| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

仮面ライダー エターナルインフィニティ

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第八十五話 ショッカー壊滅その六

「えっ、強い!?」
「ショッカーの怪人も」
「まさかディケイドさんの攻撃をかわすなんて」
「これは」
「驚くことはない」
 その攻撃をかわされたディケイドの言葉だ。
「怪人だ、戦闘員とは違う」
「戦闘力も他のこともですか」
「全くなんですね」
「この程度は想定している」
 既にだというのだ、ディケイド自身も。
「皆もだ、この程度では驚くな」
「わかりました、それじゃあ」
「俺達も」
「むしろこの程度でなければだ」
 ディケイドは蜘蛛男との一騎打ちに入る、他の戦士達もだった。
 それぞれ怪人、戦闘員達と戦う。ディエンドはウニドグマと闘っている。
 その横ではイタリアが何とかモスキラスの攻撃をかわしている、そうしながらディエンドに問う。
「あのさ、これモスキラスだよね」
「見ての通りだよ」
 至近で銃を放ちながらイタリアに応える。
「蚊の怪人だよ」
「というと吸われたら」
「ファイルにあった通りだよ、骨になるよ」
 文字通りそれになるというのだ。
「だから気をつけてわ」
「あわわ、やっぱりそうなんだ」
「そう、そいつは任せたから」
「けれど俺勝てないよ」
 言いながらもモスキラスの攻撃をかわしローキック等を入れている。
「こんな強いよ」
「いや、イタリアさん強いよ」
「そうかなあ」
「武器出してみて」
「こんなの?」
 言いながら槍を出す、スピアだ。
 そのスピアでモスキラスを突き返す、ディエンドは攻撃も見て言う。
「やっぱりイタリアさん強いから」
「そうかなあ」
「うん、充分強いから」
 客観的に見てもだというのだ、少なくとも遅れは取っていない。
「やっていけるからね」
「だといいけれどね」
「じゃあそいつは任せたから」
 モスキラスはというのだ。
「僕はウニドグマを倒すからね」
「じゃあ俺はこっちで頑張るから」
 モスキラスの拳をスピアで防ぎながらの言葉だ。
「ディエンドはそっち頼むよ」
「任せてね」
 ディエンドもウニドグアとの攻防を続ける、戦いが続く中で。
 キバーラはその拳と蹴りで戦闘員達を蹴散らしつつアリガバリを前にしてそのうえで腰にいる相方に問うた。
「あの、アリガバリですけれど」
「ええ、こいつも知ってるわよね」
「仮面ライダー二号と闘ってましたよね」
「ええ、そうよ」
「うっ、これは」
 アリガバリの一撃を手で受ける、その衝撃から感じ取った。
「かなりですね」
「強いでしょ」
「二号ライダーが苦戦しただけはありますね」
「けれど倒してるのよ、ちゃんと」
「そうでしょね、これだけの相手を」
「ちゃんとね」
「確かこの怪人は」
 アリガバリ、この怪人はというのだ。 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