魔法少女リリカルなのは~過去を捨て今を生きる者~
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原作前に小学校に入ろう
お前の思考回路が理解できない
前書き
皆様こんばんは。
今回ついにお気に入り登録が五十件もあって感激で涙腺が崩壊しかけた作者です。
それを記念して、本日は本編とは別のものも書いてみようかな~と考えている最中です。
できればそれを見てお気に入り登録がもっと増えるといいな~・・・なんて考えちゃったり?
そ、それでは本編に入りましょうっ!
第二十六話 お前の思考回路が理解できない
キーンコーンカーンコーン♪
授業終了にしてお昼休み開始のチャイムが鳴り響く。
「ご、は、ん、だぁぁぁぁああああぁぁ!」
「美愛、めっちゃウルサイ」
「えー、だってご飯だよ?テンション上げてかないと!」
お前の思考回路が理解できない。
そんなことを思っていると、斜め前の席のすずかが声をかけてきた。
「ねえ、陽龍くん、美愛ちゃん、慎吾くん、よかったらなのはちゃんとアリサちゃんも含めて、一緒にご飯を食べない?」
そうそう、この学校は小学校なのに給食でなく、学食、またはお弁当持参というおかしな学校なのだ。
そんなこんなでどうするかを考えていると、隣にいる美愛が突然プルプル震え始めた。
い、一体何が起こると言うんだっ!
「賛っっっ成ーーーーー!」
とてつもなくしょうもなかった。
さて、とりあえず美愛を殴ろう。
ゴスっ
「お、おにぃ・・・鬼畜・・・」
「あ、陽龍」
美愛を殴ってすぐになのはたちの方へ行こうとすると、慎吾が話しかけてきた。
「お前、Sだな」
コイツも殴ろう。
ゴスっ
「~~~っ」
「さてすずか、痛みをこらえてるアホ共はほっといて二人を誘おうか」
「え?あ、うん。・・・ほっといていいのかなぁ?」
いーんだよ、すずか。
「そんなわけでなのはとアリサ、一緒にご飯を食べよう」
「何がどうなってそんなわけなのか意味わかんないわよ。でもまあ・・・一緒にってのも悪くないわね」
やーい、ツンデレツンデレー。釘宮病発生してやんの~。くぎゅーっ!
ゴスっ
「殴るわよ」
「な、殴ってから言いやがった・・・」
そ、そんなんだからどっかの奴らにツンデレ子とか呼ばれるんだぞ!
「もう一回殴られたいの?」
「すいませんでした」
「す、すでに力関係がはっきりしている・・・!で、なのはちゃんはどう?」
「え?あ、うん。できれば私も一緒に食べたいの」
「そっか。じゃあ・・・どこで食べようか?」
あ、あれ?なんかどんどんと話が進んでいく・・・。
「とりあえず屋上で食べようか。広いし、涼しいし」
な、なんとか発言して威厳を確保っ!
「しかし全部口に出していて威厳もなにもない陽龍だった」
な、なんだと・・・?
え、じゃあまさか、今までずっと独り言のようにブツブツ言ってる可愛そうなやつだったの?
「あ、あはは・・・残念だけど陽龍くん、アリサちゃんの言ってること、ほとんど正しいの。ねえ、すずかちゃん?」
「うん・・・。前々から・・・って言っても昨日からなんだけど、言おうとは思ってたんだけどね・・・」
な、なんだってーーー!?
「ほら、今のも口に出してる」
・・・いったい、どうすればいいんだ・・・。
「って夢を昨日見てたんだけど、どう思う?」
「どうもこうもないわよ。っていうか、早く食べないと美愛におかず全部取られるわよ?」
僕は昨日のメンバー全員で屋上でご飯を食べている最中、昨日見てた夢の話をしていた。
「って美愛!なに人のおかずほとんど持ってってんだよ!ただでさえみんなにも取られて減ってんのに!」
僕のおかずは少し前に、実はこの弁当、今朝僕が作ったものを入れた自作のものだ、と話したらみんなが詰め寄っておかずをもぎ取っていったのだった。
その時の反応が、
「こ、このソーセージ、作ってからだいぶ経ってるはずなのに皮がまだパリッとしてるっ!」
「何この卵、すげーうまいんだけど!」
「お母さんが作るご飯よりも美味しいかもしれないの・・・!」
「っていうか、男の子に料理で負けている私たちって・・・」
と、いろんな反応をしてくれた。
い、一体何がしたいんだ?
後書き
陽「お前の思考回路が理解できない、は終了です。」
美「いやー、今回は長く出来たね」
陽「そだね~。これで文句が出ないか、作者が頭を抱えているな」
美「・・・おにぃ、文章で気づかないだろうけど、めっちゃ笑うのこらえてるからね?ほんと、このヒト鬼畜ー」
陽「うるさいよ、愚妹♪
さて、本文だけでなくあとがきまで長いのはアレだし、今回は短く切りたいと思います」
美「そして次回!なんとお昼がまだ続く!?・・・予感」
陽「作者ぁ・・・逃げ道作ってんじゃねぇよぉ・・・」
作「こ、これが限界なんだっ!」
陽「でもってちゃっかり入ってくんな!」
美「まあまあ、落ち着いて。それでは読者の皆さん、今日は特別編を作者が書くので、お楽しみに♪」
作「ちょ、逃げ道塞ぐなよ!」
陽「ウルサイ♪」
ゴスっ
美「ふむふむ、作者が血文字で「次回をお楽しみに!」だって」
陽「その精神には感服だな」
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