魔法少女リリカルなのは~過去を捨て今を生きる者~
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無印編!
これが俺の全力全壊(笑)
前書き
みなさんこんばんは!
個人的には黒バスは最高だと思うんですよ!あ、どうでもいい?ですよねー。
そんなわけで、どんどん進めちゃいましょう!
それではっ
アリサがついに爆発した日の放課後。
「それじゃあみんな、今日は私たち、お稽古の日だから」
「うん。夜遅くまでなんだよね?行ってらっしゃい。頑張ってね?」
なのはが言うと同時にアリサは不機嫌そうな顔をして歩いて行ってしまった。
未だに不機嫌なのかよ・・・。
「アリサちゃん・・・あっ、大丈夫だからね、なのはちゃん!」
「え?あ、うん。ありがとう、すずかちゃん」
そしてすずかとアリサはお稽古に行き、俺はフェイトとジュエルシードの捜索。美愛は今日はなのはと離れて慎吾の家に行って健吾くんと遊ぶらしい。
まったく、なのはも美愛みたいに捜索と遊びをわけたらいいのに。
「はあ・・・」
「陽龍、どうかした?」
フェイトがため息をついた俺に対して顔を近づけて聞いてくる。
「んー、学校でちょっとねー」
「学校・・・そこって楽しいの?」
・・・え?
「フェイト、学校行ったことないの?」
「うん。私はずっと時の庭園で母さんとリニスとアルフの四人で暮らしてたから。勉強はいつもリニスに見てもらってたし。・・・でもリニス、私が魔法を使えるようになって少ししたらいつの間にかいなくなっちゃってたんだよね・・・」
そうか・・・。
「じゃあ、ジュエルシードを集め終わったら学校に行かせてもらうように言ったら?たまには母親にわがままいうのもいいだろう?」
「・・・うん。そうしてみよっかな」
そこでこの話はここで終わり、俺たちは改めてジュエルシードを集めるのに集中した。
そして今はもう七時すぎ。
美愛も慎吾の家から帰り、なのはと合流して一緒にジュエルシードを集め始めていた。
「大体このあたりだと思うんだけど、大まかな位置しかわからないんだ」
ビルの屋上で風に吹かれながらフェイトが言う。
「確かに、こんなに人がいたんじゃ探すのに一苦労だねぇ」
「でも、ざっとの位置はわかったんだ。後は適当に魔力叩き込んで強制発動でもさせときゃいーし」
<ヒリュー、最近思考回路が危険です>
お前もな、ヤミ。
「ってなわけでちょっくらやりますか」
「うん。陽龍、お願いね」
「じゃあヤミ、火焔紅龍」
<はい、ヒリュー。火焔紅龍、放て>
そして俺は広範囲に何げに攻撃力の高い魔法を放ち、ジュエルシードを強制発動させる。
ちょっとだけ俺のテンションが上がった。
「っく・・・」
だが、流石にこの範囲だと魔力の消費が激しかった。
「ヤミ、魔力生成発動」
<はい、ヒリュー>
そして俺は体力を消費して魔力に変換するレアスキルを発動させる。
すると俺の体が光に包まれ、魔力がもどる。
「陽龍、今のってレアスキル?」
「ん?ああ、言ってなかったけ?俺、レアスキル三つ持ってんだよ。魔力生成と魔力供給、そして治癒能力」
俺がさも当然かのように言うト、フェイトとアルフはその場でポカーンとしてしまう。
なにゆえ?
でも二人は改めて俺の顔を見て「あ、そっか」って顔をして納得してしまう。
ほんと、なんで俺の周りは俺の顔見て納得するんだよ?
