| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

混沌の魔術師と天空の巫女

作者:白鋼
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第6章 無限時計編
  雷光

「「・・・・・・。」」

俺とラクサスさんは今、睨み合うだけだった。ラクサスさんは雷をさらに纏った。

「(最初はこっちにするか・・・。)」

俺は、光と闇、どちらからで戦うかを考えた。そして決めた。

「(いきますよ!!)」

俺はラクサスさんに接近しようと正面から走って行った。

「(光・・・じゃねえなぁ!闇か!!!)」

ラクサスはコージの速さを見て、心の中でそう決めた。
もし光なら、もっと速く移動でき、攻撃してくると考えたからだ。

「(なら、受けてたつぜ!!)」

ラクサスは攻撃をする。

「(来る!!)」

俺はラクサスさんが攻撃をするのがわかった。それでも俺は攻撃を止めようとしなかった。
そのまま右手で殴りかかった。






バン!!








「ぐっ・・・!!」

「ちぃ・・・!」

ラクサスさんの攻撃は俺に命中しなかった。
左手でギリギリ手首を押えて、攻撃を止める事に成功した。

「コージの奴、ラクサスの攻撃を止めやがった!!」

「でもコージも攻撃が届いてねえなぁ・・・。」

マカオさんは驚き、ワカバさんは状況を見て、そう言った。
そう、右手の方はやはり腕のリーチがなかったせいで届かなかった。でも・・・!

「・・・フ。」

「?・・・!!!!」

だが、そうなるとはちゃんと思っていましたよ!!
俺の右手の方には、手を開き、指を上に向けて、
全部の指に小さいブラッディクロスを作っていた!!

「ブラッディクロス!!!」

俺はその言葉と同時にブラッディクロスをラクサスさんに向けて、投げる様に手を振った。

「っ!!」

ラクサスさんは雷の如くの速さで、かわそうとした。しかし・・・


ズバババッ!!


「ぐぁっ!!」

だが全部はかわせてなかったようだ。2つほど、肩と腹部に当たった様だ。
でも勝負ですから、手加減はしません・・・!

「ダークフォース!」

俺はダークフォースを唱えた。ブラッディクロスは連鎖爆発を起こした。


バババババババン!!!


「ぐおおっ!!」

「ラクサス!!!」

ラクサスさんがダークフォースを受けて、フリードさんがラクサスさんの名前を言う。

「く・・・ふふ・・・。」

「?」

「やっぱ勝負はこうじゃないとなぁ・・・!!」

ラクサスさんはどうやらこの勝負に喜んでいる様だ。

「コージの奴・・・強ぇ・・・!!」

「ラクサス!!負けないでー!!」

ビックスローさんとエバーグリーンさんがそう言う。

「勝負は・・・ここからだ!!」

「!!」

ラクサスさんが接近して来る!!

「ダークウォール!!」

俺は自分の目の前に黒い壁の様なものを出した。

「無駄だ!!!!」

ラクサスさんは雷の速さで俺の背後に回った。

「雷竜の鉄拳!!」

ラクサスさんはそのまま俺に攻撃をした。

「ぐぅ!!」

俺はその攻撃をくらってしまった・・・けどね・・・!


ボン!!


「何!!?」

「残念でした。」

「!!」

「攻撃したのは闇分身で作った分身でした!!」

俺はそう言い、ダークウォールの中から出てきた。
実はダークウォールを出した時、それと同時に闇分身を作り、
本体である俺はダークウォールの中に隠れていたのだった。
この闇分身は悪魔の心臓(グリモアハート)の時にあの三大悪魔魔法の事が書かれていた本に
闇分身の事が書いてあったので、習得した。
前の貨物の時の依頼の時に使うべきだったと今でも思う。
しかし・・・それだとウェンディのあの恰好が見れな・・・んん!!!

「闇竜の鉄拳!!!」

そんなこんなで、俺は闇を纏った拳でラクサスさんに攻撃した。


ドスーーーーーーーン!!!!!!


