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FAIRY TAIL 友と恋の奇跡

作者:紺碧の海
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第104話 エドラスからの訪問者

 
前書き
ヤッホ~☆07で~す☆
今回は、マグノリアになんと予期せぬ訪問者がやって来た!?
マヤ目線で書いていきます。
それでは、第104話・・・スタート☆ 

 
あの夏の暑さがだんだん寒くなってきて、秋になる季節の変わり目。

リョ「はわわわわわ・・・」

リョウがでっかい欠伸をする。私もリョウの欠伸が移って、眠く・・・はわわわわわ・・・

ナ「マヤも十分でかい欠伸じゃねぇか。」

ハ「あい。おいらの魚が丸ごと入りそうだよ。」

魚丸ごと入らないし、ナツとリョウよりはでかくないよ。私たち最強チームは、【森バルカン退治 120万J】とゆう依頼の帰り。思った以上に早く終わって、みんなで森の中を歩いてギルドに向かう途中。

ウェ「ところでマヤさん、その子は・・・?」

ウェンディが私の腕の中にいる小さな子犬を指差す。

マ「この子は子犬のジョン。私の友達だよ☆」

ジョ「アンッ!」

ジョンは愛玩動物なんだぁ~。ジョンのふわふわの茶色い毛並みに頬を擦り寄る。気持ちいい~♪

ハ「ナ、ナツ・・・犬だよ。プルーみたいな変な犬じゃないよ・・・」

ル「変なってなによっ!!」

ハッピーは犬が苦手だもんね。ルーシィの星霊のプルーは平気なんだよね。まぁ、あれが小犬かどうかは私にはわからないんだけど・・・私的には、雪だるまに見えるんだけど・・・?ジョンは私と仲が良い人には絶対に吠えないから大丈夫!!でも、怒ったら怖いんだよね。

エ「ジョンはマヤにすごい懐いてるみたいだな。」

ジョ「アンッ!」

エルザの言ってる事に返事をするようにジョンが鳴く。すると、ジョンが小さな黒い鼻をヒクヒク動かすと、私の腕から飛び降りて、茂みの奥へ行っちゃった。

マ「ジョン!?どこ行くのぉっ!?待ってぇ~!!」

ユ「マヤッ!!」

ショ「俺たちも追いかけよう!!」

****************************************************************************************

ジョンを追って私たちはかなり奥まで来ちゃった。ジョン、どこに行ったんだろう?その時、

ジョ「アンアンアンッ!!」

ジョンの鳴き声がどこからか聞こえた。

ト「こっちの方から聞こえますっ!!」

滅竜魔道士(ドラゴンスレイヤー)のナツとウェンディよりも耳がいいトーヤが言った方向に走る。すると、

?「キャアアアアアアアアアアアアアアッ!!!」

悲鳴が聞こえた。まさか、ジョンが関係してるんじゃ・・・!!私は更に速度を上げてジョンの鳴き声のする方に向かって走った。しばらく走り続けると、

ジョ「グルルルルルルル・・・」

ジョンが歯をむき出しにして唸っていた。

?「ひぃ・・・っ!!!」

ジョンの目の前に、頭を抱えてうずくまっている女の子がいた。たぶん、さっきの悲鳴はこの子だと思う。私はジョンを抱き上げると、女の子に向かって、

マ「あ、あの、大丈夫?」

?「ス、スイマセン・・・ありがとうございます。」

その子は顔を上げた。オレンジ色の髪の毛に黄色いカチューシャ、大きなオレンジ色の瞳・・・って、どこからどう見てもこの子、間違いなく、

マ&?以外「マ、マヤァァァァァッ!!!??」

マ&?「私ィィィィィッ!!?」

え、えぇっ!?ど、どうなってるのぉっ!?てゆうか、あなた誰ッ!?すると、

?2「お~い、マヤ~。」

さらに奥の茂みから、桜色のツンツン頭の・・・って、今度はどこからどう見ても、間違いなく、

ナ&?2以外「ナ、ナツゥゥゥゥゥッ!!!??」

ナ&?2「あーーーーーーーーーーっ!!お前はっ!!!」

え?知り合いなの?もしかして、ナツの双子のお兄ちゃんか弟!?すると、

?3「おいお前等、どうしたんだデカイ声上げて・・・って!!?」

?4「いったいどうしたのよ・・ってわぁっ!!」

?5「騒々しいな、何事・・・って、お前は・・・!!」

?6「何かあったんですか・・・ってえぇぇぇっ!!?」

茂みの奥から次々にもう1人のルーシィ(?)、リョウ(?)、グレイ(?)、ユモ(?)、エルザ(?)、ショール(?)、ウェンディ(?)、トーヤ(?)、そして、フレイ(?)が現れたぁっ!?でも、