「っと、ジュエルシードが発動するぞ」
俺がつぶやくと、誰かが・・・というかユーノが結界を張った。
「見つけた」
「でも、あの子達の近くにいるみたいだねぇ・・・」
「うん。だから早く片付けちゃおう。バルディッシュ」
<イエス、マスター。シーリングフォーム、セットアップ>
「手伝おうか、フェイト?」
俺は一人で片付けようとするフェイトが少し心配になったので聞いてみる。
「ん・・・ちょっと押されそう。お願い、陽龍」
「わかった。ヤミ、ブラックストームドラゴン、放て!」
<イエス、ヒリュー。ブラックストームドラゴン、放て!>
そしてフェイトの魔力に俺の魔力も加わり、ジュエルシードの封印はあと少しのところまで行く。
「ジュエルシードシリアル十九・・・」
「封印ッ!」
ジュエルシードは無事封印するが、どちらも互角。つまりは取ったモン勝ちの状態。
「フェイト!」
俺が名前を呼ぶと、フェイトはすぐにジュエルシードの方に向かう。
「この間は自己紹介できなかったけど、私なのは。高町なのは。私立聖祥大附属小学校三年生」
<サイエンスフォーム>
「っ!」
なのはは自己紹介をするが、そんなのお構いなしにフェイトはバルディッシュを構える。
そしてバルディッシュの声を聞いて、なのはも戦闘態勢になる。
そんななのはを見てからフェイトはなのはに向かって斬りかかる。
<ファイア>
ここからまた、二人の戦いが始まった。
「それじゃあ美愛、こっちも始めようか」
フェイトが一生懸命な中、俺だけ観戦とか嫌だし。
「だね。私も負けっぱなしは嫌だから、今回は勝たせてもらうね♪」
「ほざけ。兄が妹に負けてたまるかバァカ」
「おはは♪じゃあ・・・」
「「はじめよう!!」」
俺たちは互いに距離をとる。
さって、とりあえず遠距離からちまちま削ってくか。
<ヒリュ・・・ダーク、焔火放ちます!>
そして焔火は美愛に襲いかかる。
「ッ!ヒカリ、光龍!」
<あらほらがってんでい!光龍、ぶっぱなせーーー!!>
今度はヒカリから白い光を纏った龍が俺に向かってきて、俺の焔火とぶつかる。
「炎龍、加勢しろ!」
<了解です!>
次に俺が放った炎龍は焔火よりも陽乃温度が高く、焔火と混ざり合って美愛の光龍を押していく。
少しずつあたりの気温は焔火と炎龍の火で高くなっていき、まるで夏の暑さのようになる。
「うわっちゃ!?あーもう怒った!私怒っちゃった!ヒカリ、ここの温度下げるよ!暑いの嫌い!虫大量発生するし!」
<動機が不順すぎるよ、ミアー?でも気にせず言うこと聞く私って超えらい!氷華!温度五十七%ダウン!おにーちゃんなんてこれくらってカチンコチンになちゃえーーー!!>
はぁ!?おまえら、普段の温度がすでにマイナス行ってんのにさらに五十七%下げるってどんだけだよ!?死ぬ!軽く死んじゃう!
「ヤミ、炎龍温度六十%アップ!燃やし尽くせ!!」
<消し炭にします!>
それはやめなさい!
そして美愛の氷と俺の炎が合わさり、水蒸気となって視界を隠す。
あー、見えにくい!でもそれは美愛も一緒だから!
「ヤミ、エリアサーチ!」
<すでにやってます!・・・特定しました!ダークの前方三十メートル先です!>
さっすがヤミ!仕事が早くてマジ助かる!
「ダークストームドラゴンで撃ち落とせ!」
<もちろんです!>
俺の放ったダークストームドラゴンはまっすぐ美愛に向かっていく。
そして・・・。
「甘い甘い!砂糖菓子にメープルシロップ二十個かけたくらいにあっまーーい!」
「だからダーク!しかもそれマジ甘そうだな!」
「あは♪ごっめーん!でも気にせず打ち落とーーす!ヒカリ、氷華光月!」
<いっくよぉーーー!うっちおっとせー♪>
そう言って美愛は俺の魔法を打ち消してしまう。
「ヤミ、魔力のほとんどつぎ込んで次に賭ける!」
<了解です!>
「これが俺の全力全壊(笑)ダークストームドラゴン!!」
かいの字違うけどね!
「(笑)ってついてるやつに負けたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」
そんなことを叫びながら美愛は落ちていった。
・・・・・大丈夫かな?
<大丈夫じゃないと思います>
あ、やっぱ?
それじゃあ・・・。
「美愛ーーーーー!?」
俺は羽根を大きく広げて落ちていく美愛を助けに行った。
フェイト、大丈夫かなー?
後書き
陽「グダグダ」
美「下手くそ☆」
陽「そんなわけで今日も懲りずに続いてしまったこの小説。作者がなかなかコメント来ないから友達にすがりついてます」
美「わりとどうでもいいね、その情報」
陽「だって行が埋まらないんだもん☆だって」
美「・・・おにぃ、もん☆はないわー・・・」
陽「言ったの俺じゃないんだけど!?くっそ、調子狂ったからここで終了!」
美「次回こそまともであると祈っているのだ☆」
陽「それではっ」
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