バカとテストと死んだ世界戦線
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死後の世界に来た友達とメンバー集め
前書き
それでは、第16話どうぞ~
前にやった作戦の方は成功したみたいで、天使についての情報は手に入ったそうだ。それから戦線ではあまり目立つことはせず、暇で仕方なかった。グラウンドの近くを歩いていると誰かが倒れている人がいた。急いでそこに向かうと、言葉を失った。倒れていたのは
明久「…姫路さん、美波、霧島さん…」
僕が生きていた時に友達だった、姫路さんと美波と霧島がいた。彼女達もここにいるということは現実の世界で死を迎えたということだ…。僕は彼女達を保健室に運ぼうとしたが、三人もいるので、急いで雄二に知らせて手伝ってもらった。
保健室
雄二「くそっ…まさか翔子達まで死んだってのか…」
明久「雄二。信じられないけど、姫路さん達も死んじゃったんだよ…」
僕と雄二は目に映っている光景が信じられなかった。僕達は死んだが、彼女達の死だけは認められなかった…。すると、保健室の扉が開く音が聞こえた。
秀吉「おぉ、明久に雄二。ここにおったのか。」
ムッツ「……やっと見つけた。」
保健室に来たのは秀吉とムッツリーニだった。
明久「秀吉、ムッツリーニどうしたの?」
秀吉「実は仲村にお主達に明日のことを伝えてくれと頼まれての。」
雄二「それで、その内容は何だ?」
ムッツ「……明日、球技大会がある。それで戦線メンバーは全員チームを組んでその大会に出ろと言っていた。」
へぇー。球技大会か。この世界でも、本物の学校のような行事があるんだなぁ。
秀吉「わしらは、正式な参加ではなく、ゲリラ参加で出るのじゃ。後、仲村が言っておったのだが、もし、一般生徒より劣る成績を残したものは、死より恐ろしい罰ゲームをやるそうじゃ。」
一瞬、脳内に邪悪な笑顔を浮かべたゆりさんの顔が浮かんだのは気のせいだろう。
雄二「それだとチームを集めなきゃな。まず、俺と明久は決まりだな。後、秀吉とムッツリーニもだな。」
秀吉「雄二、すまぬが、わしは高松のチームに入ったのじゃ。」
ムッツ「……すまない、俺は竹山のチームに入った。」
雄二「そうか…なら、メンバーを集めてくっか。明久、行くぞ。」
明久「うん、了解」
僕達は保健室を出ようとすると、音無君と日向君が保健室に入って来た。
明久「あれ?どうしたの二人共。」
日向「ここにいたのか、吉井、坂本。お前ら二人はまだどこのチームにも入っていないよな?」
雄二「今から、メンバー集めに行くとこだが…」
日向「だったら、俺のチームに入ってくれよ。まだ俺と音無しかいねぇんだ。いいだろ?」
雄二「あぁ、いいぜ。明久もいいよな?」
雄二の呼びかけに僕は首を首肯する。
雄二「明久もそれでいいだとさ。」
日向「そうか。これで残りは5人か…。次はひさ子をチームに入れたいけど、どこにいるか分かんないだよなぁ…」
明久「あぁ、ひさ子さんなら、今、大食堂にいると思うよ。」
僕は前のオペレーションでガルデモメンバーと一緒にいたので行動は大体分かる。
日向「それ本当か!よし、今すぐ大食堂に向かうぞ!!三人共ついてこい!!」
そして、僕達は保健室を後にして大食堂に向かった。
学園大食堂
日向「えぇ~!!高松のチームに入っちゃったのぉ!!」
ひさ子「うん。」
日向「訳わかんねぇぜ!!何で待っててくんねぇの!!」
ひさ子「あんたの誘いを待ってる方が訳わかんないわよ。高松の方があんたよりもマシでしょ。」
そう言いながら、ひさ子さんは階段を下って行った。
日向「くっそ~あいつ運動神経抜群なのによ~。これは痛いぜ…」
音無「他に宛はあるのか?」
日向「仕方ない。ちっとばかし卑怯だがリーダー格の松下五段をメンバーに誘おう」
