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魔法少女リリカルなのは 〜TS少女の最強物語〜

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第21話『正体バレた!? いやバラした!! 仕方がないさ友達イベント』

 
前書き
7/30 誤字修正 

 
~ツバサ(ルナ)~

ボクは今なのは達を連れて
プレシアさんの目の前に瞬間移動してきた

「貴方達どこから入って来たのかしら? 転送ポートは家の外のハズだけれど…?」

「あ~フェイトとルナだー」

するとプレシアさん驚いていて
アリシアちゃんはボク達が来た事を喜んでいた

「ボクは別に転送ポートとか無くても長距離転移が可能なんだ」

ボクがそう説明すると

「やっぱり貴方は凄いわね……」

プレシアさんにそう言われた

「まぁそれは置いといて管理局(?)から逃げるついでに
ジュエルシードが全部集まったのを報告に来たんだ」

「管理局(?)って言うのは?」

「証拠も無しに『私達は管理局の者だ』って言ってる人達の事だよ
まぁちょっと調べた結果本物だったんだけどね」

ボクがプレシアさんとそう話していると

「えっ!? あの人達本物の管理局員だったの!?」

ユーノはリンディさんやクロノが本当に管理局員なのか疑っていたみたいで
本当に管理局員だと知って驚いていた

「うんそうだよ」

ボクがユーノにそう言うと

「貴方は大丈夫なの?」

プレシアさんが心配してくれた

「ん~多分大丈夫かな?
まだプレシアさんの事もフェイトの事もアリシアの事もバレて無いし」

ボクがそうプレシアさんと話していると

「ちっちゃいフェイトちゃんがいるの!!」

なのはが急に大きな声をあげていた…

~side out~


~なのは~

ルナちゃんがフェイトちゃんのお母さんとお話ししているのを見ていたら
フェイトちゃんのお母さんの隣にいる
フェイトちゃんにそっくりな女の子を見つけたの

「ちっちゃいフェイトちゃんがいるの!!」

私はその子を見て大きな声で驚いちゃったの

「あの子ってフェイトちゃんの妹?」

フェイトちゃんにそう聞いて見ると

「えっ? 違うよ。アリシアは私の……」

フェイトちゃんが答えようとしたら

「違うよ!! 私がフェイトのお姉ちゃんだよ!!」

ちっちゃいフェイトちゃんが割って入ってきたの

「えっ!? フェイトちゃんのお姉ちゃん!?」

そして私はこの子の発言にびっくりしてフェイトちゃんの方を見ると
何故か表情を暗くしていたの

「私の名前はアリシア・テスタロッサだよ」

フェイトちゃんのお姉ちゃん? が自己紹介をしてきたので

「私は高町なのはだよ」

私もアリシアちゃんに自己紹介をしていたら
フェイトちゃんが暗い表情のまま

「実はなのはに話しておきたいことがあるんだ……」

そう言ってきたの……


そして私はフェイトちゃんから
アリシアちゃんが一度死んでいた事
フェイトちゃんがアリシアちゃんのクローンだと言う事
ルナちゃんがアリシアちゃんを甦らせた事を聞いたの

