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ゼロと最後のしろがね

作者:レンカ
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騒がしい一日 part1 朝

 
前書き
もうすぐ、書いてみたかったナルミの対決が書ける
~~ラッキー!
 

 
鳥の鳴き声でナルミは目を覚ました。
少し周りを見渡し、昨日の事を思い出した。
「さて、今何時だ?」
ナルミは外の風景を見ながら欠伸をしている
「大体、6時ぐらいかな……さて、どうしたもんか?」
ナルミは目の前にある洗濯物を見ながらぼやいた。
「……確か、使い魔の仕事は掃除、洗濯、雑用だったな。」
ナルミは、めんどくさいと思いながらルイズの洗濯物を運び始めた


「また、道に迷ったな………」
ナルミは、洗濯物を丸めて肩で担ぎながら呟いた。
周りを見渡しても昨日の夜のように誰もいなかった。
ナルミは歩きながら
「まあ、歩いてれば誰かに会えるだろう」
ナルミの思ったとおりに少し歩くと、目の前から服の山を持った人が来た
「な、何なんだアレ?前が見えて無いのか足取りがフラフラだぞ」
ナルミの言った通りに前が見えて無いのでナルミと衝突した。
服の山を持った人は女の子だと言うのが分かったときには、女の子が悲鳴をあげて倒れた時だった。
「おい、大丈夫か?怪我はないか?」
ナルミの言葉が聞こえたのか、女の子はゆっくりと立ち上がりそして……
「すみません!」
謝り出した
「な、何で謝るんだ?」
「え………貴族の方ではないのですか?」
「いや、全然違う」
片手を顔の前で振りながら、否定した。
「それより、大丈夫か?怪我はないか?」
ナルミはもう一回、同じ事を聞いた。
「ええ、大丈夫です。………もしかして、昨日の召喚儀式で召喚された平民の方ですか?」
「そうだけど…そこまで広がっているのか?その噂…」
「はい、私たち見たいに仕事以外何もない人はたぶん知ってますよ」
ナルミはため息をつき、気持ちを入れ換えた。
「……うしッ、気持ちの整理がついた。………そうだった……ええと……」
ナルミは女の子を指しながらなにかを言おうとしていた。
「あ、私の名前言ってませんでしたね。私の名前はシエスタと言います」
「紹介が遅れたな、俺の名は加藤鳴海って言うんだ、ナルミって呼んでくれ」
「それじゃあ、ナルミさんは一体何を聞こうとしたのですか?」
「ああ、すまないけど洗濯する場所を教えてくれないか?」
「いいですよ、それじゃあ、私の後について来てください。」
それから、ナルミは洗濯場所を教えてもらい、シエスタはナルミに質問を繰り返し聞いていた。
「それじゃあ、ナルミさんは遠い所から来たのですねぇ」
「ああ、………ウシッ!洗濯物終わり!」
そう言うとナルミは立ち上がり、シエスタに向いて
「ありがとなシエスタ、それじゃあ、俺はルイズを起こしに行って来る。もし、何かあったら俺に言ってくれ、出来るだけ力になろう」
そう言うとナルミはその場から立ち去った。




ナルミはため息をついていた。
自分の主人はすでに起きていると思い、急ぎ戻ってきたのに、本人はぐっすりと眠っているの見ながらため息をついていた。
そして、ルイズの肩を揺さぶりながら
「ルイズ、起きろ朝だぞ、………起きろ!朝だぞ!」
ルイズは目を開けて一言
「あんた誰?」
ナルミは倒れそうになるのを耐えて
「昨日も言っただろ?忘れたのか?」
「ああ、使い魔ね」
ルイズはつい先程のナルミのように深いため息をつきながらベットから降りて
ナルミに向かって
「服」
「ハァ?自分でとればいいだろ?」
「そこの、タンスの中~早くしてよね」
渋々ナルミはルイズの服をとりルイズに渡そうとした、次にルイズが眠たそうな顔をしながら、
「着せて」
「ふざけるな!自分の服ぐらい自分で着ろ!」
「普通、平民がいる場合は平民がやるのよ!」
「だったら、目の前からいなくなればいいんだな?」
ナルミは後ろのドアを開けながら答えた。
「ちょっと、主人の言うことを聞かない犬にはご飯n」 バタンッ!
ナルミは知ったことではないと言う風に出ていった。
ルイズは自分の服をとりながら
「何なのよ~!!あの使い魔は~!」


