二刀のデスサイズを使うものとビーストテイマー
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デュエル
前書き
クラウドの鎌の名前が思いつかなくて
悩んでいます。
もしよければ武器の名前を考えて
欲しいです。よろしくお願いします。
それではどうぞ〜。
74層転移門前
俺たちはアスナの家で話し合い明日に
迷宮攻略をする事に決めた。
そして、俺たちは約束の場所でアスナを
待っているわけなのだが…
「アスナの奴遅いな…」
「どうしたんでしょうかね?」
「眠いな」
キリトがあくびをしながら言った。
約束時間からもう15分もすぎている。
いったいどうしてだ?
「もう少し待ってみるか。それでこなかったら
あいつの家に向かってみよう」
「あぁ、そうだな」
キリトはそう言って目を閉じた。
どんだけ眠いんだよ!
すると転移門の方から光がきた。
「きゃあぁぁ、どいてーー!」
アスナが転移門から突っ込んできた。
そして、キリトに体当たりした。
「うわぁぁ!」
キリトとアスナが転がった。
一体何でこんな事が起きたんだ?
「ん?なんだ、この柔らかいのは……」
おい、キリト!おまえは何をやってるんだ?
「きゃあぁぁ!」
「がはっ!」
キリトはアスナに殴られた柱にぶつかった。
そりゃそうだろうな。キリトはアスナの
胸をもんだんだからな。
「えっ?まさか……」
いまさら気づいたようだ。
アスナがキリトの方に走る。
「ごめんなさ……えっ?」
アスナは何故かキリトの後ろに隠れた。
すると、転移門の方からまた1人プレイヤー
がきた。血盟騎士団の格好をしており
男のようだ。
「アスナ様!勝手に家を出てもらっては
困ります。さあ、早く本部に向かいましょう」
「いやよ!てか、何であなたが渡しの家の
前にいるのよ!クラディール」
「それは私がアスナ様の護衛をしている
からであります」
「くっ…護衛なんていらないと言ったのに」
「そういうわけにはいきません。
さあ、本部にいきますよ!」
「いや、離して!」
クラディールと名乗るものがアスナの
腕を無理矢理掴んで引っ張った。
バシッ
それをやめさせようと俺とキリトは
クラディールの腕をほぼ同時に掴んだ。
「わりいな。おたくの副団長さんは
俺たちとパーティを組んだんだ。
今日は諦めてくれねえか?」
「そういう事。別におたくの副団長さんに
変な事しようってわけじゃない」
「そんなことが信じられるか!
というか、貴様らは誰だ!」
「キリトだ。こっちがクラウド」
「キリトだと?あのビーターの……」
キリトの顔が一瞬苦くなる。
「アスナ様!こんな奴らと一緒にいるのは
おやめください」
「心配いらないわ。この3人はみんな攻略組で
少なくともあなたよりはレベルが高いと
思うわよ」
「私よりレベルが上?はっ、ふざけた事を」
「おそらく事実だぞ」
「それならお前ら3人の中から1人。
私とデュエルをしろ!対戦方法は
初撃決着モードでだ!」
「いいよ。だったら……」
「俺が出るぜ」
キリトがいうより先に俺が手をあげた。
「おい、クラウド……」
「心配すんな。負けやしねえよ」
俺はクラディールからのデュエルを
受託した。
そして、デュエルが始まった。
クラディールが全力で突っ込んでくる。
それは俺はギリギリでかわした。
「この、なかなか素早いな」
「そろそろ決着をつけるか」
「できる分けないだろうが!」
なおもクラディールが斬りかかってくる。
わからない奴だな…
俺は全神経を集中させてクラディールが
襲いかかってくる時の隙を見つけ
クラディールのふところに飛び込んだ。
そして、首に鎌を近づけた。
「うっ!」
「お前、今動いたら……死ぬぞ」
俺はモンスターを倒す時の目でクラディール
を睨みつけた。
「まいった。降参だ」
クラディールは膝をついた。
そして、画面に勝者 クラウドと表示された。
途端、観客から歓声があがる。
『あんたは『首切りのクラウド』だよな?」
『すげえ、初めてみた』
『おい、俺と握手してくれ』
おれはもみくしゃにされた。
キリトやシリカに助けを求められると
取り敢えずこっちにきてくれた。
「皆さん、その辺にしときましょう。
クラウドが困っています」
「そうだぜ。可哀想だろ?」
『すげえ!『黒の剣士』と『龍使いのシリカ』
までいるぞ!』
『今日はついてるぜ!』
俺たちまでもみくしゃにされた。
アスナはクラディールの方に近づいた。
「クラディール、あなたを今日から
副団長護衛の仕事を外します。
これからは本部で待機していてください」
「………わかりました」
クラディールは転移門で本部に向かった。
「ふー、さ、早く迷宮区にむかいましょ」
「わりぃ、もうちょっとまってくれ」
俺たちは散々もみくちゃにされてから
迷宮区に向かった。
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