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チートな俺とD×D

作者:ミケ乱
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life.28:喧嘩、売ります。1

 
前書き
どうも、ミケ乱です。

日ランキングをみてたら、7位になっていたのにびっくり(ーー;

見る人がすごいってことですね、嬉しいかぎりです。

では続きを。 

 
life.28:喧嘩、売ります。1

深夜、家に帰宅した。
あの後アーシアの契約仕事を一緒に無事に済ませた。
俺の時みたいにへんなのはなかったのが幸いしたのかスムーズに進んだ。
アーシアが風呂に入ってる間に魔力集中を練習していた、
指先に小さい魔力玉を作るとそれを部屋を自由に動かす。
はじめは円を描いたり、8の字を描いたりする。
一つを二つ、さらに三つと数を増やしていく。
再び手元に戻すと同時にいきなり俺の部屋の床に光が走る。
グレモリー眷属の魔法陣が展開された、って部長か!?
目の前に女性のシルエット、紅の髪をしたリアス部長だ。

「どうしたんです?リアス部長」

思いつめた表情を浮かべてる、どうやら原作の通りに婚約者のことだろう。
俺を確認した部長は詰め寄ってきた、開口一番に衝撃的なことを言う。

「イッセー、私を抱きなさい」

女性が言うにも衝撃的だ、本当こう言う女性って男は戸惑うのは普通だ、
俺の顔がきょとんとしてるのをみてダメ押しの一言を言う。

「私の処女をもらってちょうだい。至急頼むわ」

過激すぎることばに唖然になる俺、オーケー落ち着こうか。
深呼吸してから気持ちを落ち着ける、

「リアス部長、何かあったのですね?」

見据えるように言うとぐっと息を呑むようにとまる、それでもおもむろに服を脱ぎ出す。
綺麗な姿が目の前に、あっ下着姿で鼻血でそうなくらいだ。
白く豊かな膨らみが目の前に、マジで理性が削られる!

「イッセー、私ではダメかしら?」

「いえ、そんなことは。でもどうしたんです?」

「いろいろと考えたのだけれど、これしか方法がないの。
既成事実ができてしまえば文句もないはず」

「もしかして御家騒動ですか?」

俺の言葉にリアス部長がぴたりと止まった、悲しそうにそして訴えるような瞳になっている。
不意に俺に抱きつきベッドに座る形になる、俺はその背中を優しく抱きしめて。

「俺じゃ〜力になれませんか?これでも最強の『兵士《ポーン》』ですよ」

「イッセー・・・」

「それにもしこんなことでリアス部長が傷付くことになるなら、
俺はその原因を吹っ飛ばしてあげますよ」

「ありがとう、イッセー・・・・」

優しく頭を撫でてあげて抱きしめてあげる、安心させるように気を使う。
優しく癒すようにリアス部長を包むほどに空間を作る、円を応用した空間制御の一つだ。
この円の中にいれば気持ちを落ち着かせ、さらに体の回復を促進させる。
撫でていて判ったことだが最近悩みごとで少し体調がわるかったらしい、
体の気の乱れがあるからそれを正し、さらにマッサージみたいな感じに体を包みこむ。
不意にリアス部長が俺をみるといたずらっ子な笑みを浮かべて。

「私に恥をかかせたのだから、責任とってよね」

「俺のできることならなんでもしますよ」

優しく微笑み返すとリアス部長は顔真っ赤にしてから抱きついてきた。
あ、胸があたって・・・幸福なひと時を味わっていると、
床が再び光り輝きだした。

「・・・来たわね・・・」

魔法陣が再び床に現れると少し忌々しく睨みつけてる。
メイド服の若い女性が現れたのだった。

「こんなことして破談へ持ち込もうというわけですか?」

「こんなことでもしないとお父さまとお兄さまも私の意見を聞いてはくれないでしょ?」

あきれるメイドさんと睨むリアス部長、ある意味女の戦いだな。

「このような下賎な輩に操を捧げると知れば旦那さまとサーゼクスさまが悲しまれますよ」

「あ〜下賎って俺のことか・・・確かに生まれは人間だからな」

俺が口を挟むと少しキッと睨むように部長はメイドさんを睨む。

「口にする前に相手を見ることだな・・・・」

ズンといきなり部屋の空気が変わる、俺の円を部屋の広さだけ包み込み濃度を上げた。
殺気ではなく覇気で部屋を包み込みそしてメイドさんとリアス部長がビックリした顔になる。
しかしすぐにまた穏やかな気に変えて、そして何食わぬ顔して見つめる。

