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ヘタリア学園

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第千七百二十八話  知識人も論外

第千七百二十八話  知識人も論外
 とにかくマスコミが問題な日本ですが他にもです。患部はあります。
「この人本当に学者ですか?」
「職業的にはそうなっていますね」
 日本がまた妹さんに答えています。テレビに眼鏡でいかつい顔の茸みたいな髪型のおばさんが吼えているのを見ながらです。
「果たしてまともな学識があるかどうか甚だ疑問ですが」
「学校の先生達もこんな感じの人多いですね」
「確かに。剣道でもです」
 日本といえば剣道です。そちらでは達人と言えます。だからこそ言うことでした。
「竹刀を蹴飛ばしたり子供相手に突きを繰り出したり床で背負い投げを浴びせるような教師が普通にいたりしますからね」
「えっ、床で背負い投げですか」
「剣道でそれです」
 勿論柔道の技です。尚柔道では畳は絶対に必要です。衝撃を和らげる為です。
「他にもうさぎ跳びをさせたり」
「あの、そんな人が私達の国の先生ですか」
「そうです。他にも漫画原作者で酷い人もいますね」
「ああ、あの山岡とか海原の人ですね」
 そんな原作者の人もいます。暫くオーストラリアに行っていましたが目出度く帰ってきたのです。
「上司の上司の方が嫌いな」
「はい、どうやら私達の国には問題の多い人達が結構いるようですね」
「そうですね。何とかしないといけませんね」
 特にそんな人間が学校の先生をやっているのです。それは若しかすると国民の、子供のすぐ傍にいるかも知れません。どんな暴力を振るってもお咎めなしの世界は確かに学校という身近な場所にあるのです。


第千七百二十八話   完


                                        2010・11・21
 
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