雷刀の導き
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1章
前書き
特に何も
先生「それでは転校生を紹介します。」
先生「暁美さん入ってきてー」
ほむら「はい」
さやか「うわーすげー美人じゃん」
まどか「(あの人夢に出てきた・・・!?)」
先生「実は転校生はもう一人います」
女子A「マジー?」
女子B「次はイケメン希望ー」
ほむら「!?」
先生「闇桐くんー入ってきてくれる?」
闇桐「はい。」
ほむらは心底から驚いていた。いつもなら私だけしか転校性はいないはずなのに
女子C「意外とイケメンじゃーん」
女子D「うん、クール系だねー」
さやか「あっちの転校生は・・っと意外とイケメン~」
まどか「・・・」
先生「では二人とも自己紹介お願いします~」
ほむら「暁美ほむらです。よろしくお願いします。」
闇桐「闇桐鬼獅夜です。これからよろしくお願いします。」
女子A「ねぇねぇどこから来たのー」
女子B「髪綺麗だねー」
ほむら「ごめんなさい、ちょっと緊張しちゃったせいで気分悪くて・・・保健室に行かせて貰えるかしら?」
女子A「大丈夫?」
女子B「連れて行ってあげるよー」
ほむら「いえ、係の人にお願いするわ」
ほむら「鹿目さん」
まどか「へっ!?」
ほむら「あなた保険委員よね?保健室に連れて行ってもらえる?」
まどか「は、はい・・」
女子D「闇桐くーんどこから来たの?」
女子C「前の学校ってどんな感じだったのー?」
闇桐「俺は大阪から来たんだよ、前の学校は別に普通だ」
女子A「関西弁しゃべんないのー?」
闇桐「(めんどくせぇ……)」
闇桐「・・少し気分が悪い、保健室行ってくる」
早歩きで教室を出て行った。
男子A「あいつ・・転入してきたくせに保健室知ってんのか?」
男子B「事前に下見にでも来てたかもな」
まどか「(どうして保健委員って分かったのかな?」
ほむら「こっちよね?」
まどか「う、うん」
まどか「(なんだか私が案内されてるみたい・・・)」
まどか「あの暁美さん・・?」
ほむら「ほむらでいいわ」
まどか「・・・」
ほむら「何?」ジッ
まどか「あ、え、えっとあのねっ」
まどか「ほむらちゃんとわたしって前にどこかで・・・会った・・かな?」
ほむら「・・・っ」
まどか「あ・・・なんちゃって・・・そんなわけないよね?」オドオド
ほむら「鹿目まどか」
まどか「はっはい!」
ほむら「あなた家族や友人のこと大切だと思ってる?」
まどか「え?」
ほむら「どうなの?」
まどか「・・・もちろん大切だと思ってるよ家族も友達も皆大好きだもん!」
ほむら「・・・そう、なら忠告しておくわ」
ほむら「その気持ちが本当ならこれだけは守ってこの先なにが起ころうとも」
ほむら「「自分を変えよう」だなんて決して思っては駄目・・・でなければ」
ほむら「あなたの大切なもの全て失うことになるわ」
まどか「・・・・ほむら・・・ちゃん・・・?」
ほむら「盗み聞きとは良い趣味してるわね」
闇桐「・・・別に趣味ではないがな」
ほむら「なぜあなたがここにいるのかしら?」
闇桐「保健室探していたらお前らが話していたからな」
ほむら「出るに出れなかったと?」
闇桐「ああ、そうだ。」
ほむら「まぁいいわ・・・」タッタッタ
闇桐「・・・」
さやか「あっははははは、ちょ・・・っまどかなにそれマジで!?」
まどか「言うんじゃなかった・・・」
仁美「笑い過ぎです、さやかさん」
さやか「やー悪い悪い」ブクク
さやか「まどかの前に突如現れた文武両道才色兼備ミステリアス転校生暁美ほむら!」
さやか「実は夢の中で一度会っていた・・ってか、しかも向こうも面識あるかのような素振りだったと!」
さやか「二人はアレだ、前世か何かで結ばれた仲だったんだ・・・これぞ!宇宙の神秘!」
まどか「ううっからかわないでよさやかちゃん!!」
仁美「転校生といえばもう一人いらしゃいましたね」
さやか「えーと誰だっけ?」
仁美「確か・・闇桐・・鬼獅夜・・だったと思いますわ」
さやか「ふーん・・・」
さやか「まどかあの人も夢に出てきてたり・・しないの?」ニヤニヤ
まどか「出てないよぉ・・」
仁美「もう・・・あ、ごめんなさい、お先に失礼しますわ。」
まどか「今日も習い事?」
さやか「ピアノに日本舞踊に茶道だっけ、毎日ハードだよなぁ・・・流石お嬢様・・」
そして二人は仁美と別れた。
さやか「まどかCD買ってもいい?」
まどか「いつものだね。」
タッタッタ「きゅ・・・」白い動物は遠距離からの狙撃によりダメージを受ける、
ほむら「覚悟して・・・もう逃がさないわ」
キュウべえ「わ・・・たすけ・」と言った。
〝助けてまどか〟
━━CDショップ
まどか「!?」
まどか「え!?何!?」
ーーお願い助けて・・・
まどか「だれ・・・?」タッタッタ
さやか「?まどか?」
闇桐は帰宅途中『助けて』と謎の声を聞く、「助けてってなんだ?」
闇桐はその声に疑問を持ち、声のする方へと走っていった。
━━CDショップ裏
