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魔法少女リリカルなのは~過去を捨て今を生きる者~

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無印編!
  ド○ドナ

 
前書き
もうすぐテストなので、投稿出来るかどうかが怪しい作者です。
いや、だって前のテストの結果がね、また下がっちゃったんですよ。マジヤバスなんですよ。
これは本気で勉強しないと最下位も夢じゃないんですよ。
なので、投稿が出来るかどうかはちょっと怪しいです。
でも、出来る時はしっかりやるので!
それではっ
 

 
俺たちがジュエルシードを封印しようとしていると、なのはと美愛が転移してきた。

「ッ!フェイトの邪魔を、するなああぁぁぁあああ!!」

そのことにアルフもすぐ気がつき、魔力弾を放つ。
が、一緒に転移してきていたらしいユーノがそれを防ぐ。

「違う!僕たちは君たちの邪魔をしたいんじゃない!」

いや、普通に邪魔してると思うのは俺だけ?
あ、美愛が「え、そうなの?」って顔してる。よかった。俺だけじゃなかった。

「まずはジュエルシードをなんとかしないと!」

うん、もっともだ。はら、あっちで美愛も腕組みながら頷いてる。ムカついたから殴ってもいい?

「だから今は、封印のサポートを!」

そう言ってユーノはチェーンバインドを使ってジュエルシードの動きを少しだけど抑える。

「アルフ、ユーノの言うとおりだ!急げ!」

俺の言葉にアルフは渋々だが手伝いをはじめる。
って、あ。向こうでなのはとフェイトがジュエルシードを一緒に集めようとしてる。

「二人できっちり、半分こ!」

あれー?俺たちはいってなくねー?

「とか言ってる前に封印の準備!美愛、ヤミ、ヒカリ、やるぞ!」
「りょーかい!」
<わかりました>
<一気に行くよー!>
「せーのっ!」

なのはが声をあげる。

「サンダー・・・」
「ディバイン・・・」
「ブラックファイアー・・・」
「アイスストーム・・・」
「レイジいいいぃぃぃぃいいい!!!!!」
「バスタああぁぁぁぁあああぁ!!!!!」
「「ドラゴおおぉぉおおおおおん!!!!!」」

四人の攻撃が一斉にジュエルシードにぶち当たる。
うむ。これを人間が喰らったら軽く死ねるな。生きてたら百万円あげたい。
そしてジュエルシードは全て封印し終わる。

「友達に、なりたいんだ」

急展開キタコレ。
でもまあ、フェイトには友達俺くらいしかいないからいいんじゃねーの?

「陽龍、いい話なんだからそんなこと考えないでよ・・・」

おお、ゴメンなアルフ。
でも、そんな空気は一瞬にしてぶち壊れた。
俺たちの近くに紫色をした雷が落ちてきた。
・・・・・めっちゃ不愉快なんですけどぉ・・・。
ってかこれ、あいつでしょ?絶対。

「母さん・・・!!」

ほーら、やっぱプレシアだよ。
しかも雷がフェイトにあたって悲鳴あげたあと落ちそうになったから俺が助けてるところにクロノ出現してるよ。
クロノ、空気読め。

「ってなわけでお邪魔でーす♪ヤミー?」
<炎龍、放ちます>

そう言って至近距離からクロノに攻撃を放つ。

「うわ!?」

驚いているクロノをほっといて俺はこっちに来る前に取っておいた残りのジュエルシードをアルフに投げる。

「アルフ、これ持って転移!」
「あいよ!」

そして転移と同時に雷も止まる。
・・・あれ?なんで俺ここに残ってんだろ?
よし、逃げよ・・・!?

「どこに行くつもりかな、浅賀陽龍くん?」

クロノが俺の腕を掴んでいる。
くっ、こうなったら!

「いやああぁぁぁあ!?クロノが、クロノが俺のバリアジャケットを解除して服を脱がせようとしてきたあああぁぁぁぁ!?」
「してないよ!だから本当にバリアジャケットを解除しないでくれ!」

ヤミ、グッジョブ!

