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願いを叶える者(旧リリカルなのは 願いを叶えし者)

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問題は解決 これどうやって渡そう

リニスとの別れから数日、俺と蒼也はまたもや会議をしていた

「取りあえずは最大の難所が終わっちゃったけど」

「問題はジュエルシードをどうするかだな…」

「なのは達は今いくつ集めたんだろ」

「フェイトも回収目的でやってるわけだから問題は無いはずだが…」

「馬鹿三人も血眼になって探してるみたいだけど無理だよね…」

「て言うかそのフェレットにわたせばよくね?」

「どうやって?」

「そこらへんはお前の出番だ、がんばれ」

「人任せ!?いや、そんなことしたら
転生者ってバレちゃうよ!?」

「変装すれば良いじゃないか」

「て言うかフェイトに渡してくれば良かったんじゃ…」

「言うな……」

「「…………………」」

「兎に角頑張りたまえ」

「分かったよ……」

とまあこんな感じで解散、他の転生者に見つかっても負けないと思うけどな…






side蒼也

時間は過ぎて夕日が沈みそうな頃、

どうやら今日はサッカーチームのゴールキーパーがジュエルシードを発動させてしまう日のようだ

何で分かったかって?目の前に木の暴走体が暴れてるからさ

なのはちゃんはなのはちゃんは何度か封印しようとするけど集中できない様子

馬鹿三人は前回と同じで足を引っ張っている

ただ前と違うとすればしっかり攻撃が当たっている所だね

あの女の子は来ていないのかな、姿が見えない

それじゃあ、変装して…

「セイバー、セットアップ」

『stand by ready…set up』

「じゃ、行こうかセイバー、リミッターは1つはずしておいて」

『了解、初戦闘ですね…存分に暴れましょう』

「うん!行くよ!」

『start』

蒼也は木の暴走体に向けて加速し真っ二つに切り落とす

いきなり現れた僕に驚いたのか、なのはちゃんは目を見開いている

「なんだてめぇ!」

「いきなり出て来やがって」

「お前が最後の転生者か!」

馬鹿三人はそれぞれに怒鳴っているがいちいち答えていられない

「封印もできない奴がのこのこ前衛に出るんじゃない!」

「んだとゴラァ!」

「オリ主である俺は封印出来なくても強いんだよ」

「だったら何故さっさと倒さない!
見ていて全くダメージが通っていなかったぞ!」

「うるせぇ!手加減してたんだよ!」

「そんな必要がどこにある!遊びに来たのであれば帰れよ!」

「オイ、我の前に立った…これがどう「うるさいよ!」なに!?」

「もう良い!僕一人でやる!」

「「「「なっ!?」」」」



木に向かって加速するが枝が襲ってくる

それを的確に切り落として近付いていくが

「うぉっとぉ!」

すぐに再生して反撃をして来る、しかし向かってくる枝は蒼也には届かない

「めんどいな!もう!」

スパスパッと切り刻み、胴体にもう一度切り込む

ザクッと切り裂いた瞬間、隙間から見える青い宝石…

「見つけた!」

連続で切り裂き向かってくる枝も切り裂いていく

完璧にジュエルシードを分離させてセイバーの切っ先を突きつける

「封印!」

そして一気に封印を完了した

『お疲れさまです、マスター』

「ん、じゃぁさっさと渡して帰ろうか」

『はい、そうsマスター!』

「わかってる」

カンッ カキンッ カカカカカカ!

飛んできた剣や槍を切り落として、飛んできた方を見る

「何するのかな………」

その方には金髪君が嫌な笑みを浮かべて立っていた

恐らく殺す気だっのだろう

「それを渡して貰おうか…」

「君達は言葉より先に手が出るんだね…まるで幼稚だ」

「ふっ誉め言葉t「貶してるから」ぐっ……」

「お前は転生者だな……」

「だったら何?」

「消えてもらう!」

銀髪君はいつの間にか持っていた双剣で切りかかってきた

「……投影………特典か」

「そうだ!これがオリ主たる俺の力だ!」

「さぁ!しねうぐぁ!!」

「ぎゃっ!」

「はぐぅ!」

急に目の前にいた三人が気絶して倒れた

「魔力反応は無くなったのに帰りが遅いから何してるかと思えば……災難だったな」

ユウジが立っていた




sideユウジ

「さっさて倒せば良かったじゃん」

「いや、そうしようとした瞬間に気絶しちゃったからさ……」

「あの…」

「そりゃ失礼したな」

「あのぅ…」

「ホントに何しに来たか分からないか連中だったよ」

「あぅ…」

「ジュエルシードはもう渡したのか?」

「いや、これからさ「あの!」うおぅ!」

「何だ?ブランコ少女」

「ブランコ!?違うの!私は「魔法少女」なの!被せないで!」

「わはははは!」

「笑わないでよ!もう……」

「んで?なんかようか?」

「あ、その、ジュエルシードをどうするんですか?」

「おぉ、イタチが喋った!」

「いや、フェレット何ですけど…」

「まぁいいよ…ほれ」

「!いいんですか?」

「集めてんだろ?だったらもってけ」

「ありがとうございます!」

「あの、あなた達の名前は……」

「イシシです」

「ノシシです」

「二人合わせて」

「「イノシシです」」

「嘘八百!?ってそうじゃなくて!あの!二年くらい前、会ったことありますよね?」

(うわ、覚えてたよ…)

(例の公園の件でしょ?)

(まさか忘れてると思ってたんだけど)

(名前くらい言ったら?)

(アホか、家特定されて俺の平和がおじゃんだ)

(そんな特定だなんて)

(いや、あり得るぞ…こいつの親は裏に顔が利くみたいだし、調べようとしたらすぐにわかるはずだ)

(やっぱり、偽名でいいよね)

(ああ)

「あの、公園でのことなんですけど……」

「分かってるよ、ブランコ少女」

「なのは!高町なのはなの!」

「ではブランコ少女「もういいの……」今何個集まった?」

「えっと……3個だよ」

「じゃあこれもあげるよ」

「!?こんなに!?どうして!?」

「いいか、フェレットよ、絶対にこの阿呆共に渡すなよ」

「はい!勿論です!」

「あ、あともうじき金髪の女の子が来るからその子と協力すると良い」

「え?あ、はい、分かりました」

「出会っていきなり砲撃しないようにね?」

「にゃ!?そんな事しないの!」

「んじゃぁ、またな」

「達者でな~」

「ちょっとまっ……………行っちゃった」

「名前聞けなかったよ…」

「しょうがないよ…兎に角ここを離れよう?早くしないとコイツ等が起きちゃう」

「うん、次合ったときは絶対にお話しするの!」

「うん、がんばってね!」





「行ったか……」

「せめて名前で呼べば良いじゃないか」

「俺は認めな奴しか名前で呼ばん」

「頑固だなぁ」

「……帰るぞ」

「了解」

そうしてこの場を後にする

残ったのは少々荒れた街道と三人の馬鹿共だった
 
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