雄二「もう取られたんじゃないか?」
確かに松下君はもう取られてる可能性が高いが、日向君は自信ありげに言った。
日向「大丈夫。あいつは待っててくれるよ。なんつーか…マブダチなんだ。ははっ、照れるな。」
体育館 裏
僕達は体育館裏で柔道の練習をしている松下君をチームに誘った。
松下「あぁ、それなら竹山のチームに入ったぞ。」
日向「はぁぁ!?」
松下「特に答える理由もなかったしな。」
日向「なぜだ!!お前だけは信じていたのに!!」
松下「いや、これから先、肉うどんが当たった場合は全て回してくれるって言うから。」
松下君は肉うどんによって買収されていた。
日向「……に、にく……う…」
音無「さっき、こいつ『マブダチなんだ。照れるな、ははっ。』って言ってたぞ。」
日向「バラすなよぉー!!」
なんだか、そのセリフを思い出すと無性に笑えてきた。
☆
日向「くっそ~。次はTKだ。TK頼むぜ~」
音無「所で何で皆TKって言うんだ?」
明久「あ、それ僕も疑問に思ってた。」
日向「本人がTKっつうんだよ。本名は誰も知らねぇ謎だらけな奴だ。」
もはや、全てが謎だと思う。
日向「だが、俺は奴のことを信頼している。」
学校の廊下でTKを見つけたが、既に高松君がTKをチームに入れた。
日向「ガッデムゥゥゥゥゥ!!!!」
「「「お前(日向君)がTKみたいになっているぞ(よ)」」」
教員棟 裏
日向「はぁ…中々集まらねぇな…」
音無「あ、そう言えば、種目とか聞いてないんだが。」
日向「野球だよ。」
雄二「すると、後、5人か…」
明久「無理なんじゃないの?」
???「お困りのようですなぁ」
突然、どこからか声が聞こえた。周りを見渡すと、そこにはユイがいた。
日向「なんだ。悶絶パフォーマンスのデスメタルボーカルか。」
日向君がユイを見た途端に罵倒していた。
ユイ「んな、パフォーマンスするキャラに見えるかぁぁ!!」
日向「見えるよ充分…」
僕にはそう見えないけどね…
日向「んで、何のようだ?」
ユイ「メンバー足りないんでしょー。あたし戦力になるよー。」
日向「戦力?…いや待てよ。デッドボールで顔面に当たって危険球で相手ピッチャー退場…なるほど!!当たり屋か!!よし、採用!!」
どういう採用の仕方なんだ。
ユイ「お前の脳みそとろけて鼻からこぼれ落ちてんじゃねーのか!!」
日向「ぐはぁ!!」
ユイが日向君の頭に飛び蹴りを喰らわせた。
日向「くっ…!お前…俺、先輩だからな…!!」
ユイ「おっと、先輩のお脳みそがおとろけになってお鼻からおこぼれになっているのでは?」
さっき言ったことを敬語で言えばいいという問題ではない。
日向「なるかぁぁーーー!!」
ユイ「げふぅ!!」
今度は、日向君がユイの顔面に蹴りを喰らわせていた。
ユイ「…先輩、痛いです…」
日向「俺だって痛ぇよ!!」
音無「でも、運動神経は良さそうだぞ。」
雄二「意外に役に立つんじゃねーの?」
日向「二人共何言ってんだ!!こんな頭のネジのとんだ奴の仲間だなんて思われなくないぜ!!」
それはあまりにも言い過ぎじゃない?
明久「でも、日向君。今まで目をつけてた人達には断られまくってたよね。」
ユイ「そうそう、全部見てましたよ。それでユイにゃんが加勢しにやって来たのですよ。」
日向「あぁ?もういっぺん言ってみろ…」
ユイ「ユイ、にゃん♪」
可愛い仕草をして言うが、
日向「そういうのが、一番ムカつくんだよ!!」
ユイ「痛い痛い!!ギブギブ!!」
日向君が卍固めでユイを攻撃していた。
雄二「なんか、あの二人お似合いだな。」
明久「そうだよね。」
こうして、僕達はユイをチームに入れた。
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