話し終わった後フェイトちゃんは俯いてしまって
アリシアちゃんは心配そうにフェイトちゃんを見ていたの

アリシアちゃんが一度死んでいて
それをルナちゃんが甦らせたとか
その辺どう言う事なのか聞きたかったけど…

「でも…アリシアちゃんのクローンだとか関係ないの」

私はフェイトちゃんの事について話したの

私がそう言うとフェイトちゃんは顔を上げて私の方を見たので

「フェイトちゃんはフェイトちゃんなの
そんなフェイトちゃんだから私はお友達になりたいって思ったの」

私が自分の気持ちを伝えると

「前にも言ってくれたよね…友達になりたいって……」

フェイトちゃんが私の方を見て

「ずっと考えてたんだ…私に出来るなら、私でいいならって
だけど私どうしていいかわからない……
だから教えて欲しいんだ。どうしたら友達になれるのか」

ポツポツとそう言って来たの……

だから私は……

「………簡単だよ」

「え…?」

「友達になるの、すごく簡単」

「………」

「名前を呼んで? はじめはそれだけでいいの。
君とかアナタとか、そういうのじゃなくて、ちゃんと相手の目を見て
はっきり相手の名前を呼ぶの」

「でも私なのはの事もう名前で呼んでるよ?」

「うん。だからお互いが友達だと思ったらもう友達なの」

私がそう言うと

「じゃー私もなのはと友達になるー」

アリシアちゃんがそう言って話しかけてきたので

「うん。アリシアちゃんも今日からお友達だよ」

私はアリシアちゃんに笑顔でそう答えて……

「それで…私はルナちゃんとも友達になりたいんだ」

私はそう言ってルナちゃんの方を向いたの…

~side out~


~ツバサ(ルナ)~

ボクはプレシアさんとの話しも終わり
なのは達の方を見ていた

すると原作とは若干違ったけど
無事お友達イベントが終わったみたいだった
するとなのはがボクの方を向いて

「それで…私はルナちゃんとも友達になりたいんだ」

そう言ってきた

「うん。ボクもなのは達と友達になりたいよ」

ボクがそう言うと

「じゃールナちゃんも今日からお友達なの」

なのはは嬉しそうにそう言った


けど……


「でもなのはとフェイトに言っておく事があるんだ…」

「「え…?」」

「ルナ・ラクリマって偽名なんだ♪」

ボクが2人にそう言うと

「「えぇ~~!?」」

2人共凄く驚いていた

「だからまだお互い名前を呼び合ってないからまだ友達じゃ無いんだ」

ボクがそう言うと

「じゃー本当の名前を教えて欲しいの!!」

「ルナのホントの名前教えてくれないかな?」

2人がボクの本当の名前を聞いてきたから

「うん。ボクの本当の名前は……」

ボクはそれに対して自分の名前を教えようとしたら

「ツバサっていうんだよね」

アリシアが先に答えてしまった

「ツバサちゃん……?」

なのはがその名前を聞いて何か考えているようだったので
ボクはバイザーを外して素顔をみせて

「うん。そうだよボクの本当の名前は不知火ツバサ」

なのはとフェイトにそう言った

「えっと…ツバサこれからよろしく」

フェイトはすぐに順応したけど
なのはは……

「えぇ~~!?」

物凄く驚いた後

「ツバサちゃんってあのツバサちゃんなの!?」

そう言って来た
フェイトとアリシアちゃんは
なのはが何を言ってるのかわからなくて首を傾げていたけど
ボクにはなのはが何が言いたいのかわかっているので

「うんそうだよ。なのはのクラスメイトのツバサだよ」

なのはにそう告げた

「ルナちゃんがツバサちゃん? えっ!? えっ!?」

するとなのはは混乱しながらも

「でも髪の毛の色が違うの!」

そう言って来たので

「あ~これは……ネオ、ユニゾンアウト」

「え…ネオって……?」

ボクがそう言うと
ボクとネオのユニゾンが解除されて
黄緑の髪はいつも通りの青になり
髪型がツインテールからストレートになった
その隣にはネオが立っていた

「ネオさんどこから現れたの!?」

「貴方は誰ですか?」

「お姉さんだれ?」

3人がいきなり現れたネオに質問していた

「私はツバサの融合型デバイスのネオスティアです
普段は不知火ネオと名乗っているのでネオと呼んで下さい」

ネオがそう答えると

「へぇ~融合型デバイス何て初めて見たわ」

離れて此方の様子を見ていたプレシアさんがそう言って来て

「ネオさんがデバイスってどういう事なの?」

なのはがそう聞いてきた

「さっき軽く説明したと思うけど融合型デバイスって言うのは
マスターとなる人と融合することにより魔法のサポートをしてくれたりするもので
人型の形態を持ち自己AIでマスターが命令しなくても動くことが……」

ボクが説明をすると

「じゃーツバサちゃんが強いのはネオさんと合体しているからなの?」

なのはがそう聞いてきたので

「合体って……まぁ似たようなもんか……
ネオとのユニゾンは強さに少しは関係してるのかな?
ネオとユニゾンしたらリミッターが緩くなって
普段より魔力が解放されちゃうからね
でも実際ネオとユニゾンしてたのは正体を隠すためと
ボクはデバイス無しで非殺傷設定が出来ないから
デバイスなしで使う魔法に非殺傷設定をつけたりして貰う為何だけどね」