「ぐぁ!!」

「「「ラクサス!!!!」」」

ラクサスさんは俺の攻撃をくらい、それを見た雷神衆がラクサスさんの名前を言う。

「(でもやっぱ、電気が少しくるな・・・痺れる・・・。)」

「やるな・・・!なら!!」

ラクサスさんが頬を膨らませていた・・・そういう事か・・・!なら俺も・・・!!!

「雷竜の・・・」

「闇竜の・・・」

「「咆哮!!!!」」

闇竜と雷竜の咆哮がぶつかった。



ズドォォォォォォォォォン!!!!!



「「うわあああ!!!」」

「どわぁ!!」

「ぬあー!!」

「「「きゃあああ!!!」」」

「んぎゃー!!」

咆哮のぶつかり合いで、周りの人達は少し飛ばされた。

ズザァァァァァ!

「ぐっ・・・!!!」

ラクサスさんも後ろへ下がってしまうが、何とか踏ん張った様だ。

「(だが狙い通り!!)ブラッディクロス!!!!」

俺はいつも出している大きさのブラッディクロスをラクサスさんに向けて投げた。
だが今の俺じゃあ、この大きさのブラッディクロスは
前のとは比べものにならない位強力だ!!

「ふっ!!」

ラクサスさんは当たる直前で、ジャンプしてかわした。

「(今だ!!闇から光へ!!!)」

俺は黒いオーラから白いオーラへ変えた。
そして光の速さでラクサスさんの目の前にやって来る。

「!!」

「光竜の鉄拳!!!!」

光を宿した拳でラクサスさんを攻撃した。



ドスーーーーーーーン!!!!!!



「ぐわああああっ!!!!」

そのままラクサスさんは後ろへ飛ばされる。しかも後ろには・・・


ズザザザザザザザザ!!!!!


「ぬあああああっ!!!!」

先程投げたブラッディクロスがまだ残っており、それがラクサスさんに直撃した!!
光速なみの拳で殴ったからな、かなりの速さで飛ばされて、
ブラッディクロスに当たったんだろうな。そして最後に・・・

「ダークフォース」

俺はダークフォースを唱えた。ブラッディクロスは連鎖爆発を起こした。


ババババババババババババババババン!!!



「がああああああああっ!!!!」

ブラッディクロスが大きい分、ダークフォースの威力もかなり高いのだった。

「ぐぁぁ・・・!!」

ラクサスさんは片方の膝を地面につける。

「「ラクサス!!!」」

「コージ、強すぎでしょ!!!!」

雷神衆に皆さんがそう言う。

COOOOOOOL(クーーーーーーール)!!凄い闘いぜぇ!!!!
 これが今の『混沌の魔術師』、『混沌竜』の実力かぁぁぁぁぁっ!!!!!」

「こりゃあ凄ぇぜ!!」

「本当にラクサス相手にここまで追い詰めるったぁ。やるなぁ、コージ!!!」

(おとこ)だあぁぁ!!!」

「コージ君・・・強くなってる・・・!」

「凄い・・・!!」

周りの人達も、少し興奮して来たようですね・・・。

「俺も闘いたかったぁ!!!」

「ナツゥ~・・・ラクサスに瞬殺されるようじゃあ・・・コージが相手でも同じだと思うよぉ。」

ナツさんの言葉にハッピーがそう言う。

「はぁ・・・はぁ・・・やっぱ強ぇなぁ・・・!!!」

「それはどうも。」

「(今の俺じゃあ・・・・・・まだまだか・・・だったら、一か八かやってみるぜ!!!)」

「うおおおおおお!!!!!」

ラクサスさんは俺に接近してきた。

「雷竜の鉄拳!!!」

「はっ!」

俺はその攻撃をかわす。

「光竜の鉤爪!!!」

俺は光宿した足で蹴りあげる様に攻撃をした。


バン!!