ル「もしかして、エドルーシィ!?」

エル「おぉ!!アースランドの私じゃねぇかっ!!久しぶりだなぁ~。」

グ「よおっ!元気そうじゃねぇか。」

エグ「そっちこそ。」

エ「お前、妖精の尻尾にに入ったのか。」

エエ「あぁ。」

な、なんか、ナツとルーシィとハッピーとグレイとエルザとウェンディとシャルルは突然現れたもう1人の自分に普通に接してるんですけど・・・

エ「紹介しよう。こいつ等はアースランドの真逆の世界、エドラスにいる私たちだ。」

マ&リョ&ユ&ショ&ト「えぇーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!??」

エドラスにいる私たちぃぃぃっ!?私はナツとハッピーから話を聞いていた。この世界とは真逆の世界、エドラスには、自分とそっくりの自分が実在するんだけど、性格や態度が真逆らしいの。ハッピーやシャルル、リリーは、エドラスからやって来たエクシードってゆう種族らしい。

ショ「まるで別人だな。」

エドラスのナツはなんか気弱そうで、エドラスのルーシィは男勝り、エドラスのグレイはすごい厚着してて、エドラスのエルザは鎧を着ていないっ!!エドラスのウェンディは背が伸びて、敬語じゃない。本当に真逆だ・・・!!

ト「エドラスの僕、ですか・・・?」

エウェ「トーヤは私の許婚なのよ。好きでもないのに。」

エト「無理矢理親が決めたんだよな。」

エドラスのウェンディとトーヤの関係が・・・!!エドラスのトーヤは、エドラスのウェンディ同様、背が伸びて、口調が敬語じゃない。エドラスのトーヤは赤や黄色、緑といった明るい服を着ている。

ショ「お前が、エドラスの俺・・・」

エエ「こいつは私が王都にいる時の私の部下でな、私がギルドに加入する時に、一緒について来たんだ。」

エショ「エルザ先輩がいないと、俺生きていけませんっ!!」

エルザ先輩ッ!?エドラスのショールは見た目はそんなに変わっていない・・・でも、背がエルザより低い。黒い鎧を身に着けていて、背中に大きな剣を背負っている。一言で言うと、『勇者』って感じ。

エエ「だが、おっちょこちょいでな。」

ショールがおっちょこちょいぃぃぃっ!?想像がつかないよぉ~~~!!

ユ「・・・・・」

エユ「・・・お前、本当にもう1人の私なのか?つーか、この世界めっちゃ寒くねぇか・・・?もっと厚着してくりゃあよかった・・・」

エグ「ユモスには以前命を救われたんだ。その恩でギルドに加入してもらったんだ。」

こっちは「ユモス」って呼んでいるんだね。エドラスのユモは、少し荒っぽくて、寒がり。水色の髪の毛は下ろしていて、白いセーターに赤と黒のチェックのスカート、黒いニーハイソックスに黒いブーツを履いている。すごくオシャレ!!

リョ「お前、随分整ってるな。」

エリョ「お前は乱れすぎだ。」

エル「こいつは私の幼馴染だ。規則正しすぎて頭がどうかしてるんだよな。でも、ギルドで最弱の魔道士なんだ。」

エリョ「そ、それを言うなぁぁぁっ!!!」

リョウがギルドで最弱の魔道士ィィィッ!!?まるで別人みたい!!エドラスのリョウは、ピシッとした黒いスーツを着ていて、メガネを掛けている。そして私は、

ジョ「アンッ!」

エマ「ひゃあああああっ!!!」

ジョンの鳴き声に驚いてエドナツの後ろに隠れる。オレンジ色の瞳にはすでに涙が溜まっている。

エナ「マヤは極度の動物嫌いなんだ。」

なんと動物嫌いっ!!背も高くて、クリーム色の丈長ワンピースを着ている。あなた、どこの誰ですか?そして、

ナ「お、お前、フレイか・・・?」

エフ「あぁ。エドラスのフレイだけどよ、アースランドの俺はいねぇのか?」

そっか、エドラスのフレイは生きてるのか・・・エドラスのフレイはあまりアースランドのフレイと変わっていない。唯一違ってるのは、エドラスのフレイは人間の姿の時裸足じゃないって事。