ボクはなのはにそう説明して

「それじゃ改めてボクは不知火ツバサ
なのはとは既に友達だったりするから
フェイトとアリシア、ボクと友達になってくれるかな?」

ボクがそう言うと

「「うん」」

2人は明るく返事をしてくれて
ボクに新しい友達が2人増えた

「それでフェイト達ってこれからどうするの?」

ボクはそう言ってプレシアさんの方を見ると

「管理局の対応しだいだけど……
せっかくフェイトとアリシアに友達が出来たのだから
地球に移住しようかしら?」

プレシアさんはそう答えた

「それならボクの家に住みませんか? いくつか空き部屋が有りますし」

ボクがそう言うと

「いえ大丈夫よ。宝石でも売ればお金ぐらいどうにでもなるだろうし
貴方達の家の近くのマンションでも借りるわ」

プレシアさんがそう言ったので

「そーですか。じゃー何かあったらまた言って下さい
ボクに出来る事なら協力するんで」

するとプレシアさんが

「じゃー1つ聞きたいのだけれど……」

そう言ってきたので

「なんでしょう?」

ボクが聞くと

「アリシアに昔は無かったはずの
リンカーコアが出来てたのだけれど貴方が付加したのかしら?」

「えっ!?」

プレシアさんがそう言ってきてボクは驚いてしまった

「いえ…あの復活の魔法にそんな効果は無かったハズだけど……」

ボクはそう言ってアリシアの方を見て魔力を探ってみると
確かにアリシアちゃんの中にリンカーコアがあった……
しかもそれはなのはやフェイトと同じぐらいの魔力量を持っていた

