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FAIRY TAIL 友と恋の奇跡

作者:紺碧の海
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第61話 天使VS妖精

 
前書き
こんにちは~!!07です!!
今回はルーシィ&リョウの対決です!!
ルーシィ目線で書いていきます。
それでは、第61話・・・スタート!!  

 
みんなと別れてリョウと敵を探していたら、

?「見ぃ~つけたぁ~♪」

ル&リョ「!!?」

驚いて後ろを振り向いたら、白い白衣に少しカールのかかったショッキングピンクの髪の毛の女の人がいたの。

G「私はGよ。ジョニーさんの一番弟子よ。あなたたちのことはみ~んな分析済みよ♪」

なんか、強烈にイタイやつが出てきたんですけど・・・本当にこの人、科学者なの?

G「金髪の女はルーシィ・ハートフィリア。星霊魔道士。ハートフィリア家の令嬢。」

ル「!何で私の名前を・・・」

G「茶髪の男はリョウ・ジェノロ。聖十魔道士の1人。ジェノロ家の御曹子。」

リョ「確かに分析済みだな・・・」

G「あなたたち2人は血が繋がっている。」

そこまで分かっちゃってるなんて・・・

G「これが科学の力よ。科学に勝つことができるのは神しかいないのよ。」

ジョニーとまるっきり同じ事言ってるわ・・・

リョ「神しか勝てないなら・・・俺たちがお前を倒して神になってやるっ!!」

リョウはそういうと聖剣(エクスカリバー)を1本抜いて、

リョ「竜桜切ッ!!」

リョウの背後に青いドラゴンが浮かび上がる。聖剣をGに振りかざした。でも、リョウの攻撃はGにあっさり防がれちゃった。

G「あら?魔力切れかしら?」

リョ「狙いは的中だったのに・・・」

・・・って、リョウだけに頼ってちゃダメッ!私も戦わないとっ!!

ル「開け!獅子宮の扉!レオ!!」

レ「王子様参上ッ!!」

リョ「あーーーーーっ!めがね野郎ッ!!」

あっちゃぁ~・・・そうだ、この2人は以前喧嘩中だったんだっけ。すっかり忘れてた。私の目の前で火花を散らす2人。はぁ・・・

レ「ルーシィ、今日はなんだい?」

レオがリョウから視線を離さずに聞いてくる。

ル「あいつを倒すの。」

レ「OK!王の光(レグルス)よ、我に力を。」

レオが光を纏った拳でGに殴りかかる。

リョ「ふ~ん、意外に強いんだな。」

意外って・・・

G「ふぅ、そろそろ私からいきますわよ。」

すると、Gの体が無数の四角に分裂して、しばらくすると、さっきまで白衣を着ていたGはそこにはいなくて、大きな羽の生えた純白のドレスを身に纏い、真っ白な剣を持ったGがいたの。こ、これって・・・まさか・・・!!

リョ「接収(テイクオーバー)、天使の魂(エンジェルソウル)・・・」

G「その通り。」

天使の姿になったGは手に持っていた真っ白な剣で、

G「ハァァァァァァァァァァァァァァッ!!!」

ドドガガァァァァァァァァンッ!!!

真っ白な剣を私たちに向かって振り下ろした。

ル「うぅ・・・」

な、なんて・・・強さなの・・・

リョ「その程度か。」

G「!!?」

ル「リョウ・・・」

頭から血を流し、頬や腕に切り傷だらけになりながらも、リョウは地面に立っていた。

リョ「めがね野郎、ルーシィを頼む。」

レ「あぁ。」

リョウは2本の聖剣を抜いて、Gに立ち向かう。

G「これで終わりよっ!!ウォラァァァァァァァァァァァァァッ!!!」

リョ「科学より強いものがいるって事を、俺がその腐った機械の脳みそに教え込んでやるっ!!2剣流・・・速刀殺切ッ!!」

ドガァァァァァァァァァァァァァンッ!!!

ル「リョウ!!」

妖精と天使がぶつかり合って爆発が起こった。砂煙が消えると、そこにはリョウが傷だらけで立っていた。Gの姿はどこにもない。

リョ「あの爆発と一緒に、Gも爆発しちまったよ。」

ル「え、それって・・・」

リョ「Gは、人間・・・じゃ、ない・・・」

ル「リョウ!!」

リョウは力尽きたのか、崩れるように膝を着いて、その場に倒れて気を失った。

レ「リョウがルーシィの事が好きな理由がなんとなくわかった気がするよ。」

ル「あんた、それを最初から知ってて。」

レ「さぁね?それじゃあ、僕はこれで失礼するよ。」

そう言い残すと、レオは星霊界に帰っていった。

ル「やっぱり、リョウは強いわね。」 
 

 
後書き
第61話終了です!!
久々にレオを出してみました。あんまり出番がなかったですが・・・
次回はいよいよ最終決戦!勝つのは妖精か、それとも化学か!?
見逃したらいけないよ! 
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