| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

FAIRY TAIL 友と恋の奇跡

作者:紺碧の海
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第59話 イカロスの翼

 
前書き
ど~もど~も、07で~す。
今回はエルザ&ショールの対決です。
エルザ目線で書いていきます。
それでは、第59話・・・スタート。 

 
みなと別れてしばらく歩いていると、

?「お待ちしていましたっ!」

長い黒い髪の毛を高い位置でお団子に束ね、赤いめがねをかけて、白衣をピシッと着こなした女が歩いてきた。

H「私はMs.H。話はジョニー博士から聞いてるわ。」

それなら話が早い。

H「さぁ始めましょうか。科学と妖精、どっちが勝つかしらねぇ?」

エ「それには答える必要がない。」

ショ「結果はわかって当然だ。」

私たちが勝つとゆう事だ。私は黒羽の鎧に換装する。

エ「はぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

空中に飛び上がり剣を振りかざす。すると、Hは腕を私に向けると、

H「水魔法、水圧!」

ものすごい風が私の攻撃を抑える。な、なんとゆう威力だ・・・

バギッ!!

ショ「黒羽の鎧が・・・」

壊滅しただとっ!!?

ショ「分身!!」

ショールが2人に、4人に、8人に、12人に分かれた。12人のショールが一斉にHに襲い掛かる。だが、Hは、

H「水魔法、水圧!」

ショ「グワァッ!!」

Hの真上で攻撃するチャンスを待ち構えていたショールに攻撃をした。

ショールは地面に叩きつけられる。

ショ「そんな・・・な、何で・・・わかったんだ・・・?」

H「気配を消したとしても、この私には一切通用しないわ。」

どうやってショールの気配を感じたのか知らんが、かなり厄介な相手だとゆう事は分かった。

H「今度は私から。水魔法、津波!」

勢いよく波が私とショールに襲い掛かってくる。私はすぐさま海王の鎧に換装し、津波を食い止める。

H「さすが妖精女王(ティター二ア)でも・・・」

バギッ!!

エ「うあぁぁぁっ!!」

このままでは・・・

H「可哀想に・・・」

突然、Hが変な事を言い出した。

H「太陽に近づきすぎて、羽は焼け落ち、そこに残るのは屍のみ。あぁ、なんと残酷なの・・・これはまるで、イカロスのよう・・・」

イカロス?ギリシャ神話に出て来るあのイカロスか?

H「あぁ、私は2人の妖精の羽を焼き尽くしてしまうのね・・・」

Hは手を組むように胸に手を当て、私たちから顔を背ける。背けた顔は、悲しそうな顔ではなく、勝利を勝ち誇った悪魔のようだった。

エ「それはつまり、私たちが貴様に負けるとゆうことか?」

H「えぇ。イカロスのように、散ってゆくのです。」

エ「勝手に人の未来を決めるなっ!!私たちには、妖精の尻尾には、負けとゆう言葉など存在しないっ!!」

私は天輪の鎧に換装し、

エ「舞え、剣たちよ・・・循環の剣ッ!!(サークルソード)」

銀色に光り輝く無数の剣が、回転しながらHに襲い掛かって行く。

H「無駄な事を。水魔法・・・」

ショ「させるかっ!マジックハンド!!」

H「なっ!?」

ショールがHの後ろから動きを封じる。

ショ「エルザッ!攻撃しろっ!!」

エ「し、しかし、それじゃあお前が・・・」

ショ「俺の事はいいっ!!まずはこいつを倒すのが優先だっ!!」

エ「ショール・・・」

いかにもあいつらしい考えだな。

H「離せぇっ!離せぇっ!!」

ショ「そう言われて離すバカがいるか。」

抵抗するHをショールが必死に食い止める。ショール、当たったらすまない・・・

エ「天輪・繚乱の剣ッ!!(てんりん・ブルーメンブラット)」

銀色に輝く剣が一斉にHに襲い掛かる。

H「アァァァァァァァァァァァァァァァッ!!!」

砂煙が舞い上がる。そして、Hはその場にドスンッと音を立てて倒れた。私は換装を解くと、

エ「ショール・・・!?」

ショ「俺は平気だ。そんなに心配しなくても大丈夫だって。」

所々掠り傷を負ったショールが砂煙の中から出て来た。

ショ「それにしても、やっぱりエルザは強いな。」

エ「た、大した事では、ない・・・/////////////////////」

その時、

H「・・・ま、待tnさい、y・・・」

エ&ショ「!!?」

ボロボロになったHがよろよろと立ち上がる。ショールは私をHから守るように私の前に立つ。

エ「まだやるのか。」

ショ「無理すると、体によくないぞ。」

H「J・・・ジョニーhかsg、おk、ると、dうnるk・・・科学h・・・yうsいにnんか、mkない・・・」

何を言ってるのかさっぱりだった。まるで、壊れたロボットのように・・・次の瞬間、

バゴォォォン!!!

激しく炎を噴出しながらHが爆発したのだっ!!私とショールは爆風の風圧で壁まで吹っ飛ばされた。私は頭を強く打ち付ける。

ショ「エ、エルザ、大丈夫か?」

エ「あ、あぁ、すまない。」

私はショールの差し伸べてくれた手を握って立ち上がる。

ショ「まさか、このギルド・・・」

エ「あぁ。きっとそうだ・・・」

私は、近くにあった片方のレンズが割れた赤いめがねを拾いそっと握りしめた。 
 

 
後書き
第59話終了~!
私、いっつも思うのですが、妖精の尻尾の魔道士は、絶対に、「負ける」とゆう言葉を知らないと思うんですよ。
次回はグレイ&ユモの対決!!
第60話でお会いしましょう~!! 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

感想を書く

この話の感想を書きましょう!




 
 
全て感想を見る:感想一覧