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FAIRY TAIL 友と恋の奇跡

作者:紺碧の海
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第68話 消えた宝と5人と1匹の姫(プリンセス)

 
前書き
ヤッホー☆07だZ☆
今回は強力な睡眠魔法、夢によって眠らされてしまった最強チーム。目が覚めると・・・!!
途中で目線が変わります。最初はナツ目線☆
それでは、第68話・・・スタート☆ 

 
ハ「・・・、・・・ッ、ナ・・・、ナツ、起きてよ、ナツってばぁっ!!」

ナ「どわぁぁぁぁぁっ!!あ、あいつ等は?てか、ここどこだ?」

気がついて飛び起きると、俺たちはなぜか船の中じゃなくて、森の中にいた。

リョ「俺たちが眠らされてる間に連れて来られたみたいだな。」

ナ「くっそぉ~!あの仮面野郎共・・・!!ん?」

俺は辺りを見渡す。・・・いない!

ナ「おい、マヤは?ルーシィやエルザ、ウェンディとシャルルと、ユモもいねぇっ!!」

グ「ショールの考えだと、たぶんあいつ等に連れて行かれたかも知れねぇ。」

ナ「なぁ~にぃ!!!」

ショ「たぶんじゃなくて、絶対な。」

ト「ウェンディさんたち、本物の海の瞳(スィーピュープル)のアクセサリーを身に付けていましたからね・・・」

トーヤが浮かない顔で言うと、

?「やはりそうか。」

ナ「誰だっ!!」

上を見ると、さっきの仮面野郎共の1人が木の上にいた。

リョ「てめぇ~!ルーシィたちはどこだっ!!」

?「5人と1匹の姫(プリンセス)はこの森のどこかにいる。返してほしければ、俺の仲間を捜してバトルで勝つしかないな。」

フ「お前等、海の瞳をどうするんだ。」

レ「さぁな。そのうちわかるさ。俺は白黒の仮面(モノクロマスク)のマスター、レプス・ゴイル。勝負に白黒つけようぜ。妖精さんよ。いや、ハエって呼んだほうがお似合いかな?」

レプスは仮面をつけて顔は見えねぇけど、笑ってるのはすぐにわかった。あいつ・・・!!顔面を殴ろうと思ったが、すでにレプスの姿はなかった。

ナ「だぁーーーーーっ!!あんにゃろーーーーーーーーーーっ!!!!!」

フ「ナツ落ち着けっ!!」

ハ「今暴れても意味ないよっ!!」

ト「嫌な予感がしてきました・・・」

リョ「あいつが何を企んでるか知らねぇけど・・・」

グ「悪い事が起きるのは確かだな。」

ショ「とにかく、手分けして捜そう。そのほうが時間が短縮できる。」

ナ「おっしゃ~!!行くぞハッピー、フレイ!!」

フ「おぅ!!」

ハ「あいさ~!!」

俺はハッピーとフレイと西(たぶん・・・)の方角に飛んでいった。こっちの方から微かだけどマヤのにおいがしたんだ。待ってろよマヤ!!すぐに助けてやるからなっ!!

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           『ここからはマヤ目線で書いていきます。』

マ「・・・う、う~ん・・・?」

こ、ここは?確か、船が襲われて、気持ち悪い仮面を付けた変なやつ等が来て、眠らされて・・・あれ?そこから記憶がないよ~!!てゆうか、ここどこっ!?私がいたのは、薄暗い部屋の中。眠ってる間に連れて来られたのかな?立ち上がろうとしたら・・・

マ「うそ!!こんなのあり!?」

手足は縄で固く縛られていて、身動き出来ない状態。必死にもがいても無効化。

マ「これじゃあ動く事も出来ないし、動物たちの事を呼ぶことが出来ないよ~!!」

動物たちは指笛で呼ぶから手を縛られてたらダメだ。どうにかして、ここから脱出して、みんなと合流しないと!!そんな事を考えいると、

?「気がついたか。」

マ「ひょおーーーっ!!」

お、脅かさないでよ!!私の目の前には、あの気持ち悪い仮面を付けたやつが上から私の事を見下ろしていた。すると、そいつは仮面を外した。灰色の髪の毛に黒い瞳が特徴的の男。

ラ「俺は白黒の仮面の幹部の1人、ラトーナ・ルフド。お前にはしばらくここにいてもらう。」

そう言うとまた気持ち悪い仮面を付けた。

マ「その仮面、付けないでほしいんだけど。気持ち悪いんだよね。」

ラ「そんなの俺には関係ない。」

うわぁ~、すっごいムカつく。

ラ「そうそう、お前が眠っている間に、海の瞳がついた指輪はもらったからな。」

服のポケットから青い宝石のついた銀色の指輪を取り出す。

マ「あぁーーーーー!!いつの間に!!それを返してっ!!!」

ラ「返せと言われて返すバカがどこにいる。」

マ「いるかもしれないじゃん!!いいから返せっ!!」

ラ「断る。」

マ「返せっ!!」

ラ「断る。」

マ「返せっ!!」

ラ「断わ・・・」

マ「返せっ!!!」

「断る」、「返せ」の輪唱がしばらく続いた。

ラ「全く、うるさい女だ。」

するとラトーナは指輪を取り出した反対のポケットからナイフを取り出し私の首筋に突きつけた。

マ「!!!」

私は驚いて言葉を失った。

ラ「大人しくしてろ。さもないと、命はないぞ。」

ナイフの刃先がわずかに射し込む光に反射して銀色に光る。

マ「へぇ、女の子にナイフを突きつけるなんて、あんたそれでも男?」

ラ「!!お前・・・」

マ「それとも何?私が怖いからナイフで脅してるの?残念ながら、私はそんなの平気なんだよ。妖精の尻尾一の怖いもの知らずだからね。」

ラ「・・・・・」

これで相当キレたと思う。さっきも言ったけど、私は怖いもの知らずなんだよ。その時、顔を白い布で覆われた。すると、さっきよりも強烈な眠気に襲われた。

ラ「さっきよりも10倍強力な眠気が襲うだろ。お前にはしばらく眠っててもらう。」

マ「っ・・・・・」

ナ、ナツ・・・ハッ、ピー・・・フレイ・・・そこからの記憶はない。 
 

 
後書き
第68話終了☆
6人と1匹の王子(プリンス)は、5人と1匹の姫(プリンセス)を仮面の怪盗から助け出すことはできるのか!?
次回はトーヤがウェンディとシャルルを助けるため、怪盗と立ち向かう!!
お楽しみに~☆
 
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