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ソードアート・オンラインー不幸を呼ぶ者ー

作者:波亜多
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集まった奴等

「よう、ちゃんと来てたか」
「少し心配だったけど、よかった」
「来てなかったら、無理矢理にでも連れてきたけどね」
声をかけてくるスキンヘッドの巨漢と真っ黒剣士と紅白美少女
むう、アスナに対する印象を少し変えるべきだろうか
俺は思いつつ
「信用ねぇのな」
軽く落ち込んでみせる
と、そこで気づく
「そういやエギル、何でいるんだ?」
答えたのはナギサだった
「今回のボス戦はエギルも参加するんだって」
「・・・商人だよな、アンタって」
半ば呆れ気味な声がでてしまったのは、鎧と斧の装備があまりにハマリすぎていたからだ
「商品の仕入れで毎朝戦ってるからな」
確かにドロップで商品を手に入れればタダだが・・・
「おっ、おめぇがザインか?」
後ろからの声に振り返る
野武士スタイルに趣味の悪いバンダナ
「誰です?」
「ギルド風林火山のリーダー、クラインだ。ナギサから話しは聞いてるぜ」
「そうか」
するとクラインと名乗った男は意外そうな顔をして
「てっきり俺ァ、関わるな、とか言われるもんだと思ってたんだが」
「確かに!会ったときより柔らかくなったかも」
ガードの緩みを全く自覚していなかった
苦い顔を作った俺を見て、五人が笑った 
 

 
後書き
いきなりですが、大量加筆版、死神の改心記を新たに連載します。
申し訳ないですが、続きはそちらで読んでいただけたらと。 
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