユ「え・・・?」
ウェ「パ、パンジー・・・?」
声のした方に首を動かすと、パンジーとスミレとサクラとユリとナデシコの5人がいた。
ア「あら、どうしたのあなたたち?」
アカネは滅竜奥義の発動を止めた。するとスミレが腰に手を当てて、
ス「もぉ~、お母さんったら、また派手にやったね。」
サ「滅竜奥義を発動させちゃ絶対ダメっていつも言ってるでしょ。」
な、なんか、お母さんが娘に説教されてる。
ア「みなさん申し訳ございません。お怪我はございませんか?」
ユリ「十分怪我してる。」
ナデ「サクラ、お願い。」
サ「任せといて。」
サクラは持っていた桜色の扇を開くと、
サ「生命の御魂よ、傷ついたものに安らぎを・・・!」
すると、ウェンディの治療魔法みたいに体力も魔力も完全に回復していた。傷まで治ってる。
パ「サクラ姉の扇はすごいんだよ~。これで傷ついた人や動物や植物まで元気にさせるんだもん。さっきナデシコ姉も回復させたんだよ。」
ナデ「私はこのとおり平気ですので、さっきの事は気にしなくて大丈夫ですからね、マヤさん。」
マ「ありがとう。よかったぁ~。」
エ「お陰で助かった。ありがとうな。」
ス「いえいえ、私たちの方こそ。お母さんは勝負になると熱中しすぎて周りが見えなくなってしまう癖がありまして、こうゆう時もしばしばあるんです。」
ア「面目ない・・・本当に申し訳ございませんでした。」
まだ謝ってる。
リョ「さぁて、そろそろ帰るか。」
ア「今日は本当にありがとうございました!」
パ「バイバ~イ♪」
ナ「また勝負しような☆」
ハ「あいっ!!」
私たちはアカネたちに見送られてギルドに向かって歩き出した。
後書き
第114話終了~♪
まさかアカネと戦う事になるとは。私も思ってもみませんでした。
次回はマヤと火炎石の関係がついに明らかに・・・!?
見逃したら、いけないよ♪
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