| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

アクセル・ワールド〜黒き妖精王〜

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
< 前ページ 目次
 

プロローグ 黄色と黒の妖精王

 
前書き
また勢いで始めちゃったよ……
短いよ……
ロクにフェアリーテイルも進んで無いのに… 

 
「さて……」

現在俺は中学2年生だ
時間の概念なんざ捨てた
今の俺の状況を説明しよう

現在俺はLv8の通称オリジネーターと呼ばれるバーストリンカーだ
アバターは……以前の俺をそのまま投影している
すなわち、道具全てを強化外装として持って来ているのだ
え?チートだって?
んなもん知ったこっちゃない
まぁ、幾つか使ってない能力がある
理由は俺の所謂アビリティというやつだ
俺のアビリティは強化外装を造る欲望造形(グリードメイク)
今回のは俺の思うままに特性を付与出来る訳ではなく加速世界に1度でも存在した能力でないと付与出来ない
しかし、この能力には強化外装の能力まで含まれるのであまり苦労はしていない
そして付与した能力はゲージを消費せずに(・・・・・・・・・)使用できる
要は作った者勝ちだ
さらに、能力の一部だけを使うことも出来る
しかし、その能力の関係上今は完全飛行は出来ない
まだそのアビリティが存在していないからだ

「マッチングリストは〜っと
お、【黄色】君がいるじゃないか珍しい
しかも杉並エリアに
さては【黒】を狙いに来たか……それとも暇つぶしか
どちらでもいいや久しぶりに遊ぼうぜ」

俺はマッチングリストのイエロー・レディオをタッチし叫んだ

「バーストリンク‼」

キィィィィインという音が頭に響く
そして視界は青く染まり周りの風景をみるみると変化させて行った
その風景はあたり一面鉄で出来た工場ステージだった

「ふーん壊しにくいな
まぁ、俺の必殺技はアレしか無いから構わないんだけど」

すると甲高い男の声が響いた

「おやおや、誰かと思えば裏切り者のところの蝿王……おっと失礼妖精王でしたね
こんなところで会うとは」

「何を言っているんだ【黄色】ここは杉並……俺たちの領土だぜ?」

「おやぁ〜?マスター不在にも関わらずレギオンとは…笑わせてくれますね!」

「だが今ネガには俺の子もいるんだぜ?
なんなら……お前らCCCを今日潰してやろうか?俺と【オレンジ】の二人(・・)で」

「いえ、やめておきます
あなたとミカン(・・・)ちゃんの二人だったら本気で潰され兼ねませんからね」

「無駄咄もこれくらいにしてさっさとバトルしようぜもうあと1500秒しかない」

「いいでしょう……行きますよ[デストロイブラック・オベイロン]‼」

「いくぜ着装色欲と雷撃の双剣双銃(ヴァジュラストカドラ)‼」

「おやおや、またアビリティの紛い物ですか
猿真似しか能が無いようですね」

「だがお前はその猿真似に負けるんだぜ?」

「どうですかね!ハァ‼」

レディオは持っていたステッキからビームを放った
しかしレインはそのビームをかわし二発の雷撃を打ち出した

バチチッ!

「アグッ!相変わらずあなたの反応速度は反則的ですね
これならどうですか?愚者の回転木馬(シリー・ゴー・ラウンド)‼」

すると俺の視界が周りだし遊園地のような音もなり始めた
本来なら平衡感覚を奪う技なのだが俺としてはストレスが溜まる

「相変わらずうっとおしい技だなおい……」

「さて……さっさと倒させてもら………あぁっ⁉」

レディオは気づいた
否、気づいてしまった

レインの必殺技ゲージが満タンになっていることに

「ったく……本当は満タンになる前に潰すつもりだったんだがな……
ギャラリーも湧いてるし久しぶりに使うか」

「えっあっ……いや、ちょっ!ド、ドローにしましょう!
そうだ!それがいい、この状況ではあなたに勝ち目はない!
ですからドローにしましょう!
お願いします‼」

「だが断る‼
貴様はさっき俺の可愛いオレンジをミカン呼ばわりした!
そして俺のマスターを裏切り者呼ばわりし俺たちネガを侮辱した!
故に貴様を潰す‼」

「お願いします!それだけは!それだけは‼」

「問答無用‼形態:究極龍(モードオブバハムート)‼‼」

チュドォォォォォォォン

その日杉並エリアにレディオの悲鳴が轟いたという…… 
< 前ページ 目次
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