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博士の挑戦状

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第二百五十八話

              第二百五十八話  野菜も食べる
 小田切君は結構な量の肉を食べてからキムチそれにナムルを食べた、白菜のキムチにもやしや菊菜のナムルだ。
 そうしたものを食べながらだ、小田切君は言った。
「お野菜も食べないと」
「人間はな」
「そうした身体だからね」
 ライゾウとタロはそれぞれ肉を食べつつ小田切君に応えた。
「だから小田切君もお野菜食べるね」
「キムチやナムルをな」
「そうだよ、栄養補給にもなって」
「口なおしにもなるよな」
「お野菜は」
「しかも辛いからね」
 キムチやナムルはというのだ。
「食欲をそそるんだよね」
「香辛料の辛さでな」
「そうなるね」
「だからいいんだ、そしてお肉を食べて」 
 白菜のキムチを食べつつ言った。
「飲むんだよ、キムチやナムルだってね」
「おつまみになるよな」
「お酒のね」
「うん、ただワインには今一つ合わないかな」
 キムチやナムルはというのだ。
「だからお肉を食べてからね」
「ワインを飲むな」
「そうしてるね」
「そうだよ」
 実際にというのだ。
「僕はね」
「うむ、野菜を食べると確かによいが」
 博士もキムチを食べつつ話す。
「キムチ等は肉にじゃ」
「物凄く合いますね」
「特に焼き肉にな」
「全くですね」
「だからどんどん食うのじゃ」
「実際に」
「そうじゃ、わしもそうしておるしな」
 今もキムチを食べつつ話す。
「小田切君もな」
「食べていきます」
「そうするのじゃ、そしてな」
 そのうえでというのだ。
「楽しむのじゃ」
「そうさせてもらいます」
「肉も野菜も食し」
「お酒も飲む」
「そうするのじゃ、そして最後はな」
「冷麺ですね」
「そちらの準備は出来ておる」
 博士は笑顔で話した、そのうえで今は焼肉等を食べた。気付けば肉もキムチ等も殆どなくなっていた。


第二百五十八話   完


                      2025・3・30 
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