エ「何でお前たちがここにいるんだ?」

エエ「久々にお前たちの顔が見たくなってな。ミストガン王子にお願いしたところ、30分だけOKをもらったんだ。」

ナツとハッピーの話だと、エドラスの王子、ミストガンは元アースランドの妖精の尻尾のS級魔道士で、エドラスのジェラールとゆうエルザの知人で、ウェンディの命の恩人らしい。

エユ「うぅ・・・超寒い・・・凍え死にそうだ・・・」

エグ「こ、こんなに寒いとは、俺も思わなかったぜ・・・」

いやいやいや、あんたたち、十分厚着してるんじゃん!見てるこっちの方が暑苦しいよ・・・

ハ「ねぇねぇ、エドラスのフレイは鳥になる事が出来るの?」

フ「えっ?鳥に?残念だけど無理だな。こっちの世界の俺は、鳥になる事が出来るのか?」

エドラスのフレイは、人間の姿が本当の姿なんだね。

リョ「規則なんかどうでもいいじゃねぇかっ!!」

エリョ「お前みたいな楽観的なやつじゃないんでな。」

リョ「最弱のクセに生意気だなっ!!」

エリョ「んなっ!?それとこれとは別だろっ!!!」

リョウが規則を守っている・・・以外すぎて、恐ろしすぎて言葉がでない・・・

エウェ「エドラスのトーヤはお化けや幽霊が大嫌いなのよ。」

ウェ&ト「えぇぇぇっ!!?」

シャ「トーヤがっ!?」

エト「ウェ、ウェンディ、そんな恥ずかしい事を言うなよ・・・」

とゆうか、エドラスに幽霊って実在するのかな?

エエ「こいつは魔道士としての腕はプロ級でな。あっという間に私に追いついてきたんだ。」

エショ「エルザ先輩と比べたら、まだまだですよ。」

エエ「だが、ものすごく頭が悪くてな・・・ショール、8×7は?」

エショ「えぇっとぉ~・・・52・・・ですか?」

エドショールの掛け算の答えにみんな言葉を失って目を見開き、開いた口が塞がらなくなっちゃった・・・

グ「マ、マジかよ・・・」

ショ「答えは56だ・・・」

ショ、ショールがこんなに頭が悪いなんて・・・在り得ないぃぃぃっ!!!今の問題、私でも分かる問題だよっ!!

ジョ「アンアンッ!!」

エマ「ひゃあああああっ!!!」

エドラスの私がまたエドナツの後ろに隠れる。

ナ「ブハハハハハッ!!マヤが動物にびびってやがる!!」

マ「何で動物が怖いのか意味がわかんないよ~。」

****************************************************************************************

30分はあっという間に過ぎていった。

エナ「そ、それじゃあ、僕たちはこれで。」

ナ「おう!」

ル「また来てね~!」

エル「その時までには、小説完成しとけよ。」

エエ「それじゃあな。」

エドラスの私たちは光に包まれてエドラスに帰って行った。

ト「なんか、自分ってあんなに違うんですね。」

グ「仲が悪かったり、よかったり、いろいろあるって事だ。」

性格もあんなに違いすぎるなんて、驚いたよ。それにしても、何でエドラスの私は何で動物が嫌いなの?

エ「それじゃ、ギルドに帰るとするか。」

エ以外「あいさーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!」 
 

 
後書き
第104話終了です☆
エドラスのマヤたちは性格が全然ちがいますね。ところで、プルーを最初に見たとき、雪だるまにしか見えなかったんですよね。まさか、あれが小犬だとはびっくりしました。
次回は・・・驚きの再開だ!!
それではまた次回☆ 
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