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ハイスクールD×D ~大罪を犯した少女(仮)~

作者:コウくん
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旧校舎のディアボロス編
  プロローグその二・・・みたいな?

 
前書き
読者の皆様、お久しぶりです。コウくんです。
なかなか時間が取れなくて、投稿ができませんでした、すみません。
今回は前回言ったかもしれませんが、旧校舎のディアボロス編・・・本編に入るかもしれません。
一応入ってるつもりなんですが・・・。
と、とりあえず始まります。
 

 
住宅街を歩いて数分、僕とアヤカの二人は、一軒の家の前に立っていた。

「ねえ、アヤカ」

僕はアヤカの方を向きながら声を発する。

「? どうか、した・・・シズク・・・?」

そしてその声に反応して僕を見上げるアヤカに向かって、僕はこう言った。

「今回の僕たちはホームステイでもする気なの?」

と。
それにアヤカは一度目を瞑り、少しして目を開けてからこくんと小さく頷いた。

「兵藤家・・・三人家族、だって」
「・・・そっか。じゃあ早速入ろうか」

僕はこのまま家族の話を続けるのも、続けられるの嫌だったので、半場無理やり話を切ってドアの前まで歩き、ドアホンを押した。

『はーい、どなた?』

少しすると、ちょっと気の抜けた声が聞こえた。

「シズク・フォン・アライドリアンと、アヤカ・フレアドルですけど・・・」
『ああ、ホームステイの子ね?鍵は空いているから、入ってきてくれるかしら』

声の主はそう言って切ってしまったので、ドアを開けて家の中に入っていった。


玄関に入って靴を脱ぎ、リビングのドアを開けて部屋の中に入る。

「いらっしゃい。アヤカ・フレアドルさんと、シズク・フォン・アライドリアンくんね?来てるのなら連絡をしてくれればよかったのに」

そう言って僕たちを出迎えてくれたのは、この家の主の妻だった。

「すみません。着いた時間が遅かったので、連絡をするのはどうかと思いまして」
「ああ・・・うちのダメ息子と違って礼儀正しい・・・。
あと、私のことは気軽に「おかあさん」て言って頂戴。そっちのほうがフレンドレーでしょう?」

「ん・・・よろしく、おかーさん・・・」
「・・・よろしく、母さん?」

アヤカは何も気にせずに挨拶をするが、僕は母・・・親という言葉につい反応してしまい、少し語尾を疑問系にしてしまう。

「家の亭主と息子はもう寝てしまっているから、自己紹介は明日に回しましょうか。二人の部屋は二回の部屋を使ってね。
じゃあ私もそろそろ寝るわね。お休みなさい、二人とも」

そう言って彼女は微笑み、自室に戻っていった。

「さ、部屋を選ぼ「一緒」・・・」

僕が言い終わる前に、珍しく言葉につまらないで言い放つアヤカ。
そして二人の間に不思議な沈黙が流れる。

「いやアヤカ、僕たちはもう十七歳になる。つまり、この年の男女が同じ部屋だととても危険で・・・「一緒」・・・」
「いや、だか「一緒」」
「あの「一緒」」
「・・・「一緒」・・・はい、わかりました。一緒の部屋にさせてもらいます・・・」

そしてついにシズクが折れてしまい、二人は一番広い部屋に一緒に暮らすことになったのだった。
 
 

 
後書き
誠に申し訳ありません。
なんか本編入ってそうで入ってませんでした。
次回はイッセーも登場して、学校に行くことは決定してたんですが・・・。
とりあえず、ここでにこれからの報告を。
また当分投稿できないこともあると思いますが、投稿するときは、一回の投稿で一日、を目安にして行く予定です。
それでは皆さん、次回の投稿も見てくれると幸いです。
 
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