「ぐおっ!!」

ラクサスさんは飛ばされるが体勢を立て直した。

「光竜の咆哮!!!」

俺はその立て直した瞬間に光輝く光線を放った。

「(そいつを待っていたぜ!!!!)」

「!?」

ラクサスさんの顔が笑っている!!?



ズドーーーーーーーーーーーーーン!!!



「「「ラクサス!!!」」」

「・・・・・・。」

直撃したのか・・・?







































「!!」

いや、ラクサスさんは立っていた。ただ・・・何かが変わった様だ・・・。

「今の俺はまだまだ未熟かもしれねぇ・・・・・・昔の俺はそんな事を思ってもいなかった・・・
 だが、今の俺はそれを知った。強ぇ奴は他にもいる。今の俺にはこれが限界だった。」

「!!!!」

「だがそれを超える!!!」

ラクサスさんの体に、白いオーラが・・・!!!!

「まさか・・・・・・俺の光竜の咆哮を・・・!!!光を・・・!!!」

「食べたのかよ!!!!」

俺と周りの人達は驚いていた。

「いくぜコージ・・・!この雷光竜でお前を倒す!!!!」













































時を少し進めて、ウェンディ達は森の方にいた。

「マスター、見つからないねぇ。」

「どうしよう・・・私、本当にとんでもないことしちゃった・・・・・・。」

「もう、いつまで言ってんのよ!!」

ウェンディ達はマスターを探しながら、そんな話をしていた。

すると・・・

「どうかしたのかね?」

ウェンディ達の目の前に、マカロフが現れたのだった。

「マスター!!」

「もう!さんざん探したのに、どこに行ってたのよ!!!」

シャルルはマカロフに文句を言うのだった。

「何かあったのか?」

マカロフは尋ねた。

「それがねぇ~。」

「ナツさんとガジルさんが、ラクサスさんと決闘するんです!!」

「何じゃとぉぉぉぉぉーーーー!!!!」

ウェンディの言葉に驚くマカロフ。

「しかもコージもだよぉー!」

「なぬ!?コージも!!?なぜじゃ?」

「それがねぇ・・・」

ミントが訳を話した。

「と、とりあえず、南口公園、空の下へ行くぞ!!」

「はい!!」

マカロフとウェンディ達は急いで決闘する南口公園、空の下へ行ったのだった。





































時を戻し、コージとラクサスの闘いは・・・

「いくぜ・・・コージ!!!」

シュン!!!

「!!!」

シュン!!!

「甘いぜ!!」

「!!!!」

俺より速い!!!!光と雷両方の速さを合わせたのですね!!!!

「雷光竜の撃鉄!!!!」

「光竜の鉄拳!!!!」

俺の鉄拳とラクサスさんの撃鉄がぶつかり合う!!


ズドォォォォォォォォォ!!!!!


「「うわあああ!!!」」

「どわぁ!!」

「ぬぁー!!」

「「「きゃあああ!!!」」」

「またぁー!!?」

鉄拳と撃鉄のぶつかり合いで、周りの人達はまた少し飛ばされた。

「ぐぅっ!!」

やっぱ痺れる!!!

「雷光竜の咆哮!!!!!」

「っ!!」

しまった・・・!


ズドォーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!


「ぐわああああっ!!!!」

俺はかわせず、攻撃をくらってしまった。

「痛ってぇ・・・!!」

結構きいた・・・!!それに痺れる!!!!


