| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

願いを叶える者(旧リリカルなのは 願いを叶えし者)

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

金髪少女誘拐事件2

sideアリサ

今日、朝から気分が良くて散歩に出掛けたの。
だけど、その途中で気持ち悪い笑みを浮かべた金髪の男の子が近くにやってきたわ。
ウザイから近寄るなって言ったんだけど…。

「ははっアリサはツンデレだなぁ」

と言って聞き流される。
本当にムカつく!
もう一度言おうとしたとき、そいつがいきなり倒れたの。
その後ろには黒服の男達が立っていたわ。
そいつ等は私の腕を掴んで車に押し込んで…。
その時に大声上げたけど回りにはさっきのアイツ……と思ったらもう一人いた。
ロー○ン前で立っている男の子がいた。

助けを求めようとしたら…

「…………………よし、飯だ!」

と言って何もなかったように入店し直そうとしてた…。
助かったら殴りに行こうと決意した瞬間だったわ。
取りあえず悲鳴上げたけど車は発進してしまい、
気が付いたら広めの部屋で縛られていたわ。

恐怖が襲ってきたけど、攫った理由を聞いてみた。
何でも私の家、バニングス家の人質として身の代金を要求するらしい。
更には私を囲むようにして三人がニヤニヤ笑っている。
後にいる奴がロリコンって言ってたけど何の事なのかしら?
そんなことを考えている内に黒服達の手が迫ってきてーーーーー

「「「ぐわぁ!?」」」パリンッ………グシャッ

ーーーーー後ろにいた三人が窓を突き破って飛んでいったの。

「えっ…………?」

訳が分からなかった私は悪くない。
三人のいた場所にはさっきのロー○ンにいた男の子が立っていた。
その男の子は次々に黒服達を倒していったわ。
夢でも見てるのかしら?

男の子は私の方を向いたと思ったら、急に顔を歪ませて前のめりに倒れたの。

「え!?ちょっとあんた!ねぇ!起きなさいよ!
えぇーと、そう!鮫島にれんr「お嬢様!」鮫島!」

「お嬢様!ご無事ですか!?」

「あたしは大丈夫!それよりもこの子を家へ運んで!
助けてくれたと思ったら倒れたのよ!」

「畏まりました!ささ!車へ」

直ぐに車に乗り込んで家へ向かったわ。
乗り込む際に、散らばったガラスの破片にさっき窓から飛翔した男達がいたけどきにしない。
うん………気にしたらまけなのよ!……きっと…。











sideユウジ

ふと目が覚めた。

「そうか…これが俗に言う知らない天j「おきたわね?」……誰だお前さんは?」

「あたしはアリサ•バニングスよ。
あんた私を助けたと思ったら倒れたのよ?覚えてる?」

「ふむ、記憶にはある「なんで助けてくれたのよ」空腹と言う名のストレスから来る
人助け症候群だ」

「………つまり、おなか減ってた所に私が誘拐されて、
何も食べてない状態で私を助けてくれて、
最終的に限界がきて『ぐぅぅぅ…キュルキュル………』………倒れた、と」

「やるな……エスパー「違うわよ!」まぁいい……。
取りあえずお前には先の行動に置ける報酬をもらわなくてはならない」

俺は悪役のような顔になって笑ってみた。

「な、何が欲しいのよ………」

アリサは自分を庇うようにして後ずさりしながら聞いた。

「ふふふ…それはな……」

「……そ、それは………?ゴクッ」

「ご飯下さい!!」

俺が気がついた時には土下座していた…。









夕日が沈みそうな頃。
バニングス家玄関前で。

「まぁ、今日はありがと…一応お礼は言っとくわ!
勘違いしないでよね!別に他意は無いんだから!」

「あぁ、こっちも助かった。
2日丸々食ってなかったからな!」

「え?あんたもしかs「んじゃ、またなー!」ああっ!ちょっと!」

俺はは走り去って家路についた。
後ろから何やら叫んでいるようだが気にしなくても良さそうだ。
もう会うことも無いだろうし。
家につき、風呂に入って寝床につく。

「………そういや、金髪君はどうなったんだろ?
………まぁいいや、生きてんだろ」

ポジティブに終わらせ、意識は夢へと旅立った……。




一方金髪君は……

「くそっ待ってろよアリサ!今助けに行くからな!」

夜道をひたすら走り回り

「ちょっと君」

ーーーーー警官に補導されていった 。  
ページ上へ戻る
ツイートする
 

感想を書く

この話の感想を書きましょう!




 
 
全て感想を見る:感想一覧