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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第八十話 決戦IS学園その七

「それでも質が優っていれば」
「絶対に勝てるわね」
 イーリスも言う。
「戦力が上なら」
「数は何故大事か」
 軍人として状況を分析しながら話す。
「それは戦力だからだ」
「そういうことね」
「そう、だからだ」
 その拳銃で攻撃を放つイーリスへの言葉だ。
「だから数は大事なのだ」
「数で劣っていても個々の質て圧倒していればね」
「勝てる」
 戦力としてこちらが上ならというのだ。
「間違いなくな」
「そうね、それじゃあね」
「このまま押す」
 ラウラのその隻眼が光った、その輝きと共に。
 ビームがレントゲン光線を押した、そのうえで言うことは。
「殺人レントゲン光線は確かに強い」
「ホホホホホ!?」
「しかし当たらなければ、弾き返せばとうということはない!」
「そういうことよ!それじゃあね!」
「今受けなさい!」
 イーリスと楯無も叫ぶ、そしてだった。
 機械達の攻撃が跳ね返された、それから。
 そのビームがフクロウ男達を撃った、機械達は光の中に消え去った。
「よし、次だ!」
「総員間隔を開けるな!」
 千冬もすかさず指示を出す。
「そのまま攻撃を放て!」
「第二波ですね!」
「そうだ!」
 まさにそれを放てというのだ。
「敵が怯みダメージを受けている今だ!」
「追い撃ちをかけろっていうのね!」
「その通りだ!」
 まさにそういうことだった、鈴音にも応える。
「わかったな、いいな!」
「了解よ!」
 鈴音はその巨大な刃を構える、そして。
 その刃をギャレンの指示に応えて思いきり振った、それで衝撃波を放ってだった。
 仲間達と共に敵を撃った、他の戦士達の攻撃も炸裂して。
 機械達はさらなるダメージを受けた、それからだった。
 真耶は敵がかなり減ったところで千冬jに問うた。
「次はどうするんですか?」
「このままだ」 
 千冬は戦場を見据えながら答えた。
「このまま陣形を崩さずに戦う」
「敵の数はかなり減っていますけれど」
「これで終わりとは限らない」
 だからだというのだ。
「まだ陣形を崩さない」
「援軍ですか」
「ないと思わないことだ」
「確かに。この戦いが決戦ですから」
「相手も総力で来る」
 それならばだった。
「だからだ」
「そういえば怪人だけじゃないですよね」
「戦闘員もいる」 
 バダンまでの組織では特にだ。
「彼等もいるからな」
「その彼等も機械になって来ますね」
「今度は数だな」
 戦闘員達が来るならというのだ。
「それで来るな」
「今以上の数ですね」
「しかし臆することはない」
 数で来てもだった、その理由はラウラの指摘と同じだった。 
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