緋弾のアリアAA “照準貫通のラピッドショット”を持つ転生者
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プロローグ2 シャーロック・ホームズとの出会い
俺は狩矢八雲、小学5年だ。今は幼なじみで一つ下の火野ライカといっしょに下校中だ。
「なぁ、ライカ。お前本当に武偵になるのか?」
「そりゃあもちろん!お兄ちゃんと同じ凄腕武偵になるのが夢なんだから」
別に俺は凄腕武偵ではなくてなるのが夢である。ちなみに、ライカ昔から、いっしょに居て俺が年上な為俺のことをお兄ちゃんと呼ぶ。余談だが家はお隣さんである。
「まぁ、お前の道だから俺は止めないけどおじさんとおばさんはどうなんだ。反対したりしないのか?」
「2人共いいって言ってるよ。昨日も銃の使い方を教えてくれたし」
「娘に何教えてるんだあの2人は」
「まぁイイじゃん!」
俺達はそんな話をしながら家に着いてお互いの家に入っていった。俺が家に帰るとリビングから母さんが出てきた。
「あら八雲、今帰ってきたのね。今から母さん、少し出掛けるから、留守番任してもイイかしら?」
「イイよ、今日遊ぶ約束も無いし母さん仕事でしょ」
「ありがとう八雲。お菓子あるから食べてね」
母さんはそう言いながら仕事に向かった。俺の母さんは武偵で、父さんは武装検事をしている。だからよく家を空けることがある。俺はリビングに行き、おやつのドーナツを食べながらリビングに飾ってある、一つの年期の入った猟銃を眺めていた。
「あれで、ご先祖様は人を数人殺したのか」
俺は猟銃タイプのレミントンM700木製ストックを眺めながら、ぼやくと、ピンポーンと、インターホンがリビングに聞こえたので、玄関まで行きドアを開けた。
「始めましてだね。狩矢八雲君」
男はステッキを片手に持った20代位で、古いスーツを着こなして、そのしゃべり方で解る、カリスマ性がにじみ出ていた。
「どちらさまですか?それにどうして俺の名前を?」
「これは失礼、自己紹介がまだだったね。私の名前はシャーロック・ホームズだ」
はい?今何て言った?シャーロック・ホームズて、イギリスの名探偵のあのシャーロック・ホームズ。
「あーヤブで良ければあっちに病院がありますよ」
「僕は別にどこも患っていないよ」
自称シャーロック・ホームズは笑いながら、返してきた。その顔に嘘は無いと言わんばかりの顔で。
「まぁ、立ち話も何だし、入ってください。ドーナツ位は出せますよ」
「ありがとう八雲君、では、失礼するよ」
シャーロックは靴を脱いでリビングに入っていった。
「で、何が目的です?用もないのにわざわざ人のおやつを食いに来ただけじゃないでしょ?」
「何、今日ここに来たのは他でも無い。君をイ・ウーにスカウトしに来たんだよ」
シャーロックの言葉に驚いた。スカウトと言うことじゃなく、イ・ウーと言う方に。
「なんで、世界最高の名探偵の口から無法者集団のスカウトって言葉が出て来るんだよ!」
「おや、イ・ウーの事をしているんだね。…あぁそうか、君の父親は武装検事だね。その書類などを勝手に君が見て知った。と、ゆう所かな」
シャーロックはほとんどあった正解を口にした。俺が次の言葉を口にしようとするとシャーロックは言葉を続いた。
「そして、君はこう言う、何で俺なんかをスカウトするのかと、まだ武偵にもなっていない半人前のガキをって言うはずだ。僕はそう推理した」
「正解だよ。で、何で俺をスカウトしに来たんだ?」
「君はご先祖様の話を家族からされたことがある筈だ」
「あぁ、あそこに飾ってある、猟銃タイプのレミントンで人を数人撃ち殺したってやつだろ」
「そう、あの銃の名は“照準貫通のラピッドショット”と言ってね。呪われた武器なんだよ」
「“照準貫通のラピッドショット”?」
俺がそうつぶやくとシャーロックは話を進めた。
「あれはもともと、普通の銃だったんだけどね。ある組織の実験でそうゆう武器にされてね、君の一族にあれを使いこなせる人は君だけなんだよ」
「つまり、あれを使いこなせる俺をスカウトしに来たってわけか」
「そう言うことになるね」
シャーロックはそう言いながら、一枚の紙を出して来た。
「ここに、迎えが来る場所と日付が書いてある。イ・ウーに来る気があるなら来るといいよ」
シャーロックはそれだけ言って帰って行った。俺はその紙をポケットに入れて残りのドーナツを食べていると電話が掛かってきた。
『狩矢八雲君だね。私は君のお父さんの同僚の如月一とゆうものだ。落ち着いてよく聞くんだ。君のご両親は先ほど…亡くなった』
それは非常なまでにキツい一言だった。
後書き
なんか、自分で書いといてこんなこと書くのも何だけど自分が書いてる作品、なんか出だしが全部バッドじゃないですか?
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