<当然です>
「きゃー、管理局員さーん!この変態を捕まえてくださーい!」
「僕が管理局員だが」ドヤァ
「内部反乱が起きたぞーーーー!ってかそのドヤ顔ヤメロ。殴るぞ」
「いいかげんにしてくれ・・・」
「だったら半径二十メートル以内に近づくなこの変態が」
「なにこの対応・・・しかも離したら逃げるだろう」

ふっふっふ。

「逃げられたくないなら、この場にいる人たちの冷たい目線をなんとかするんだな!」
「ここは地獄か!」

そう言ってなんとか弁明しようとしているクロノを尻目に、俺は転移を始めようとするが、今度は美愛に捕まった。

「なんで美愛が捕まえんのさ」
「んー、コッリの方が面白そうだから・・・かな?女子相手だとクロノみたいにいかないでしょう」

くっ、美愛のくせに頭が回る・・・。どっかに逃げ場はないのか?

「あーる、晴れたー、昼、下がりー、市場へ続く道ー」
「ド○ドナはヤメロおおおぉおおお!!」

マジテンションがおかしいことにいいいぃいいい!!背中が、背中がああああぁぁぁぁぁ!!

「くっそ・・・クロノ、念話してもいいか?フェイトに連絡したいんだけど」
「あー、たぶん無理だな」
「じゃあいいです」

ちっ、つかえねーな・・・。

「とかは思ってないですよ?」
「おにぃ、口に出てる」

おっと。
そんなことを言いながら俺は美愛立ちと一緒にアースラへと転移を始めた。


薄暗いあかりの中、プレシアは椅子に座り、前に立っているフェイトを汚物でも見るかのような目で見ていた。
どうやらアルフは転移する先を間違えて海鳴ではなく、時の庭園に転移させてしまったらしかった。
使えない使い(ペット)だった。

「ねえ、フェイト?あの白い子に友達になりたい・・・そう言われてあなた、迷ったわね?」
「・・・はい」

プレシアはフェイトの様子をずっとモニターを開いて覗いていた。
そう、ずっと。

「あなたは母さんのことが嫌いなの?そんなに母さんの願いを聞くのは嫌なの?だからあの子の友達になりたかったの?」

プレシアはフェイトに少し悲しそうな顔をしているが、フェイトはうつむいているのでそのことに気がつかない。
少し経つとプレシアも落ち着いたのか、さっきとは違った様子でフェイトに語りかける。

「そういえばフェイト、あなたの使い魔の協力者・・・陽龍、だったかしら?」
「ッ!アルフと陽龍がどうかしたの!?」

フェイトは今、自分が母親にまたムチで叩かれるかもしれないのに、二人のことを気にかけていた。

「あの二人、ジュエルシードを集めるのに疲れて・・・」

_____逃げ出したのよ

「・・・え?」

プレシアの言葉にフェイトは頭がついてこれず、その場で固まってしまう。
そして、フェイトの瞳から光が失われ始めた。

「酷いわよねぇ、あの使い魔はジュエルシードの魔力を恐れて逃げ出し、協力者の方は自分の家族の見方に・・・管理局側についたの。確かめてみる?」

そう言ってプレシアはアースラの映像を映し出す。
そこには陽龍、美愛、なのは、ユーノ、クロノ、リンディたちが一緒に笑っている映像があった。

『そういえば陽龍くん、あのフェイトちゃんの見方じゃなかったの?』
『んー?何言ってんの、なのは?俺が本気で何かに取り組むわけないじゃん。なー?』
『そうだねー。お兄ちゃんは真面目なフリしていっつも適当だから♪』
『うっわー、妹のくせにひでー』

みんなは一切思っていないことを話す。
しっかりと考えてみると、美愛は陽龍のことをおにぃ、ではなくてお兄ちゃんと読んでいるところや、口の動きが声とあっていない、などの不信の点があるのに、フェイトは気がつかずにその映像と声を本物だと信じ込んだ。
今流れた映像は本物だが、音声を消して自分に都合の良い言葉を並べた、プレシアのただの道具とは気づかずに・・・。

「あ・・・ああ、ああ・・・!嘘だ、嘘だ、嘘だ・・・嘘だああああぁぁぁああ!!!」

そんなフェイトを見てプレシアはクスッと笑った。
その時フェイトはプレシアのいうことを忠実にこなす人形(どうぐ)と成り果てた。
 
 

 
後書き
陽「リアルでドナ○ナ携帯で流してたらなんかやばいことになった」
美「もう・・・いや・・・」
陽「なんか自分でやったくせに自分が壊れてるから今日は終了!・・・夜に○ナドナをみちゃダメだぞー!」
美「そ、それでは・・・」
 
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