FAIRY TAIL 友と恋の奇跡
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第57話 謎のリモコンと天才発明家・ジョニー
前書き
こんにちは☆07です☆
今回は最強チームに新たな事件が襲い掛かる!?その新たな事件の始まりの鍵は・・・え?リモコン?
ショール目線でいってみよう☆
それでは、第57話・・・スタート☆
はぁ・・・ね、眠い・・・昨日の宴は深夜4時ぐらいまで続いた。それから全く寝てない。俺の他にもルーシィ、ウェンディ、シャルル、ユモ、トーヤも眠そうな顔をしてる。それに比べて、
ナ「んだと、垂れ目野郎!ポジティブ野朗!」
グ「ごちゃごちゃうるせぇんだよ、バカアホリョウ!吊り目野郎!」
リョ「もういっぺん言ってみろ、単細胞!露出魔!」
昨日も騒いでまだ騒ぐのか。元気だな・・・
エ「静かにしないかっ!!」
ナ&グ&リョ「あいぃぃぃっ!!!」
エルザも元気そうだな・・・3人はハッピー化してるし・・・
ル「あれ?そういえばマヤとハッピーとフレイは?」
言われてみればどこいったんだ?
ユ「さっき、ギルドを出て行くのが見えたけど?」
マ「お~い!みんな~!」
ハ「ナツゥ~!」
フ「面白いもの見つけたぞ~!」
うわさをすればマヤとハッピーとフレイがギルドに戻ってきた。
ウェ「どこ行ってたんですか?」
マ「それはおいといて、これ見て見てぇっ!!」
マヤが持っていたものはトランプくらいの大きさのリモコンのようなものだった。細長いアンテナと、赤・黄色・緑・青・白のスイッチがある。
リョ「どうしたんだこれ?」
さっきまで喧嘩していたナツとグレイとリョウも集まってきていた。
マ「拾ったんだよ。」
マ&ハ&フ以外「拾ったぁーーーーーーーーーーっ!!!??」
てゆうか、普通こんなもの落ちてるのかぁっ!?
ト「マ、マヤさん、持ち主がいるかもしれませんよっ!!」
エ「トーヤの言うとおりだ。元の場所に戻して来いっ!!」
マ「えぇ~、せっかく面白いものだと思ったのに・・・ってあれ?」
ショ「リモコンが消えてるっ!!」
さっきまで持ってたよなっ!?
フ「にしても、デザインダサいな。」
リョ「こんなもん誰が作ったんだ?」
グ「知るか、そんなもん。」
ハ「ボタン押してみたら?」
ナ「おぉ!そうだな!」
いつの間にかリモコンはナツが持っていた。よりによってなんで・・・
マ「ナツ~、返して~。」
ナ「へへっ!グレイ、ほらよ!」
リモコンはナツからグレイへ。
ユ「グレイだめだよ。持ち主がいるかもしれないよ。」
グ「落とす方が悪いだろ。リョウ、ちゃんと取れよ。」
リモコンはグレイからリョウへ。
ル「リョウ、元の場所に戻そう。」
リョ「いくらルーシィでも、その頼みは聞けないな~。ハッピー、キャッチしろよ。」
ハ「あい!」
リョウが空を飛んでいるハッピーにリモコンを投げる・・・が、
ガツンッ!!
ハ以外「あ・・・」
ハッピーの頭にリモコンが直撃。しかも、同時に白いスイッチがおささったのを俺は見逃さなかった。リモコンが光だし、光が俺たちを包み込んだ。嫌な予感がするのは俺だけだろうか・・・?
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恐る恐る目を開けると、見慣れない風景が目に飛び込んできた。
ウェ「な、何ですかここは?」
シャ「な、何か、変な臭いがするわ・・・」
辺りにはいろいろな大きさのビーカーやフラスコ、試験管やガスバーナーがあったり、顕微鏡やルーペ、集気びんもある。
エ「どこかの実験室のようだが・・・」
ユ「でも、リモコンとどうゆう関係なの?」
ショ「あれ?そういえば、さっきのリモコンは?」
辺りを見回してもどこにもない。
ル「もぉ~!いったいどうなってんのよぉっ!!」
その時、
?「ひょ~ひょっひょっひょっひょっひょ。」
不気味で特徴的な笑い声が響いた。
ナ「誰だっ!!」
?「おや?私をご存じないのですか?」
すると、
ボワァァァン!!
