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俺が魔王を倒すまで

作者:阿修羅
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第三話

「おいエルザ大丈夫か?」

「コノタビビトガイナカッタラアブナカッタカモ」

男はこちらを向き手を差し出す。

「俺の名はライヤ。坊主、名前は?」

「俺は・・・・・・・颯太だ」

「ソウタか……エルザを助けてくれてありがとう。そんな装備でゴブリンと戦ったのか?」

俺がうなずくとライナは呆れたような顔で「バカか?」と言った。
まぁ初期装備でゴブリン三体を相手するのはバカしかいないか…

「ついてこい」

ライヤについていくと馬車が見えてきた。何人かがこちらに気づき挨拶をしてきた。

「親方お帰りなさい。・・・って誰その子」

「エルザをゴブリンから助けてくれた旅人だ」

「・・・・その防具で?」

ライヤは馬車の中に入り、しばらくするとライヤは何かを持って戻ってきた。

「やるよ」

「えっ!いいのか?」

ライヤが持っていたのはミスリル装備だった。

「エルザを助けてくれた礼だ」

「親方・・・」

「お前までそう呼ぶのか・・・」

そういうとライヤ・・・もとい親方と(エルザを含む)親方の仲間が馬車に乗り込む

「なぁ親方達はどこに行くんだ?」

「ライヤでいい。俺達はクレアファンに行く」

「(クレアファンって一番最初に行く街だよな)俺も一緒に行っていいか?」

「いいぞ」

あっさり許可してくれたな・・・

「ありがと親方!」

「ライヤで…ってもういいや親方で」

俺は馬車の中に入り、商人と話ながら街につくのを待った。












「お前ら着いたぞ」

外を見ると馬車の前に大きな城門が見えた。

俺は今…………

「ここがクレアファン・・・・」



……ゲームの世界にいる
 
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