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ソードアート・オンライン~紅紫の乱舞~

作者:祈雨個
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SAO編
  新たな人生

 
前書き
今回も短いです。
1話を2000〜2500を目標にして行きたいと思います。 

 
まず、俺の容姿は顔は20人が通り過ぎたら10人は振り向くレベルだと言っておく。
髪は簡単に言うと少し長い赤髪のポニーテールだ。
そして俺は生まれてから直ぐに神に言った通りに孤児院の前に捨てられた。
分かっていても捨てられたことは悲しかった。
さらにまた言った通りに紺野一家に引き取られた。
ビックリしたのは木綿季が俺を指して「この子にする!」と叫んで主張した事だ。
親が言っても聞かなかったので俺としては嬉しかった。
紺野一家に引き取られたので俺の名前は紺野紅希となった。
そのあとはまぁ、色々あってな。
順に言うと、

1つ目、紺野姉妹の病気が治る薬の制作方法を木綿季の誕生日に間に合うように紺野姉妹の病院に渡し、ーーー感謝されたがお礼でかなりのお金を強制的に渡されたり、紺野姉妹に無料投与を約束してくれた時はビックリしたーーー
木綿季を差別する人達も撃退し続けながらも、薬の事を木綿季の誕生日に紺野一家にも言った。
病気が治ってから理由を聞かれて焦ったが、皆の前で「異性として木綿季の事が好きだから」と言ったら木綿季が顔を凄い赤くして、「.................少し考えさせて//////」と言っていた。
答えはまだもらっていない。

2つ目、詩乃のトラウマになった銀行強盗事件の時にその銀行にいた俺は詩乃が何かする前に犯人を気絶させ、その後に来た警察に引き渡した。
さらに、俺が助けた事から詩乃とも知り合いになり、詩乃のお母さんを元に戻したりしたら詩乃の好感度が凄い上がったようだった。

3つ目、木綿季の両親もとい俺の両親に色々技術を教えた。
両親は新しい薬品会社を作り、社長になり、俺の手伝いもあって結構成長した。

そして、俺と紺野一家は前の家から少し離れた所に引っ越した。
が、両親は会社で殆ど住み込みで働いているし、紺野姉は全寮制のちょっと遠い学校へと進学したから、実質俺と木綿季の2人暮らしだ。


俺たちはそれまでほのぼのと過ごしていたが、ある日それは起こった。






木綿季「お兄ちゃ〜ん!」

紅希「どうした?」

何故か木綿季がこっちの方に走って抱きついてこようとして来る。
躱せるが、後で面倒なのと、俺自身嬉しいので受けておく。

紅希「グハッ!」

木綿季「えへへ♪」

勢いが強くてダメージが来る。
ユウキは笑って誤魔化しているようだが、可愛いから許す!
それと、木綿季は俺の方が1つ年上なのでお兄ちゃんと呼んでいる。

紅希「それでどうしたんだ?」

木綿季「これ見て!」

それはSAOのβテストに当選したという“2つの”通知書だった。

紅希「ナンデフタツアルノカナ?」

木綿季「1つはボクので、もう1つはお兄ちゃんのだよ」

紅希「俺は応募した記憶はないが?」

俺は原作の知識があるし、神に必ずなるよう言ったし、もし行けなくてヤバイ時は和人もといキリトに聞けばいいかと思っていたのだ。

木綿季「ボクが応募したんだよ。」

紅希「...............え?」

ついそんな声が出てしまった。
俺は此処である疑問が出た。
それを反撃だ!と思いながら聞いたのだ。

紅希「........ナーヴギアは?」

そう、俺たちはナーヴギアをまだ持っていない。
すると、木綿季は良く聞いてくれましたと言わんばかりに、

木綿季「へへーん!実はあるんだな〜」

と言い、2つのナーヴギアを押入れから出して来た。

木綿季「それとも、ボクと行くのは嫌?」

そういって上目遣いで見てくる木綿季。
くそぅ、そんなの反則だぁぁぁぁぁ。
この時、俺は確信した。
やられたと.............

紅希「当然行くさ!寧ろ一緒に行かして!」

すると、木綿季は満面の笑みになり、「早く行こう!」と何回も言って来た。
畜生、すごい可愛いじゃねぇかぁぁぁ!




 
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