ヘタリア学園
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。
ページ下へ移動
第千七百三十五話 ナチュラルに食ってた ☆
第千七百三十五話 ナチュラルに食ってた ☆
相変わらず遭難し続けている三人、今は砂浜に集まって食事中です。
「食べ物はお魚も椰子もバナナも取れますから困りはしないですけれど」
「それでもだな」
「はい、いい加減遭難に疲れてきました」
「俺はもうそういった食事に飽きた」
日本とドイツがそれぞれ言っています。
「ビールが飲みたい」
「椰子でお酒作りますか?」
「いや、それはいい」
「そうだよね、お魚はもう飽きたよね」
ここでイタリアが二人に声をかけてきます。
「餃子あるよ。餃子食べる?」
「えっ、イタリア君今何と」
「餃子だと?」
「そうだよ。ここにあるよ」
言いながらその餃子を食べはじめるイタリアでした。蒸し餃子です。
「食べないの?俺が全部食っちゃうよ」
「ちょっと待て、御前今何を食べてるんだ!」
「だから餃子だけれど」
大慌てのドイツにイタリアは穏やかに答えます。
「海老蒸し餃子。美味しいよ」
「いや、ですから」
ここで日本も言います。
「何故餃子がここにあるかというお話ですから」
いきなり物凄い謎が発生しています。何故こんなところに餃子があるのでしょうか。
第千七百三十五話 完
2010・11・25
ページ上へ戻る