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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第十五話 スサノオと決戦とハイパーカブトその二

「如何にも。私は文月学園にワームやネイティブを送り込んできた」
「やはりそうか」
 利光の目が険しいものになった。そのうえでの言葉だった。
「君がスサノオか」
「その通り。ライダー達と戦ってきている者だ」
「それならさっさと姿を見せるのです、豚野郎」
 美春はここでも豚だった。
「隠れて格好をつけているつもりですか」
「それはしない」
 こう言うスサノオだった。
「ではそろそろ姿を出すとしようか」
「早く出て来るのだな」
 神代の声は強いものだった。
「そして俺達と戦うのだ」
「いいだろう。それでは」
 そのスサノオが出て来た。彼等の前に闇が浮かび出て来てそれが人間に似た形になりだ。オレンジ色のカブトムシを思わせる姿になってきていた。 
 その彼がだ。こう名乗ったのである。
「この世界ではキュリオスという」
「キュリオスか」
「それが貴様の今の名前か」
「その通り」
 スサノオはその姿で慶彦に対して答える。
「君達の世界ではオロチだったがな」
「今はその姿か」
「俺が以前戦った姿だ」
 天道はかつての戦いを思い出しながら述べる。
「ワーム達の主だからその名前だというのか」
「その通りだ」
「キュリオスというと」
 ふとだ。利光が言ってきた。
「ギリシア語で言う王だったかな」
「そうだ。つまりワーム達の王だ」
 まさにそうだとだ。天道は利光に対して述べた。
「この姿の時はそういう名前だ」
「それならまだ出て来るんですか」
 愛子は周囲を見回す。その白い空間の至る場所を。
「ワームやネイティブが」
「そう、出て来る」
 こう言うとだった。そこにだ。
 多くの彼等がだ。愛子達の周りに出て来た。それを見てだ。
 愛子は少し納得する顔になってだ。こう述べた。
「ううん、予想通りだけれど」
「嬉しくはないか」
「戦いばっかりで飽きてきましたから」
 それでだとだ。愛子は田所に話す。
「ですから」
「そうだな。しかしだ」
「これで最後ですよね」
「だから気合を入れることだ」
 田所はこう愛子に言うのだった。
「とりあえずはこれで最後だ」
「ええ、じゃあ」
 もうだ。愛子は己のそのセーラー服の召喚獣を出した。
 そうしてだ。ムッツリーニに対して言った。
「戦おうね、デュオで」
「むっ、俺と」
「そう。嫌とか?」
「それは」
 そう言われるとだ。ムッツリーニも返答に詰まった。だがそれは一瞬でだ。
 彼はだ。こう愛子に返した。
「背中は任せろ」
「いい台詞言うじゃない」
「少なくとも今は保健体育以外でも戦える」
 彼もそこまで学力があがっていたのだ。これまでのワーム達との戦いの中で。
「こうなったら最後の最後まで戦う」
「一緒にね」
 こう話してだった。彼等は互いに背中合わせになってだ。ワームに対する。それは他の面々も同じでだ。利光と美晴もワーム達に向かいながら話していた。
「ではいいな」
「ええ、このワーム達を倒しましょう」
「そして僕は吉井君を助けに」
「お姉様をお助けに!」
 彼等の煩悩は不滅だった。だが何はともあれだ。
 彼等も戦う。そしてそれは。
 
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