FAIRY TAIL 友と恋の奇跡
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第3章 赤い桜編
第33話 本は友達
前書き
おはようございま~す!07です!
今回はウェンディ&トーヤ&シャルルVSマリーが対決です!赤い桜(レッドブロッサム)のS級魔道士の実力は!?
ウェンディ目線で書きますよ!!
それでは、第33話・・・スタート!!
マリ「さぁて、そろそろ勝負しよっか。先手は譲るよ。」
なんでしょう、この異様な雰囲気は・・・トーヤさんもシャルルも気づいてるみたいだけど・・・
ト「我と、心を通わせ、姿を現せ!出て来い!化け猫!!」
魔法陣から白い耳に尻尾のかわいい女の子が出てきました。
マリ「へぇ~、それが怪物召喚(モンスターズ)か。」
ト「化け猫、高速ひっかき!」
化「ニャーーーッ!!」
マリ「そんな攻撃、当たらないよ。本魔法(ブックマジック)、炎!」
すると、マリーさんが持っていた1冊の本から炎が吹き出しましたぁっ!?
化「ニャワァァァッ!!」
ト「化け猫ッ!?」
マリ「なんだ、弱いわね。」
トーヤさんをバカにするなんて・・・!!私は深く息を吸い込んで、頬を膨らませると、
ウェ「天竜の・・・咆哮ッ!!」
マリ「本魔法、風!」
今度は本から強い風が吹き、咆哮を防ぎました。
シャ「なんなの、あの魔法!?」
マリ「よくぞ聞いてくれました!!本魔法(ブックマジック)は、本の属性を変えて、攻撃したり、
防御するの。」
初めて聞く魔法です。
マリ「今度は私からいくよっ!!本魔法、雷!」
今度は本から雷がっ!?
ト「うわぁ!!」
シャ「キャァ!!」
ウェ「ひゃぁ!!」
つ、強い・・・
マリ「この世に赤い桜(レッドブロッサム)と本に勝てることなんて出来ないわ。」
ウェ「ど、どうゆうことですか?」
すると、マリーさんは寂しそうな表情で、
マリ「私は、ずっと1人ぼっちだった。友達も1人もいなくて寂しかった。私の唯一の友達は、本だけだった。本さえあれば私は生きてこれた。そんな私を赤い桜は認めてくれた。すごくうれしかった。私は赤い桜のS級魔道士のマリー・コリーッ!!赤い桜のライバル、妖精の尻尾は、私が必ず潰してみせるっ!!本魔法、水!」
本から水が勢いよく噴射されました。
ウェ「天竜の・・・はぁ!!」
シャ「ウェンディ!!!」
ど、どうしよう・・・魔力が・・・もう、ダメだ・・・すると、トーヤさんと化け猫さんが私とシャルルの前に飛び出して、
ト「化け猫、猫の瞳(キャッツアイ)!」
化「ニャァーーーーーッ!!」
化け猫さんの金色の瞳が怪しく光ります。水は化け猫さんのおかげで防ぐことができました。
ト「マ、マリーさんが本が大好きなのはよくわかりました。僕も、同じだったんですから。」
ウェ&シャ&マリ「えっ???」
トーヤさんも、マリーさんと、同じだった・・・?
シャ「トーヤ、どうゆう事なの?」
トーヤさんは一度目を閉じてから話し始めました。
ト「僕も、ギルドに入る前は友達はお化けたちだけでした。でもギルドに入って、僕のことを仲間と言ってくれる人がたくさんできました。僕も、妖精の尻尾は必ず守りますっ!!」
トーヤさん・・・すると、マリーさんは持っていた本を閉じると、
マリ「・・・・・参りました。」
ウェ&ト&シャ「えっ???」
マリ「怪物(モンスター)の話を聞いてたら、なんか感動しちゃって。それに、大切な仲間を守ったしね。あなたたちの勝ちだよ。奥の扉へ進んで。」
奥の扉がギギィーーーッと音を立てて開きました。
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・・・こんな勝ち方でよかったんでしょうか?
シャ「いいんじゃない。相手が自分から負けを認めたんだから。それに、あんたもトーヤも、あまり魔力も残ってなかったでしょ。」
確かに、あそこでトーヤさんに守ってもらわなかったら、大変だったもんね。
ウェ「トーヤさん、助けてくれてありがとうございます。」
ト「そ、そんな、お礼なら化け猫に言って下さい。」
シャ「それにしても、今回のあんた、ちょっとかっこよかったわよ。」
ト「えぇっ!?」
ウェ「私もそう思います。」
ト「じょ、冗談は辞めて下さいよぉっ!!//////////////////」
トーヤさん、かなり照れてます。でも、本当にかっこよかったですよ///////////////////
ト「と、とにかく、先を急ぎましょう。」
私たちは次の部屋へ進みました。
後書き
第33話終了です!
今回はちょっとあっさり終わってしまいました。
次回はエルザ&ショールVSローズだよ。
バイバ~イ♪
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