| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

ヘタリア学園

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第千七百四十三話  どうして運んでる ☆

第千七百四十三話  どうして運んでる ☆
 中国から料理をたっぷり買った三人、その豪華な中華料理を車座になって囲んだうえで話をしています。
「これで当分食糧の心配はなくなったが」
 ドイツが日本とイタリアに話しています。
「我々はこれからどうするべきか考えるか」
「それじゃあさ」
 イタリアが言ってきました。
「いかだでも作って遊ばない?」
「そうだな。いかだか」
 ドイツもそれに頷きます。けれどここで日本が言います。
「あのですね」
「何だ日本」
「ちょっと考えてみたんですけれど」
「ああ」
「ここ、中国さんがいますけれど」
 このことからです。日本は考えたのです。
「それでこれだけ中華料理の素材があって料理も人もいますよね」
「そうだな」
「これって中国さんが普通にお家からここまで素材や人を輸送してるってことですから」
 少し考えればわかることでした。そもそもです。
「あの人何らかの手段でそれをしてるんですよ」
「あっ、そういえば」
「そうだな」
 二人もこのことに気付きました。言われてみればその通りなのでした。


第千七百四十三話   完


                                  2010・11・29
 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