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新ヘタリア学園

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第四千百六十話  イスラム帝国

第四千百六十話  イスラム帝国
 ローマはかつて自分の目の前に突如として現れた大帝国について日本の前に来てしみじみとして言いました。
「全く、ササン朝がなくなったと思ったらな」
「イスラム帝国が出来ていましたね」
「ああ、あれには驚いたな」
 日本にお話します。
「俺もな」
「私はあの時はです」
「こっちの話は殆ど知らなかったな」
「関りもです」
 それもというのです。
「正倉院に品が残っていますが」
「ほぼなかったな」
「お話もです」
「殆ど知らなかったか」
「はい、ですが急にでしたね」
「目の前に出て来てな」
「驚かれましたね」
 ローマに言いました。
「まだ貴方はおられて」
「ああ、それで今俺がいるのはな」
「魂ですね」
 その形で日本の前にいて一緒にお話をしています、尚ローマと日本の年齢はあまり変わらないという説があります。


第四千百六十話   完


                     2025・6・1
 
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