COOOOOOOL(クーーーーーーール)!!ラクサス、雷光竜で反撃をしたぞぉ!!!
 熱い闘いがまだまだ続くぜぇいいぃぃぃぃぃっ!!!」

「凄ぇ、凄ぇぜラクサス!!」

「ラクサス!!!お前の新たな勇士をこの目に焼き付けておくぞ!!!」

「いいわよぉ!!ラクサス!!!」



「はぁ・・・はぁ・・・。」

「・・・!」

しかしラクサスさんも息が荒れてる・・・!やっぱりすこし無理をしてるか・・・。

「(やべぇなぁ・・・ここまで魔力の消費が激しいとは・・・!!!)」

「ラクサスさん。」

「!」

俺は立ち上がり、ラクサスさんに言った。

「次は・・・混沌を使わせてもらいます。」

「・・・・・・。」

俺の言葉にラクサスさんは・・・

「ああ。来いよ・・・!!!」

「行きます・・・混沌モード、10%・・・!!!」

それと同時に右に白の左に黒いオーラが俺の体に身に纏う。


COOOOOOOL(クーーーーーーール)!!これが混沌モードォ!!!!
 光と闇の両立の魔法だっぜぇい!!!!!」

「始めてみたぜ。コージの混沌モード。」

「あんな感じなんだなぁ。」




「!!!10%で・・・この魔力・・・!!?」

あの半年の修行のお陰で、10%で前の30%並の魔力になりました。

「いきます・・・!!」

「!!!!」

俺はラクサスさんに接近する。ラクサスさんもそれを察して、接近して来た。


ガン!バン!ガガン!!バン、バン!!


俺達は鉄拳と撃鉄で殴ったり、鉤爪で蹴ったりなどで攻撃をしていた。ただし・・・

「・・・・・・。」

「は・・・速過ぎて・・・わかんねぇ・・・。」

周りにいる人達全員が頷く。


「はぁ!」

バン!!

「ふっ!!」

ドスン!

「えい!」

ガン!

「ぬん!」

ガァン!

「はぁぁぁ!!」

ドドド!!

「うおぉぉぉ!!!」

ドドドド!!!

攻撃しても防御され、攻撃してきたら防御し、それの繰り返しが続いていた。

「はぁっ!!」

「うおおぉぉ!!」

バァーーーン!!!

「くっ!」

「っ!!」

ズザァァァ!!

「「はぁ・・・はぁ・・・!!」」

俺とラクサスさんは息が荒れていた。あんな攻防線になるからなぁ・・・。

「(こうなったら・・・!!)」

「(やるか・・・!!!)」

「混沌竜の・・・」

「雷光竜の・・・」






「「咆哮!!!!!!!」」

俺とラクサスさんは咆哮を放った。

ズドォォォォォォォォォォォォォォンンンンン!!!!!!!!!




「「ぬわあああっ!!!」」

「「きゃあ!!!」」

「どわぁー!!」

「なんつう魔力だ!!!!」

「「「ラクサス!!!!」」」




「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・。」

「はぁ・・・はぁ・・・。」

ここまでやるとは・・・!!

