仮面ライダー エターナルインフィニティ
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TURN73 食いだおれその一
TURN73 食いだおれ
一同は大阪に来た、まずは大阪城だった。
その水色の瓦の五層七階の天守閣を見てまず城戸が言った。
「この天守閣って実際に見ると違うな」
「ショッカーが狙っただけはあるな」
手塚も城戸に応える。
「見事だな、本当に」
「ああ、大阪人が誇りにするだけはあるな」
「全くだ。それにだ」
「ああ、これな」
「これもいいな」
見れば皆たこ焼きを食べている。丸いそれにソース、それと青海苔に鰹節がかけられている、それを
食べながらだった。
ビールも飲み大阪城を見る、そのうえでの感想だった。
「通天閣もこんなのですか」
「通天閣はむしろ串カツだ」
青き山はこうまどかに答える。
「そちらだ」
「何かそれもよさそうですね」
「食べる際は二度漬けはしないことだ」
「そこ重要なんですね」
「絶対に守らないといけないことだ」
人として、である。
「それはな」
「厳しいんですね、そこは」
「二度漬けしなければいい」
そうしなければいいというのだ。
「そしてキャベツもだ」
「それは食べ放題ですね」
「串カツは食べ過ぎると胸焼けになる」
秋山は今度はオルガに話す。
「しかも食べ放題だ」
「それって有り難いですね」
「胸焼けもしなければ栄養的にもいい」
キャベツだからである。
「通天閣では串カツだ」
「わかりました、じゃあ今度は通天閣ですね」
「そこに行く」
次の予定も決まっていた、そしてだった。
戦士達はたこ焼きの後で大阪城に入る、するとだった。
その大阪城から見る大阪の町は壮観だった、愛子はにこりとしてその町を見てこんなことを言うのだった。
「静岡ってね。こうしたお城がないのよね」
「駿府城は」
「ないわよ、ここまでの天守閣は」
そうだというのだ。
「というか東海にはこうしたお城ってないんだよね」
こう白雪に返す。
「関東にもだけれどね」
「兵庫もいいお城があるわよ」
千姫が推す城はというと。
「姫路城がね」
「そう、名古屋城と合体したから」
アヴリルは何故かこんなことを言いだした。
「そうして凄い戦いになった」
「それってあれだよな。超人の世界だよな」
加賀美はすぐにそれだと察した。
「それで大阪城の地下に凄い迷路があったよな」
「はい、それです」
千姫は加賀美にその通りだと答える。
「そちらの世界ですが」
「そっちも凄い世界だったよな」
加賀美は首を捻った。
「何かとな」
「一億パワーでしたよね」
「それってどんなんだろうな」
こう千姫に返す。
「本当にな」
「そういえばあの邪悪の神々ですけれど」
千姫は彼等の話もした。
「やることがせこかったですね」
「大阪城にいた奴もな」
「妙にせこかったですね
「あれでよかったのかどうか」
「それがわかりませんね」
こうした話もしたのだった、彼等は今大阪にいた。
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