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FAIRY TAIL~神々のドラゴン~

作者:晴れの日
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7話

「どうしたのよそれ…」

「オイラが取ってきたんだ、こっそり。」

「泥棒猫~!!何考えてんの…」

「とりあえず最初だからな、一番安いのにした。それでも700万ジュエルだぞ!」

「で、どんな仕事なの?」

「呪われた島ガルナ島!」

「呪…絶対行かない!」

「魚半分あげても来ない?」

「全然嬉しくない!」

「なんだよ~つまんね~の…」

「アイ…」

「やっと帰った…呪われた島なんか行かないわよ。……って依頼書置きっぱなしじゃない!!どうしよ

う…これじゃ私が盗んだみたいじゃない…あれ?追加報酬金色の鍵?これって黄道十二門!!……ナツ

ゥ、ロストォ待ってぇぇぇ」




~ハルジオン~





「懐かしいわね~ここって私たちがあった場所でしょ?」

「そんな前じゃないだろ…」

「さてと…どう行くかな…」

「そこら辺の船乗りに頼んでみるか…」

しばらく交渉していたが、だれも承諾してくれなかった

「みーつけた」

「ギク!!!」

「なんだグレイかじゃあな」

「じゃあなじゃねぇよ!お前ら連れ戻しに来たんだろ…」

「ロスト!ヤッちまえ!」

「めんどくさいな~相性悪いじゃん…お前やれよナツ」

「しゃ~ぶっ飛ばしてやる!」

「怪我しても知らんぞ!」

港でケンカするとは…周りに被害が出ないように結界でも貼っておくか…

「あんたら魔道士なのかい?まさかガルナの呪いを解きに…」

船乗りが話しかけてきた。

「まぁ一応…(自信なくなってきたけど)」

「…乗りなさい…」

「マジか!サンキューおっさん!」

ボコッ

いきなりグレイを殴りやがった…そうだよな…グレイ帰ったら今度はエルザが来るもんな…

「こいつものせろ!」

「よし行くぞ~!」




ナツのうめき声が異様にうるさい…あたり一面は海なので、俺からしたらレストランだ。俺はさっき作

った結界で消費した魔力を水を食って回復する。普通は飲むだが俺は食う




「なぁおっさん。なんで急に載せてくれたんだ?」

「俺はかつてあの島の住人だった。逃げ出したんだ…あそこが怖くなって…君たちに解けるか?悪魔の

呪いを…」

「!!!」

おっさんの腕が悪魔のような感じになっている…これも呪いのせいなのか…

「見えてきた…あれがガルナ島だ」

前方に紫のようなオーラが見える…その中に島が…

「ねぇおじさん………」

「いない!!!どこいった!?」

「ハッピー水中探して来い!」

「あい!」

「…」

「いないよ…」

「何~?………何~~」

最初の何~はおじさん。二回目は大波。

「くそったれ!水竜の咆哮!!」

俺の一撃は馬鹿でかい大波を見事吹っ飛ばした。しかしその反動で船が反対に吹っ飛ぶ…





「う~ん!?」

「はっ」

どうやら見事ガルナについたようだ。とりあえず村を探して行ってみよう…



「立ち入り禁止?なんだこのでかいもんは…」

「壊すか…」

「いや、ダメだろナツ」

「そうよ!ロスト、もっと言ってやって!」

「壊すなら俺が壊す、ナツがやると村が燃えるからな」

「ちがうでしょ!」

「何者だ!」

「フェアリーテイルのものです、依頼を見てきました」

「受諾されたとの情報は入っていいないが…」

「何かしらで遅れたんだろ」

「全員紋章を見せろ!」

俺たちは紋章を見せた。門番たちは何か話している。何話しているんだ?

「入れ!」

ゆっくりと門があく。俺たちはためらわず入っていった。

「ようこそおいでくださいました、魔道士様。早速ですが依頼の内容を説明します。皆の者、マントを

外しなさい。」

すごいもみあげの村長と、村人はマントを取ると、やはり体の一部が悪魔のようになっていた

「ガルナの月の色は紫、この色が呪いだと思うのです。」

ちょうど月が出てきた。

「紫だ…」

その瞬間村人たちが急に苦しみだした!その痛みは直ぐ治まったが、全身が悪魔になってしまってい

た。

「驚かせて申し訳ありませんでした。ご覧の通り、月が出ている間は悪魔になってしまうのです。これ

を呪いと言わず何といえばいいのでしょうか?月が隠れると元の姿に戻れますが、中には元に戻れず、心も悪魔になってしまう人もいるのです。だから私も殺しました、息子を」

村長は写真を見せながら手を震わせていた。しかし、写真に写っていたのは、俺たちを船で送ってくれ

たあのおっさんだった。ということは幽霊だったってことか?

「………」

「依頼はほかでもない、月を破壊してください。」

「!!!」

「月を壊していただかないと私たちは全滅してしまいます」

「分かった…だかちょっと待ってくれ調べたいことがある」

「どうぞ。宜しくお願いします。」



「まさか月を破壊してくれなんて…」

「何発殴れば壊せるかな?」

「やる気なのかナツ!だが月を壊したら月見ができなくなるぞ」

「とりあえず明日島を調べてみましょう」

 
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