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スーパー戦隊総決戦

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第十九話 最強最後のマシンその二

「あれね。本当にどうして作ってるのかしら
「確かに、あれは」
「企業秘密っていうけれど」
「中に何が入ってるかわからないし」
「まさに謎の飲み物」
「しかしそれでも美味しいでおじゃるよ」
 ケガレシアもハンバーガーを美味しそうに食べている。
「やっぱり美味しいものは万物の父であり母であるでおじゃる」
「その通りです。では皆さんまずは召し上がられて」
 ヒラメキメデスも当然の様に食べている。
「では戦いを」
「よし、今から」
「それじゃあね」
 皆で話をしてであった。そのうえでマスクを外して食べる。立ったままかと思っているとウガッツやマゲッパ達がパイプ椅子を出してくれた。
「あっ、悪いな」
「どうも」
「立って食べるのはよくないからな」
 今言ったのは十蔵である。
「座ってでないとな」
「はい、その通りです」
 アクマロも当然座っている。
「それでは皆さんで」
「よし、食べるか」
「ちゃんと座って」
「全部残さず食べるようにな」
 今言ったのはシャンプリングマウンドだった。
「食べ物を残すのはよくない」
「何で悪役なのにそういうのに五月蝿いんだ?」
「それはわかっているけれど」
「食べ物は大事なんだぞ」
「そうよ、この世で一番大切なものよ」
 ヤバイバとツエツエもこのことを力説する。
「食べないと死んじまうからな」
「動けなくなるし」
「よし、それもそうだな」
「わかっていることだけれど再認識したわ」
 こうしてであった。皆で食べるのであった。こうしてハンバーガーとコーラをちゃんと座ってそのうえでだ。腹ごしらえを済ませたのであった。
「マクドもいいけれどな」
「おい、そこはマックだろ」
「そうよ」
 呼び方で少し揉めたりもした。
「マクドじゃなくてな」
「マックじゃない」
「そうそう、マック」
「だからマクドだろ」
「かなりどうでもいい話じゃないのか?」
「そうだな」
 クエスター、ガイとレイがこう話す。
「全くな」
「俺達は関西系だからマクドだがな」
「御前等関西系だったのか?」
「ああ、そうだ」
「鬼とか妖怪とかだからな」
 その通りだとボウケンシルバーに答える。
「もっともそれを言えばな」
「オルグや外道衆もそうだがな」
「はい、我はマクドです」
 アクマロはそれだと自分で言うのだった。
「マックという呼び方は好きになれませんなあ」
「まあ俺達もな」
「鬼だしね」
 ヤバイバとツエツエもであった。
「やっぱりな。呼び方はな」
「マクドじゃないとね」
「そうそう、私もよ」
 シズカもだというのだ。
「私だってね。マクドよ」
「芳香ちゃんもだけれどね」
「俺もだ」
 マジピンクとマジシルバーもそちらだった。
「あと野球は阪神でね」
「そうだな、あの黒と黄色がいいな」
「微妙に何か違う気もするけれど」
 ゴーオンシルバーも首を捻りながら述べる。
 
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