「あ〜そうそう、たしかメイドさん「グレモリー家に仕えるグレイフィアともうします」・・グレイフィアさん、
ルシファー様に渡してもらいたいものがあります」

グレイフィアさんは怪訝そうな顔でみつめる、俺は気にしないで「王の財宝《ゲート・オブ・バビロン》」から手紙を二枚だす。
いきなり何もないところから出したのに二人はびっくりした、俺はグレイフィアさんにそれを渡す。

「手紙です、一つは俺からともう一つは現ルシファー様以外は開けられない封がされてます。
一応変なものはないですけど」

「確認します・・・」

手紙を受け取ってから俺のともう一通に手から出した魔法陣で検索してるのだろう。
そして手紙を封をしてる模様を見て驚愕な顔をする、すぐに俺と手紙を交互に見つめる。
俺は肩をすくめて知らないってジェスチャーをする。

「・・・お届けいたします、リアス様は一度お戻りください」

「グレイフィア、あなたの意志?それとも家の総意?それともお兄さまのご意志かしら?」

「全部です」

どうやら家族会議でも始めるんだろう、あ〜そういえばフェニックス家と戦うんだったな。
どうするかな〜と考えてるとリアス部長が服に袖をとおしていく、

「イッセー、ありがとう。あの時あなたが言ってくれなかったら私は冷静になれなかったわ」

「イッセー?まさか、この方が?」

どうやら俺のことは報告が行ってるらしいな、赤龍帝のことでさらに異質なものを見る目になってる。
さっきもある意味異質だったしな、軽い挨拶程度だし。
どうやら朱乃さんを呼ぶことで戻るらしいと言うことになったらしい、
リアス部長が俺の方をむくとそっと頬にキスをして。

「今夜はこれで許してちょうだい。迷惑をかけたわね。明日、部室で会いましょう」

そういうと俺から離れて魔法陣の光へと消えていった。
キスされた頬に手をやりながら明日どうなるかを考えていたら。

「イッセーさーん、シャワー上がりましたー!」

アーシアの声が聞こえてきたのがそれからすぐだった。

sideグレイフィア

リアスお嬢様を迎えに行ったあの時、あの少年イッセーとか言いましたか。
現赤龍帝の使い手でありリアスお嬢様の下僕、それだけでも冥界の上層部が大騒ぎになっています。
ザーゼクス様も彼のことは凄く嬉しそうでした、でもリアスお嬢様の婚約は少し反対気味でした。
しかし現グレモリー家御当主さまは乗り気な上、相手側も乗り気なのです。
リアスお嬢様があのような行動に出るのもうなずけます。

「それにしても・・・」

イッセーさまは凄い強さを感じました、現魔王と互角、下手をしたらそれ以上の力を感じました。
さすがリアスお嬢様が下僕にした人間ですね、今後が楽しみです。
手紙の内容は教えてもらえなかったですがイッセーさまの方は今後のこと、
もう一つは流石にトップレベルの秘匿情報になり後日魔王会議で話すことになるとのこと。
一応魔界のトップだけしかわからない事だったのでしょう。
私はあのイッセー様を影から応援しましょう。

Sideend

つづく 
 

 
後書き
今回は脅しをしちゃいました。てへっ・・・

さて次回は絶対焼き鳥対策だ〜!w

絶対ボコボコだ〜〜〜〜!!!

次回「life.29:喧嘩、売ります。2」

嵐の中を突っ切ってやる!!! 
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