まどか「声が近くなってきてる・・・」タッタッタ
まどか「どこにいるの!?」
QB「うう・・・」フラフラ
まどか「!」
まどか「あっあなたなの!?」
まどか「凄い怪我してる・・・どうしたの!?」
QB「まどか・・・」
まどか「(あれ・・・この子どこかで・・・)」
闇桐「どうしたんだ?」タッタッタ
まどか「え!?なんでここに・・・」
闇桐「いや・・声が聞こえてきて・・」
まどか「あなたも・・・?」
ほむら「そいつから離れて!」
まどか「!?」闇桐「?」
まどか「え・・・ほ、ほむらちゃん!?」
闇桐「確かお前・・・暁美か」
ほむら「そいつを渡して」
QB「ひぃ」ビク
ほむら「相変わらず汚い真似するのね・・・」
闇桐「この怪我・・・お前がやったのか?」
まどか「ダメだよ!こんな事しちゃ!」
ほむら「あなた達には関係ないわ」ツカツカ
闇桐「・・・行かせるわけにはいかねぇな」
ほむらの前に闇桐が立つ、
ほむら「どいて・・どかないなら・・」
さやか「まどか!!!」ブシュゥゥゥゥゥゥゥゥ
消火器を噴射させながらさやかが突っ込んでくる
ほむら「な!?」
さやか「逃げるよまどか!後転校生も!」タッタッタ
さやかはまどかの手を握り走り出す。
まどか「さやかちゃん!」タッタッタ
闇桐「クッ!」タッタッタ
ほむら「逃がさな・・!」ズズズッ
ほむら「・・・なんでこんな時に魔女の結界が!!」
ほむら「相手している場合では無いのに!」
さやか「なっなんなだよ、アイツ!!」タッタッタッタ
さやか「コスプレ通り魔かよ!!??不思議ちゃんってレベルじゃねーぞ!?」
まどか「・・・」
さやか「えっ・・ていうかなにそのぬいぐるみ」
まどか「さっき拾って・・・」
QB「きゅう」
さやか「喋った!?」
さやか「ってかなんで転校生がいんの?」
闇桐「ん?俺か?なんか変な声が聞こえると思って来たんだが・・・」
さやか「へぇ・・・まどかもそうなの?」
まどか「うん・・・」
さやか「んっあたし達迷った?」
闇桐「いや・・・迷ってはないはずだが・・」
まどか「この辺りから来たはずなのに・・・なんだかここ辺じゃない?」
そう思った瞬間、辺り一面がおかしな空間になっている
闇桐「なんだ?景色が・・・」
周りに変な生き物まで出てきた。
さやか「へ・・・何コレ・・・冗談でしょ!?」
まどか「あわわ」
闇桐「なんなんだこいつら・・・?」
そしてその生き物が三人に飛び掛ってきたとき
ドゥン!ドゥン!ドゥン!
大きな銃声と共に奇妙な生き物達は砕け散った。
そして暗闇から声が聞こえてくる
「あなた達!危ないところだったわね」
そこには、西欧風の衣装を身にまとった女の人が立っていた。
「でももう大丈夫よ」
まどかとさやかは声をあわして「どちら様・・・?」と言ってしまう
「自己紹介は後よ!」
西欧風の衣装を身に纏っている女はどこからか大きな大砲を出し、
「使い魔どもすぐに終わらせてあげる」
そして
「喰らいなさい」
女の掛け声とともにビーム砲のようなものが飛び出る。
そして奇妙な生き物は全部消え去った。
まどかとさやかは「・・すごい」と声を漏らしていた。
壁の後ろで見ていたほむらは「チッ」と言い走っていった。
「・・・よし、これで大丈夫」
QB「ふー」プルプル
QB「ありがとうマミ!」
マミ「お礼ならこの子達に言って、私じゃ間に合わなかったと思うから。」
QB「うん!ありがとうまどか! さやか!キシヤ!」
さやか「なんで名前知ってんの!?」
マミ「この子は私の友達なの、助けてくれてありがとう。」
さやか「私達のほうこそ助かりました!あの、あなたは?」
マミ「あ、ごめんなさい自己紹介がまだだったわね」
マミ「私の名前は・・」スゥ
マミ「巴マミ、あなた達と同じ見滝原の生徒よ」フワァ
闇桐「(先輩だったのか・・・)」
マミ「よろしくね」ニコッ
さやか「変身した!?いや変身解けた!?」
まどか「いえ!こちらこそ!」
闇桐「・・・よろしく」
さやか「そういえば今更だけど転校生の名前知らないや・・」
まどか「私も覚えてないや・・・」
闇桐「お前ら・・・何気に酷いな・・」
闇桐「俺は闇桐鬼獅夜(ヤミギリキシヤ)だ。鬼獅夜と呼んでくれ」
さやか「キシヤねよろしく!」
まどか「キシヤ君よろしくね」
闇桐「微妙に呼び方おかしいような気がするんだが・・」
マミ「フフッ」
マミ「そしてこの子がキュウべえ」
QB「よろしく!」
さやか「キュウべえって言うんだ・・・」
闇桐「なんで言語を理解できるんだろう・・・」
まどか「わからないよぉ」
マミ「ねぇキュウべえ、ひょっとしてこの子達も・・」
さやか「?」
まどか「?」
闇桐「・・・?」
QB「うん!そうだよ」
QB「まどか!さやか!そしてキシヤ!実は僕君たちにお願いがあるんだ」
まどか「お願い?」
さやか「私も?」
闇桐「・・・俺もか」
QB「あのね。僕と契約して」
QB「〝魔法少女〟になってよ!」
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