白い煙と同時に白い白衣を着て、ぐるぐるめがねをかけたおじいさんが立っていた。
ジョ「私はジョニー・メカ。天才発明家でもあり、世界一の魔道士でもあるこの私を知らないとは残念な事ですな。」
エ「ジョニー・メカ?どこかで聞いたことのある名だ・・・」
エルザはこいつの事を知ってるらしい。勝手に世界一を名乗ってる。リョウとナツはいまにも噛みつきそうな勢いでジョニーを睨んでいる。
ジョ「ところで、このリモコンを見つけてくれたのは君たちかな?」
正確には、マヤが拾ったんだけどな。ジョニーの手の中にさっきのリモコンが握られていた。
フ「あんたのリモコンだったのか。」
ジョ「はい。いや~、さっきからずっと捜していたんですよ。」
ト「見つかってよかったですね。」
ジョ「本当にありがとうございます。」
なんかお礼を言われたな。
ジョ「ですが・・・」
ジョニーのぐるぐるめがねがキラーンと怪しく光る。
ジョ「ここに来てしまったのなら、生きて返すことはできませんな。」
ル「え・・・」
ど、どうゆう事だ・・・?
ジョ「我がギルド、科学の世界(サイエンスワールド)は闇ギルドの1つ。場所を知られたからにはただでは済みませんよ。」
ジョ以外「闇ギルドォ!?」
ここギルドだったのかっ!?
リョ「科学の世界は、機械や危険な薬品を盗んでいるギルドだ。」
エ「思い出したぞっ!!ジョニー・メカ、貴様は評議院で指名手配をされている。」
評議院から抜け出して来たのかっ!!
ジョ「さすがですな。ですが、私に勝つ事ができるものは神しかいないのですっ!!」
グ「何言ってんだこいつ?」
マ「頭ぶっ壊れたのぉ~?」
さっぱりわかんない。
ジョ「いでよっ!ロボ軍隊ッ!!」
すると、あちこちからいろいろな武器を持ったロボットが現れた。その数100体以上ッ!!
ジョ「まずはこのロボットたちが相手です。それじゃあ私はこれで。」
エ「貴様、逃げるのかっ!!」
ジョ「とんでもない。私はあなたたちが来るのを楽しみに待っているんですよ。私の他にも、4人の科学者たちがいます。私のかわいい弟子たちです。その子たちとも戦ってください。それでは、健闘を祈ります。」
ボワァァァン!!
そう言い残すと、また煙とともに姿を消した。
ナ「くっそぉ~、あのぐるぐるめがねじじぃ・・・」
マ「ナツ、落ち着いてっ!」
ショ「とにかく、まずはこのロボットをなんとかしないとっ!」
ロボットはどんどん近づいてくる。
ナ「こんなもん、ぶっ壊すだけだっ!!火竜の・・・鉄拳ッ!!」
ナツが力強い一撃で、1体のロボットを壊そうとしたが、
ナ「いってぇーーーーーっ!!!」
ナツの右手が赤く腫れ上がる。
ナ「何だこいつ等、すっげぇ~硬いぞっ!!」
いったい、どんな原料で造られているんだ?
リョ「2剣流・・・天翔切ッ!!」
リョウもロボットに2本の剣を振りかざすが、無意味だった。
ウェ「リョウさんの攻撃が効かないなんて・・・」
リョ「いかれてる・・・」
ル「違うでしょっ!!」
コントしてる場合かっ!!
グ「こいつは動きを封じるしかねぇだろっ!!」
グレイがロボットを凍らせていく。すると、
ドガァァァンッ!!
見事に爆発した。向こうでグレイと同じ事をユモもやっている。
グ「ここは俺とユモで何とかする。お前らは先に行けっ!!」
ル「で、でも・・・」
ユ「大丈夫。ロボット全滅させたらすぐに駆けつけるから。」
フ「エルザ、どうするんだ?」
エ「・・・グレイ、ユモ、頼んだぞ。」
グ「おぅ!!」
ユ「任せて!!」
俺たちはいつものペアに分かれて科学の世界のやつらを捜すことにした。妖精と科学のバトルが幕を開けた。
後書き
第57話終了☆
最強チームは科学の世界を潰すことができるのか!?
次回はウェンディ&トーヤ&シャルルの熱いバトルです!
お楽しみに☆
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