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侍に憑依してトリップしました。

作者:ユウスケ
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プロローグ (改)

 
前書き
久しぶりに更新するため、どんなふうだったか読んでいたら中身が酷すぎた為にリメイクすることにしました。 

 
ー剣心ー

俺の名前は○○。
平成の世に生きていた元大学生なのだけど、インフルエンザで死亡。
そんな元普通大学生の俺だったのだが、何故か幕末の時代へ、
それも緋村 剣心という青年に憑依してしまった。

しかも最悪な事に、俺が憑依した青年。緋村 剣心は維新志士のメンバーで
『人斬り抜刀斎』『緋村 抜刀斎』と呼ばれる凄い剣客らしい。
あれ?これって死ぬんじゃね?嫌な予感しかしないよ!?な予感も大当たり、
新撰組に狙われるし、へんなおっさんを守らなきゃいけないわで最悪だった。
唯一の救いはこの剣心ボディともうすぐで明治になること。
この体の並外れた、反射神経や運動能力が何度も命の危険を回避してくれた。
本当に感謝しています。マジで。
あと、憑依する前の俺。つまり剣心が使っていた『飛天御剣流』という
古流剣術(使わないのか?と言われ発覚)なのだが
酔った維新志士にさりげなく聞いたり、練習する事で使えるようになった。
おそらく、体が覚えていてくれたのだろう。

まあ、何だかんだで、数年間。
勇ましく幕末を駆け抜けた俺は(かなりビビッてました)
明治維新を成し遂げたのです!(弱そうな奴しか相手してないうえ、逃げて…)
成し遂げたのです!!

そして時代は明治へと移り変わり、俺は就職探しの旅に出た。
旅に出てから10年。流れに流れ、東京に辿り着いた俺は
とある事件の後、神谷 薫という美少女の自宅にころがりこむ事になった。
そのあとからも、怖い事や事件に巻き込まれまくるのだが、それはまた別の話。
それよりも今は……。

「恵(めぐみ)殿、ここは一体、何所でござろう?」

「さあ?私には皆目検討もつかないわ」

ここが何所かを知る事。(※オリ主の口調はキャラ作りです)
実は俺達は先程まで東京の街で買い物をしていたのだが、突然目の前に
裂け目に様な物が現れ、気が付いたときには森、もしくはジャングル?の中にいた。
タイムスリップ?の次は異世界転移?マジで勘弁して欲しい。
しかし、一番最悪の事態である一人で野垂れ死にと言うのは回避できそうだ。
何故なら、俺の右隣に居る高荷 恵は優秀な医者だ

恵が居れば、病気や怪我をしても安心だろう。

「剣さん。これからどうしましょう?」

腕を組み、考えるポーズをしながら聞いてくる恵。
とりあえず、人を探す事が優先だろう。もしかしたらすんなり帰ることが出来る
かもしれない。
もし見つからなかったら野宿の準備しないと……。
俺は彼女達の目を見ながら口を開いた。


「とりあえず、人を探しながら野宿できる場所を探すでござる。」

「そうね。でも、さすが剣さん。こんな状況でも冷静に対処できるなんて
素敵だわ~。」


何所がステキなのかはよく分からないが、俺の意見に納得しているみたいだし、
まあいいだろう。

それから、しばらく二人でジャングルを歩いていると……。
学ランを着た少年が倒れているのを見つけた。

「ちょっと!あなた大丈夫!?」

倒れている少年に駆け寄る恵だが、俺は動くことが出来なかった。
何故なら倒れている少年よりも驚くべきことがあったからだ。
そう、少年が着ている学ランだ。
俺が居た明治の時代には学ランに近いデザインの軍服があるが全てが白い生地
のはず……。
少年くらいの年齢で明治ではあり得ない黒い学ランを着ている。


つまり少年は……


未来の人間だ。


☆☆



仙石(せんごく)アキラ視点

修学旅行から日本に帰るための飛行機の中。
突然、辺りが暗くなってしまい。
気が付いたら俺は……。
着物を着た見知らぬ、男女に介抱されていた。

「あ、剣さん!この子気が付いたみたいよ」

「少年。大丈夫でござるか?」

「え……ここは…?」

横になっていた体を起こして辺りを見渡すと……。
木に草と見たことの無い小動物が居た。
その光景はまるでテレビや映画で見るようなジャングルのような世界だった。
いや、どこからどうみてもジャングルそのままだ。

「な…何がどうなってるんだよ…俺は飛行機の中に居たはずなのに……」

まさか落ちたのか?俺一人だけ?
そう思うと体が恐怖で震えてきた。

「落ち着きなさい」

「あ……」

介抱していた女性に震える両肩を掴まれた後、ジッと俺の目を見る。

「ゆっくりと深呼吸して」

「すぅ……はぁ………すぅ……はぁ」

うむを言わさぬ、表情で深呼吸をするように言われ、大人しく深呼吸をする俺。
すると一呼吸する度に、体の震えがゆっくりと収まっていくのが分かる。
しばらく続けると体の震えは完全に止まっていた。

「体の震えは止まったみたいね……後、外傷は無いみたいだけど痛む所はあるかしら?」

女性に体の異常が無いかを聞かれた俺は、腕を動かしたり足を曲げたり伸ばしたりして
痛みが無い事を確認し、女性に報告をする。

「あ、えっと……大丈夫みたいです」

「そう…」

「えっと……もしかして俺達は飛行機から投げ出されたんですか?」

「「ひこうき?」」


え?何その反応?

 
 

 
後書き
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