「(しかたない・・・)混沌モード・・・」

「・・・待て。」

「?」

「もう・・・魔力があんまりねえ・・・このまま続けても勝てる気がしねえ・・・。」

これは・・・つまり・・・。

「俺の負けだ・・・。まだまだだな・・・・・・。」

「・・・・・・・・・わかりました。」






「き・・・決まったぁーーーーーー!!!!
 勝者はコージ・フォレトロス、『混沌の魔術師』だっぜぇい!!!!」

「ほ・・・本当に勝ちやがった・・・!」

「何つう強さだ・・・。」

「完全に2人を抜いてるわね。」

「「ぐはっ!!」」

ミラさんのいと事でショックするマカオさんとワカバさん。

「大丈夫かラクサス!!」

フリードさんはラクサスさんの元へ行った。ビックスローさんとエバーグリーンさんも。

「ちいと魔力が無くなっただけだ・・・。」

「よし!あれがあったな!!」

「持って来てるわよ!!」

そう言って出したのは小さく、数が多い魔水晶(ラクリマ)であった。

「雷の魔水晶(ラクリマ)よ!!」

「早く食って回復を!!!」

「・・・ああ。」

ラクサスさんはその魔水晶(ラクリマ)を食べた。

「あ、マスター!」

リサーナさんがそう言うと、俺達もリサーナさんが向いている方を向いた。
マスターがいた。ウェンディ達も一緒だった。

「やっとマスター見つけたよぉ~!」

ミントがそう言う。

「「・・・・・・・・・。」」

マスターとラクサスさんは顔を見ているだけで、何も喋っていなかった。
俺達も、ただ見るだけであった。

「・・・・・・。」

ラクサスさんはどこかへ行こうとした。

「待てよ!ラクサス!!」

「このまま妖精の尻尾(フェアリーテイル)に戻って来てよ!!」

「マスター!いい加減、ラクサスの破門を解いてくれ!!マスター!!!」

雷神衆の皆さんはそう言う。
しかしマスターは何も言わず、ただ、ラクサスさんの後姿を見るだけであった。

「お兄ちゃん。」

ウェンディが俺の元へ来た。

「大丈夫だった?」

「・・・まぁ、少し予想外の展開もあったが、大丈夫だ。」

「本当に・・・?」

「ああ。」

こうして、この南口公園、空の下でのお祭り騒ぎは終わったのだった。





































一方、ルーシィの家にて・・・

「わかった!これは、古代ポタメリヤ語よ!!」

「聞いた事ないわ。」

レビィがあの例の遺品の謎の文字について、調べて見つかったのだった。

「それで、何て書いてあるの、レビィちゃん。」

ルーシィはレビィに尋ねる。

「『時は刻まれ、やがて混沌が訪れる』。」

「時は刻まれ・・・・・・」

「やがて混沌が訪れる・・・・・・」

「そのフレーズ、どこかで聞いたことあるんだけど・・・・・・」

「どこで?」

「えーっと・・・えーっと・・・確か・・・・・・。」

すると、ルーシィは棚にあった本を片っ端から調べた。




少しして・・・

「これでもない・・・これでもない・・・・・・あった!!これだぁ!!!」

ルーシィは1冊の本を手に取ってそう言った。

「この本に『時は刻まれ、やがて混沌が訪れる』ってフレーズが出てくるのよ。」

ルーシィは本を開けて、そう言う。

「どんな内容なの?」

「ええっと・・・確か・・・」

ルーシィはレビィに本の内容の事を話した。

「長い年月に亘って、数奇な運命をたどりながら人々の手から手へと亘って行く、時計の物語。」

ルーシィはそう言い、ページをめくった。

「あ!この柱時計!!」

「どうしたの?」

「ほら、この絵!!」

「んー?・・・あ。」

ルーシィが指を差した絵をミッシェルは見た。そこには・・・

「これ、ただの棒じゃない・・・時計の針だったんだ・・・!」

そう、ルーシィが指を差した絵の柱時計の針は、父から貰った遺品と同じであったのだ。

「じゃあ、コージ君が見つけた歯車は・・・?」

「この柱時計のものかしら・・・。」

「歯車・・・?」

「実はね・・・」

ルーシィは遺品とコージが持ってきた歯車の事を話した。

「そうなの・・・・・・じゃあその歯車の事も調べないとね。」

「そうだね。」

ルーシィ達は遺品について、色々な事を知った。




































夕方、ギルドでは・・・

「リリー!どうしたの?」

ギルドにリリーがおり、驚くミント。後ろにはシャルルとハッピーもいる。

「ガジルを見失ってな。ここへ戻って来ると思ったんだ。」

「ふーん。」

「お前等はガジルを見たか?」

「ううん。」

「見てないわ。」

「オイラも。」

ミント達はそう言う。

「そうか。」

トン、トン

「む!ガジルの奴が、戻ってきたか!」

足音を聞き、リリーは外へ出た。ミント達も一緒に外へ出た。

「おい!ガジル!!」

リリーはそう叫んだ。

「「!!!」」

「あ・・・!」

「お前達は・・・!」

しかしそこにいたのはガジルではなかった。3人のある人物であった。 
 

 
後書き
どうも、白鋼です。仕事にだいぶ慣れてきました。
おかげで、予定より少し早めに出す事ができました!
今回の話でラクサスはコージの光の魔力を手に入れました。
原作ではどうなるかわかりませんが、その時はその時で考えておきます。
次回もお楽しみに~!!! 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