「確かにリンカーコアがあるね……」

ボクがそう言うと

「私も魔法が使えるようになったの?」

アリシアがそう聞いてきたので

「練習すれば使えるようになるよ」

ボクがそう言ったら

「やったーじゃーいっぱい練習してツバサより強くなる」

アリシアはそう言ったんだけど

「姉さん多分それ無理だよ」

「アリシアちゃんその目標はちょっと無理なの」

フェイトとなのはが『無理だ』と言った

「えー頑張ればできるよー」

アリシアはそれに反論したんだけど

「アリシアちゃんは星を壊すことって出来ると思う?」

「?」

なのはの言葉に『何言ってるの?』って感じの顔をして

「ツバサは出来るらしいよ」

「!?」

フェイトの言葉を聞いて驚愕の顔で此方を見て

「ツバサそれホント……?」

そう言って来たので

「ん? あぁ本当だよ」

正直に答えたら

「えーと…目標変えようかなぁ……」

アリシアは早くも目標を修正し始めた

「うん。その方が良いの」

「ツバサに勝つのはあきらめた方が良いよ」

「うん。そうする」

そして3人はそう話していた……


この3人は置いといてボクは
この光景を微笑ましそうに眺めていたプレシアさんに

「地球に住むとして学校ってどうします?」

そう聞いてみると

「貴方達も行ってるなら行かせることにするわ」

プレシアさんはそう言って来たけど

「フェイトは良いんですがアリシアは年齢的に厳しいかも知れませんよ?」

ボクがそう言うと

「確かにアリシアは死んでしまった時のままの年齢だから
まだ5才だものね…身長も教養も足りて無いわ」

ボクとプレシアさんがそう話していると

「え~私もフェイト達と同じ学校行くのー」

アリシアがやって来てそう言って来たけど

「ごめんなさいアリシア……私じゃどうしようもないの……」

プレシアさんは申し訳なさそうにそう言ったら

「ツバサなんとか出来ないかな?」

アリシアちゃんがそう聞いてきたので

「年齢の方はボクの能力で成長させる事は出来るよ
教養についてはボクの記憶を少しコピーするかマルチタスクで猛勉強か……」

ボクがそう言うと

「じゃーお願い!! 教養についてはコピーで……」

アリシアちゃんがそう言ったんだけど

「フェイトと同じ9才ぐらいまで成長お願い出来るかしら?
勉強の方は学校に通うまでに私が教え込むわ」

「わかったよ」

ボクはプレシアさんの言葉を了承した
プレシアさんは成長は任すけど勉強は自分でと
アリシアちゃんにとって楽な方法は拒否した
これを聞いたアリシアちゃんは

「ママ…わたしツバサの記憶のコピーでいいなぁって……」

そうプレシアさんに言ったけど

「さぁアリシア今日から猛勉強よ」

プレシアさんはアリシアに勉強を教える気満々だった

「あぅぅ~」

アリシアちゃんが涙目でこっちを見てきたけど

「えっと…頑張ってね?」

ボクには応援する事しか出来なかった

「…………orz」

そして

「それじゃーアリシアちゃんを成長させるね」

ボクがそう言うと

「えぇお願いするわ」

「ツバサおねがいね」

2人がそう言って来たので

「うん。それじゃ成長させる前に……」

ボクはそう言ってフェイトの方を向き

「フェイトの予備の下着と服持って来て貰ってもいいかな?」

そう言うと

「なんで?」

フェイトがそう聞いてきたので

「今からアリシアちゃんを成長させるんだけど
今着てる服じゃ成長したらキツキツになっちゃうからね」

「うん。わかったよ」

ボクがそう言ったらフェイトは自分の部屋へと服を取りに行った

「それでアリシアはフェイトが戻ってきたら
今来てる服を全部脱いで大きくなったら着替えてね」

「うん。わかった」

アリシアにそう言って少し待っていると

「これでいいかな?」

フェイトが服と下着を持って戻ってきた

「うん。じゃーアリシア服脱いで」

ボクがそう言うとアリシアは服を全て脱いで裸になった

「脱いだよー」

アリシアがそう言ったので

「それじゃー行くよー」

そう言ってボクはアリシアちゃんに
身体成長系の魔法を使った
するとアリシアの身長が少しずつ伸びていきフェイトと同じぐらいになった
こうなるとフェイトとアリシアは全く同じと言っていいほど似ていた

「終わったよ」

ボクがそう言うと

「おぉ~フェイトと同じぐらいになったー」

アリシアは嬉しそうにはしゃいでいた……

裸で……

すると

「ね、姉さん!? 早く服を着なよ///」

フェイトが自分とそっくりの姉が
裸ではしゃぎ回ってるのが恥ずかしくなったのか
顔を赤くしてアリシアに服を渡していた

「あっフェイトありがとー」

アリシアはフェイトから服を受けってお礼を言い服を着た


その後は皆で色々とお話しをしたあと

「それじゃボクはそろそろ帰るよ。なのは達はどうする?」

ボクがそう言うと

「それじゃー私も帰るの」

「僕もなのはと一緒に帰るよ」

なのはとユーノも一緒に帰ると言ったので

「うん。一緒に帰ろっか」

そう言ってなのは達が近づいて来たのを確認して

「それじゃプレシアさん、フェイト、アリシア、アルフ
地球に来たら念話で連絡してね~」

ボクがそう告げると

「そっちに行ったらまた連絡するわ」

「なのは、ツバサまたね」

「ばいばいツバサになのは」

「あんた達元気でね」

テスタロッサ家の面々がそう言い

「うん。まぁまたすぐ会えるだろうけどね」

「それでは皆様またお会いしましょう」

「フェイトちゃん、アリシアちゃん、プレシアさん、アルフさん
コッチに来たらすぐに教えてね。ばいばいなの」

「それじゃまた」

帰宅組がそう答えてボクが転移魔法を発動し
ボクの家へと転移した

転移してボクの家の玄関に着いた面々は

「なのは達はどうする?上がって行く?」

ボクがそう聞くと

「ん~今日は疲れたから帰るの。また明日学校でなの」

そう言ってなのは達は帰って行った


そして次の日学校にて

「ツバサちゃんおはようなの!!」

「おはよ……」

「えっ?」

「どうしたのなのはちゃん?」

「えっと…ツバサちゃんの喋り方が……」

「何言ってんのなのは。いつも通りじゃない」

「えっと…そうなんだけど……」

「ふふ…変ななのはちゃん」

「もー寝ぼけてないでしっかりしなさいよ」

「う、うん」

《ツバサちゃん!?》

《どうしたの?》

《何でいつも通りの話し方なの!?》

《これからも普段はコレだよ》

《何で!?》

《なれちゃったからね》

「あんた達何見つめ合ってるのよ」

「ち、違うのアリサちゃん!!」

「ふふ…なのはちゃん楽しそうだね」

「~~~!! ツバサちゃんも何か言って欲しいの!!」

「頑張れ……?」

「にゃ~~!!!!」 
 

 
後書き
次回は
・プレシアさん達が海鳴市に移住
・銀髪君と管理局が再び現れる

次回『テスタロッサ家に迫る管理局と銀髪君』 
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