ヘタリア学園
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第千六百七十七話 ジェイソンはアンデッド
第千六百七十七話 ジェイソンはアンデッド
台湾はベトナムにアメリカのところに行こうと言いました。しかしそのベトナムは。
「ううん、まあそれなら」
「やっぱり戦争のことが」
「派手にやったからね」
このことを言うのです。あのアメリカに土をつけたたった一人の女の子、それがベトナムです。尚男でもそういう人はいませんしこの人は中国も、ついでにフランスも倒しています。
「何か言われないかな」
「大丈夫ですよ。アメリカさんとは今はお付き合いがありますよね」
「ええ、それはね」
「それなら大丈夫ですから」
こう言ってです。そのうえでベトナムを連れて行きました。するとです。
アメリカはホッケーマスクにチェーンソーという格好で出て来て二人を笑顔で歓迎するのでした。
「やあ、楽しんでいってくれよ」
「ほら、大丈夫ですね」
「そうね。案外ね」
「お菓子ならたっぷりあるぞ。コーヒーかレモンティーもあるしな」
絶対にミルクティーとは言わないアメリカです。何はともあれそのお菓子ですが。
青やオレンジのケーキです。イギリスや日本ならまず食べません。
しかし太平洋の女の子は違います。実に逞しいのです。それで。
「有り難うございます」
「それなら遠慮なく」
にこにことしてそのカラフルなケーキを食べていくのでした。太平洋でアメリカのケーキを食べないのはどうやら日本だけのようです。
第千六百七十七話 完
2010・10・26
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