ナルミは部屋の前の壁にもたれながら待っていると、隣の部屋から女が出てきた。
「あら、貴方は確か『ゼロの』ルイズの使い魔よね?」
「お前は誰だ?」
その女は一言で言えば、ボンッキュッボンのスタイルであった。
「まあ、貴族にむかってお前呼ばわりはないでしょう?」
「それじゃあ、名前を教えろ」
女は頬を膨らませながら
「……それは、悪かったわ……私の名前はキュルケ(中略)ツェルプストーよ……キュルケって呼んでね。あなたの名前は?」
「俺の名は加藤鳴海って言うんだ、ナルミって呼んでくれ。それでキュルケ、昨日から聞く『ゼロ』ってのはどういう意味何だ?」
「ああ、それはね」
そのあとをキュルケは言おうとしたが、ルイズがドアを開けて出てきたのでキュルケはナルミと話すのを止め、ルイズに話しかけた。
「あら、ルイズおはよう」
「おはようキュルケ…」
ルイズとキュルケの態度は対照的に違った。
ルイズは、嫌なやつにあったと言う顔をして
キュルケは、いじる相手が出てきたと言う顔になっていた。
「さすがは『ゼロの』ルイズ、まさか平民を召喚するとわね~」
「こいつが、勝手に出てきたのよ!!」
「ま、あたしの使い魔はルイズとは違って凄いわよ」
そして、キュルケが「フレイム」と呼ぶとキュルケの部屋から、虎ほどの大きさがあるサラマンダーが出てきた。
「な、何だソレ?」
ナルミはフレイムを指しながら、二人に聞いた。
「あら、サラマンダーを見たことはないの?」
「いや、初めて見る……」
「ちょっと!ツェルプストーと仲良くなんかするんじゃ無いわよ!!」
ルイズは、ナルミの前に立ち。キュルケと言い争いを始めた
ナルミは、その間にサラマンダーの頭を触って一人和んでいた。
「あら、いつの間にか仲がいいじゃない?」
キュルケが、サラマンダーを見たときには
ナルミとサラマンダーはじゃれあっていた。
「おお、こいつ意外と人懐っこいなぁ~」
ルイズは、不満な顔をしながらどこかにいこうとしていた。
ナルミは慌てながら
「お、おいどこにいくんだよ?」
「もうそろそろ、朝御飯の時間よ。早く来なさいよね」
「それじゃあ、ルイズまた教室で会いましょう」
ルイズの後ろでキュルケが、手を振って またね~ としていた。




ルイズは、不満な顔をしたまま食堂に行こうとしていた。
「何をそんなに、不満な顔をしているんだ?」
「うるさい!なにもないわよ!」
「?…………あ、そうだ、ルイズ?」
「何よ」
「いや、聞きたいことがあってな、ついさっきの言い争いの時にキュルケが『私の二つ名は”微熱”』とか言っていたが、まあ、そんときの意味も聞いたんだが……」
「はっきり言いなさいよ」
ナルミは頭を片手で触りながら
「確か、ルイズの二つ名は『ゼロ』だよな?その意味って何だ?」
その言葉を聞いたとたん、ルイズの表情が変わった。怒りの顔から一気に戸惑いの顔をしながら
「あ、あんたに言っても分からないわ……し、食堂が見えたわよ?早くいかないと」
ルイズは、小走りで食堂に入って行った。
「何を隠してるんだ?」
ナルミは、そのあとをゆっくりと追いかけた。









 
 

 
後書き
スンマセーーーン!!
投稿が遅れました orz

合宿があって、GWの間に投稿することが出来ませんでした。 
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